「牢」の起源などについて
「殺人だとか、泥棒だとか、いわゆる悪いことをした奴を捕まえて牢に入れる」というのは、いつ頃始まったのだろうか???という疑問が湧き、とりあえず「牢・起源」で検索してみたのですが、はっきりわかりません。
伝馬町牢屋敷とか、出てくるし、テレビドラマなんかでも大岡越前などが登場するので、遅くとも江戸時代には、「悪いことをした奴を捕まえて牢に入れる」という体制はできていたのだろうなぁ???という気がしたのですが、「伝馬町牢屋敷」の解説では、
「江戸時代の刑法には現在の懲役や禁固に類する処罰が原則として存在せず、伝馬町牢屋敷は現代における刑務所というより、未決囚を収監し死刑囚を処断する拘置所に近い性質を持った施設である。
と記述されています。
質問は3点です。
1 「牢」というと黒田孝高を思い出してしまうのですが、あなたが知っている「牢」について、一番古いと思われるものを教えてください。「これも「牢」に該当するのではないか???」というものでも構いません。
2 「江戸時代の刑法には現在の懲役や禁固に類する処罰が原則として存在せず」とあるのですが、ということは、「悪いことをした奴を捕まえて罰を与えるための牢」というのは、明治になってからということなのでしょうか??? それとも江戸時代以前にも、「悪いことをした奴を捕まえて罰を与えるための牢」というのはあったのでしょうか???
3 「悪いことをした奴を捕まえて罰を与えるための牢」がなかった時代は、いわゆる「強い者勝ち、悪い者勝ち」の世界だったと理解してもよいのでしょうか???