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福祉施設や病院でのヘアカット
今、療養型医療施設という、いわゆる老人病院といわれるところで介護の仕事をしています。 利用者さんのヘアカットを外部の美容室の方に委託をしているのですが、そのカットの仕方があまりにずさんな、センスねーなー…、と素人の私でもあきれてしまうときがあります。 もちろん、もう寝たきりの期間が長く、ほぼ植物状態のような方の首を固定して上手にカットするのはけっこう難しいのだろうと思いますが。 バリカンで簡単に坊主刈りにしただけで2100円て…。 以前にも精神科の病院で介護をしていたのですが、そこでも外部の美容師さんに委託をしていて、 これまたセンスもなく、やりかたも雑で、みーんなおんなじ髪型でした。 たとえ精神を病んでても、高齢者で寝たきりであっても、もっとステキになりたいと思ってるんじゃないの?と思っています。 今時の、とまでは言いませんが、個々に似合う髪形をじっくり切ってもらう権利は、こういった自由の利かない方たちにも絶対あるはずなのに、 そういったサービスや機会が少ないんでしょうか? 施設や病院に入所している方たちって、みんなヘアカットってどうしてるんでしょうか?在宅で療養されてる方とか…。 また、理美容業界で働いてる方で、こういった施設や病院などで身体的に不自由な方に対してヘアカットの活動をされてる方、営業されてる方、いらっしゃったら、ご意見ください。 今後、このような分野でなにかできないかとも考えています。よろしくお願いします。
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昨今は美容のもつ効果が注目され、ケア現場でも取り入れているところが増えています。髪を整えたり、お化粧をしたりでかなり表情に変化がでますし、特に女性は「いい顔」をして下さいます。 また、「福祉美容学科」という介護福祉士と美容師を同時取得できる専門学校も出て来ています。 http://www.yamano.ac.jp/subject/subject_welfare.html 私の経験では、地元理髪士会のボランティア、美容専門学校の教員+学生のボランティアなどのお願いして出張カットに来て頂いたりしていましたし、訪問理髪専門の業者が施設に営業に来たりしていましたよ。 地域ごとにバラつきはありますが、全国的には様々な取りくみが行われていますので情報収集してみてはいかがでしょうか。 でも、まずは委託先の美容師さんと話をして、希望をしっかり伝えてみてはいかがでしょうか。確かに意思疎通が難しい方もいますので、その部分は介護者の援助が必須、でしょうね。
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安い店だと普通に行っても 「雑誌みたいな髪型はできないよ」っていわれますよね。 2100円じゃ無理なのかもしれませんね。 時間とかの問題じゃなくて。 そこまでセンスがないと時間かけても変になるでしょう? 私も施設で働いてたとき 「おい!私が切ったほうがましなのでは?」と思ったことが何度もあります。 でも、若くてセンスがあって、クリエイティブな美容師さんが施設を回って儲けも少ない非効率的な営業をしてくれるなんてありえないと思います。 きっと切る側もファッションでなくて 身だしなみ程度なのだと思います。 そのぐらいの値段で雑誌にでるぐらいの技術のあるカリスマ美容師なんて聞いたことないですもんね。 自分がカットしに行くんだってそんなとこ行きませんもんね。 でもご利用者さまはそれを選ばれたわけです。 権利はあると思うので、希望される方は お気に入りの美容師と直接コンタクトをとって(職員が代行してもいいし)ある程度の金額を出すなりして 出張してもらうしかないでしょうね・・・。 普通にじっくり切ってもらってナイスな髪型にしてもらおうとしたら4000円以上はするでしょう? パーマかけたら1万以上で。 逆にお金さえ出せば縮毛矯正やゆるパーマでも やってもらえると思いますよ。 ただ、ご利用者様が体のパーツにそこまでの価値を置いているかはわかりませんが・・・。 健康食品や健康グッズにはお金かけるけど服はどうでもいい、なんていう人もいますしね・・・。 若い人の価値だけでは計れないですよ。
お礼
ご助言ありがとうございます。 なかなかこういった分野には若い人は入ってこないんでしょうか…。 やはり今時の、バリバリとかっこいい髪型を創造していくことが理美容業界の花ですしね。 高齢社会に踏み込んでいますから、この分野も広がっていくことを望みます…。
私の勤務していた特養では、毎月1回、地元の理容業界の方が何名か来てくださり(ボランティアということですが、利用者一人当たり幾らかは払っています)カットをお願いしていました。自立され、お洒落に気を配っている利用者はまた別に美容院へ行かれる方もいらっしゃいますが...。 やはりtime-froshikiさんのおっしゃるようにこちらから特別な要望を言わない限り、みんな同じ髪型に仕上がっていました。 家族が頻繁に来られるところやご自分で意思疎通が出来る利用者は注文がつけられるのですが、それさえもままならない利用者は、私達介護職員が「もっと短くしてあげてください」「カリアゲしないでください」と、誰がどう見てもおかしい状況ってありますよね?そういった場合は注文をつけさせてもらいました。No.1の方がおっしゃるように私達が気遣ってあげるしかないのです。 「○○カット」「○○さん風の髪型」なんて細かいことはお願いできないにせよ、少しでも利用者本人に一番似合う髪形を代わって注文してあげてくださいね。
お礼
ご助言ありがとうございました。 No.1の方にも言われて感じたことですが、それまで私は一方的に、美容師さんのやり方だけに固執して疑問を抱いてばかりでしたが、こちらの対応の仕方も工夫して見直す必要があると感じています。 髪型って人間の各パーツの中でも、かなり重要な部分だと私は思っています。たとえ寝たきりでも。 みんな一様に同じ髪型、ってのが個性を無視してるようで…衛生面や利便性から考えると、坊主刈りが奨励されてしまうんでしょうかね…。 でも女性でも坊主刈りに近い人がいたんですよ?ヒドイです…。
- jyamamoto
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委託とはいえ、ビジネスでやっていることですから、カットされる側から要望すれば済むことではないでしょうか? 要は、何も注文がないから、過去の慣例どおりにしていることであって、本人あるいは家族等から希望を言えば、当然費用の範囲内で対応してくれることではないでしょうか・・・。 せっかく介護の立場で気づかれた「気配り」でしょうから、あなたの周りから試して見られたらいかがでしょうか? 次回のチャンスに、クライアントと美容師の間に立つて調整を試みられたらいかがでしょうか。
お礼
ご助言ありがとうございました。 そうですね…向うも限られた時間に何人も切らねばなりませんし、確かに何も言われなければやりようがない部分もあるかもしれないです。 美容師さんとこちらとのやりとりの方法が紙に書くだけ、という点も問題ですね。直接コミュニケーションを図る方法を考える必要があると感じました。
お礼
ご助言ありがとうございました。 まだまだ未開発の分野ではないかなと思っていますが、私の知識もまだまだ少ないので、色々情報を集めようと思います。