• ベストアンサー

技術士と一級建築士はどっちが難しいの?

私の会社には技術士をもっている人がいて、友人の会社は一級建築士を持っている人がいるようです。 はっきり言ってどちらの資格が難しいのでしょうか? 興味本位ですので暇なときに回答ください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#65504
noname#65504
回答No.7

#5,6です。 >これも業界が土木と建築に分かれていて、どちらとも他方より上にいたい(下になりたくない)と潜在的にも思っている人が多いということかもしれない・・・ 建築について説明すると諸外国ではアーキテクトとエンジニアは明確に分離されており、大学教育の時点で違う道を歩んでいます。 しかし、日本の建築士制度は建築設計を行うに対して必需の資格であり、日本は地震国である関係上耐震技術などの重要性が高く、建築士という資格は芸術性よりも技術的な性格を強くした資格となっています。 ただし、建築というのは芸術性も求まられることから、芸術性が技術士に比べれば比重が大きい資格であるといえます。 建築士というか建築家の中には技術者側面よりも、芸術家側面の方が強い人も多くいます。 大学教育においても芸術学部でも工学部同様建築士の受験資格が与えられるところもあります。 以上のように建築士という資格は技術系の資格としては特殊なものとなっています。 しかし、技術士法が作られたとき既に建築士制度はありましたので、建築は技術部門として除かれたのだと思います。 私自身はゼネコン経験者なのですが、身の回りを見ると引用させて頂いたような気持ちを持っている人が多くいることは、正しいと思います。 また建築士の中でも芸術的職務の傾向が強い意匠設計者から構造設計者や設備設計者が下請で仕事をすることが多い関係上いう、技術者を下に見る傾向が強い人も多くいるということを付け加えさせてただ来ます。 逆に技術士は、建築士のように職業を独占できる資格ではないため、受験者数が少なく、また建築士に比べて歴史も浅いため、建築士ほど知名度の高くなく、取得者数は少ないです(同様に博士号に比べても) そのため希少価値をもって上と見なす人もいるようです(なお、建築士有資格者は本来のその資格に対する需要に比べて多すぎて、資格の価値が低下している)。 このように近くて非なるものってライバル意識が強いというのは建築土木に限らず同様に存在すると思います。 なお、あくまでも個人的な資格に対してのイメージですが、建築士は運転免許に近いものがあります(難度は違いますが)。 自動車免許を持っている人を自動車運転の専門家といわないように、建築士の資格を持っていることイコール建築の専門家ではありません。 建築士の取得は建築設計・監理を行うためのスタートラインについたことを示す程度の資格(ライセンス)だと思っています。ちなみに運転免許証同様かなりの数のペーパー建築士がおります。 一方技術士は試験内容からいって、今まで行った業績に対しての1種の評価書であり、この点は論文に対する評価を行う博士号に近いものがあります(近いので技術士と博士号に比較はわりと耳にしますが、かなり異なる建築士と博士号の比較はあまり聞きません)。 >私が知りたかったのは、この程度のレベルで、技術士と一級建築士にはどっちに多く票が集まるだろうと言うことです。 ということでしたら、個人的には技術士の方が難しい資格だと思います。 建築士はその制度上、職業的独占権を有している関係上、資格取得者が0になったら、日本国内で建築の設計は行われないことになります。だから誰かに与える必要があります。 一方技術士は名称独占権はありますが、職業的独占権はないので(入札条件などで求められることはありますけど)、技術士という資格取得者がいなくとも、それを行える能力技術者がいれば、問題なく行えることになっています。 以上のように建築士は、建築設計及び監理を行う上で必要最低限必要な知識・技能を持っていることを確認して、許可を与えるための資格で、資格取得時点では技術者として最低限必要なラインをクリアしていることを示している程度ですが、技術士は「高等の専門的応用能力を必要とする事項」についての能力があることを示すための資格で、通常の専門能力がある程度では与えられない資格だからです。 ただし、私の身の回りでは、建築出身で建築士・技術士の両方を取った人はかなりいますが、土木出身で両方を取得した人はほとんどいないので、建築出身者にとっての技術士に比べて、土木出身者に取って建築士は敷居が高い資格なのかもしれません。 個人的には技術士の方が取得が難しい資格と思っていますが、このあたりの状況から劣等感が生まれて、技術士の方が上という見なしたいという心理が土木系の人に働いて、上と見なそうとしている傾向もあるように思います。 >本当はもっとゴシップ程度にどっちが上か聞きたかっただけなのですが・・ かなり前に聞いた噂話です、正しいかどうかわかりませんが(下手すると名義貸しに引っかかるかもしれないので今はこのようなことはしていないかもしれません)、定年退職後顧問などで勤めた場合の有資格に対しての報酬で、技術士7万、環境計量士3万、宅建1万、建築士0というのが相場だったそうです。 資格だけの稀少価値からいうと建築士は、技術士どころか誰でも受験できる宅建より低く、無価値に近い状況のようです。 ちなみに私が勤務していた会社の資格に対する給与制度でも技術士の方が上になっていました(ちなみに博士号は技術士と同じ扱い)。

greenyota
質問者

お礼

ありがとうございます。 技能資格に近い建築士と、考察を必要とする技術士というイメージを持ちました。 それに報酬や給与制度の例が加わると、技術士のほうがやはり上に感じます。 資格としては技術士のほうが上位になりますが、建築の分野の人のほうが両方とる人が多いというところで、建築分野の人のほうが土木分野より上位になる可能性があるとイメージしました。

その他の回答 (16)

noname#65504
noname#65504
回答No.6

#5です。 訂正です。 (誤) 技術士は現在1次試験(択一問題と論文)・2次試験の2段階とともに2段階になっていますが、技術士は2次試験が記述試験 (正) 技術士は現在1次試験(択一問題)・2次試験の2段階とともに2段階になっていますが、技術士は2次試験が記述試験(択一問題と論文) 1次試験と2次試験記述式の内容が間違っていました。 なお、建設会社などでは、土木工事・建築工事とも行いますので、両方の資格者がいますが、主に設計を行うのは土木設計は建設コンサルタント、建築設計は建築設計事務所です。 建設コンサルタントは登録制度がありますが、法律上登録が義務つけられたものではありませんが、建築設計事務所は業務として建築物の設計を行うには事務所登録が義務になっています。

greenyota
質問者

お礼

下の回答も含めてありがとうございました。 全体を通して、技術士のほうが難易度は高そうだけれども、格には甲乙はつけたくないという発言が多かったと思います。 本当はもっとゴシップ程度にどっちが上か聞きたかっただけなのですが・・ これも業界が土木と建築に分かれていて、どちらとも他方より上にいたい(下になりたくない)と潜在的にも思っている人が多いということかもしれない・・・

noname#65504
noname#65504
回答No.5

技術士は建築を除く工学全般の資格(建築士があるので建築部門はない)で、部門ごとに登録することになっていますが、実務上、この資格が求められるのは公共工事の多い、建設・環境業界だけですので、有資格者のほとんどが土木部門です。 資格の国際化で諸外国のエンジニア制度と共通資格として条件を満たせば、建築士・技術士とも認定していく方向ですので、資格としての優劣はない資格で、同格と考えてよいです。 但し資格取得の面で考えると、建設会社などでは両方の資格を取得する人もいますが、資格取得を目指して試験制度を考えると、技術士の方が取得しずらい資格であるといえます。理由は、 1)建築士は学科試験(択一問題)と製図の試験の2段階、技術士は現在1次試験(択一問題と論文)・2次試験の2段階とともに2段階になっていますが、技術士は2次試験が記述試験とその合格者だけが受けられる口頭試験になっていますので、試験回数からいうと技術士の方が難しい資格といえます。 2)学歴によって受験資格に必要な、実務経験が代わるのですが、一般に建築士よりも技術士の方が長い実務経験が必要なので、この点からも技術士の方が難度が高い資格といえると思います。 博士号と技術士・建築士の比較については、 科学技術一般に言いますが、科学と技術は別物と考えられています。科学部門の最高資格が博士号で、技術部門の最高資格が技術士(建築部門は建築士)ということですので、医者と弁護士が直接比較できないように、分野や制度自体が全く異なるので、比較することの意味はないと思います。

greenyota
質問者

補足

いろいろ勉強しましたので、ちょっと指摘させてください。 諸外国のエンジニア制度が両資格とも認定されるから同格と言うのは間違いだと思います。多分これはAPECエンジニアのことを指していると思いますが、APECエンジニアはあくまでもAPEC加盟国との相互認証であり、わが国では技術士と建築士が選ばれただけです。他国との技術格差を考えると、1級土木でも通用する程度のものです。したがって、国内における技術士と建築士の扱いが同格である理由にはなりません。 医者と弁護士を例に出して、比較する意味がないとおっしゃっていますが、技術士や一級建築士と医者を比べたら、ほとんどの人が医者が上と言うでしょう。 私が知りたかったのは、この程度のレベルで、技術士と一級建築士にはどっちに多く票が集まるだろうと言うことです。

  • setamaru
  • ベストアンサー率36% (224/611)
回答No.4

一級建築士でかつ建設部門技術士は、少数いますが、「鋼構造、コンクリート」科目のダブル資格者のほか、「都市および地方計画」(いわゆる都市計画)で取得されている知人がいます。

greenyota
質問者

お礼

回答ありがとうございます 皆さんのお話の内容から、結局どっちが上位なのかよくわかりませんでしたが、技術士をもっている人が「博士号より技術士のほうが上だ」と言っているのを聞いたことがあります。 そう考えると、やはり技術士のほうが建築士より上位にくるのでしょうね。

  • houng
  • ベストアンサー率25% (103/397)
回答No.3

一級建築士で技術士補です。(一応技術士受験予定) 技術士の建設部門はもっぱら土木系の資格で、建築の分野の人があえてとるとしたら建設部門の中でも11の専門科目の中の1つの鋼構造、コンクリートというものになります。 もともと目的が違う2つの資格の難易度を比べても、見る人によって答えが違うと思いますよ。(例えるなら、男と女どちらが優秀かみたいな。。) 建築の分野では正直なところ技術士はあまり重宝がられません。技術士になるには膨大な論文を纏め上げる技術が必要になり、一級建築士は法律や施工方法、製図の技術などが求められます。 私的には、一級建築士よりも技術士のほうが広範で上位資格に思えますが、技術士を持っていても建物の設計は出来ませんので建築の仕事の役には立ちません。

greenyota
質問者

お礼

回答ありがとうございます 目的が違う資格なのに、どうして二つとも持っている人がいるのか、必要とするのかが疑問です。 結局技術士のほうが勉強に時間がかかって、建築士より上位資格と考えていいのでしょうか・・

  • setamaru
  • ベストアンサー率36% (224/611)
回答No.2

 どちらの資格保持者の友人もいますが、基本的に比較対象ではなく、業務範囲も違いますから、本質的に難易度の比較はできないと思います。  なお、一級建築士は約30万人、技術士は約6万人です。  ただし一級建築士資格は、現在審議中でありまして、今後、資格体系が大幅に変わる見込みです。  技術士の建設部門または衛生工学が関連資格ですが、技術士の建設部門は土木の分野です。衛生工学は建築の設備を扱うことがあります。

参考URL:
http://www.engineer.or.jp/
greenyota
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 比べることは間違いと言うことはわかりました。 ただ、同じ公共事業に携わるにあたり、どっちがステイタス性が高いのかなと思っています。

  • neumann
  • ベストアンサー率39% (900/2303)
回答No.1

技術士は色々な分野がありますが、どの資格を持っているのでしょうか? ----技術士21部門---- 機械、船舶海洋、航空宇宙、電気電子、化学、繊維、金属、資源工学、建設、上下水道、衛生工学、農業、森林、水産、経営工学、情報工学、応用理学、生物工学、環境、原子力放射線、総合技術監査 --------------------- ただ一般的には技術士は国内最高峰の技術系資格(免許)と言われており、取得者数も建築士に比べてかなり少ないです。 建築士は建築学部を卒業して建設業界で働けば比較的取得できる資格ですが、技術士はかなり取得が難しい高度な資格です。 試験内容も学会で発表する論文のような内容もあり、技術的な問題だけでなく学術的に高度な内容となってます。

greenyota
質問者

補足

会社の人は建設部門です。その人曰く、技術士=建設部門と言っていいほど、建設業界では重要と聞いています。

関連するQ&A