(再回答)
>もし、人為的CO2排出説が正しければ、温暖化で地球が滅びるようなこともなく、問題はあまり大きくありません。
すみませんが、正しくないことを正しいと仮定したため、この文自体は矛盾するところがあります。
次のように変えます。
>人為的CO2排出説について考えるならば、それによる温暖化で地球が滅びるようなこともなく、問題はあまり大きくありません。
これでも少し適切でないですが、言いたかったのは次のことです。
(1)人為的に排出されるCO2量が、大気・海洋の広さに比べて非常に少なく、その可能な総量も少なく限られていること。
(なお、議定書では、大気へ放出された人為的CO2の海洋への拡散吸収の割合が、物理化学の理論に反していて、最終的な大気中残留量が不当に桁違いに多く見積もられています。)
(2)真因のCO2では、悪循環の連鎖があり、自然に必然的に放出量は加速して増加するのですが、人為的CO2排出ではそのように必然的に加速するようなことはありません。
(1)と(2)の理由で、真因で考えられる温暖化の将来の破滅的事態に比べ、人為的排出が元で考えられる温暖化では大きな問題は起きないと言うことです。
>人為的CO2排出説は全く間違っています。
温暖化の原因は、直接的には大気中に増え続けているCO2です。
このことは全く正しいです。
問題はこのCO2がどこから来たか、その起源がどこかです。
議定書はその主要な起源を人為的排出だとしています。
しかし、真実は、そのほとんど100%、自然界が起源のもので、人為的CO2の排出分は桁違いに少ないのです。
議定書は、大気中に増え続けているCO2の主要な起源を人為的CO2排出だと、きちんとした科学的根拠もなく主張している訳で、それが全く間違っているのです。
間違っている理由、証拠は多くあります。
・大気中で増加するCO2濃度の観測データと人為的CO2排出は、次のような点で合いません。
整然とした指数関数性(過去200年のデータに現れている)、部分における直線性(年増量が一定)、(長期)エルニーニョ変動の関係、季節変動エルニーニョの関係、海中への拡散割合など。
(例えば、直線性(長期、季節変動エルニーニョの影響を除いたもので、最近は年増1.5ppmの一定)では、人為的CO2排出はそのように一定では決してありません。;また、2002年、2003年は、(長期)エルニーニョによりそれぞれ2.4ppm、2.3ppmの異常増です。これは、少し難しいですが人為的CO2を主要な起源とする考えと矛盾します。)
・過去の氷河期、間氷期(温暖期)の変動と現温暖化の関係を一貫して説明できません。
・人為的CO2排出説は「拡散」の物理過程なのですが、
第一に考えるべき、必須の「平衡」と言う物理過程が議論から排除されている。
(この点で、議定書(評価報告書)は学術論文としては全くの欠陥、失格です。)
なお、本当の起源、自然界が起源は、はっきり言って海洋なのです。
海洋からCO2が放出されていると考えれば、上に述べた問題点を全て矛盾なく説明できます。
お礼
再回答ありがとうございます。 とてもわかりやすくて勉強になりました。 いろんな数値が不当に桁違いに見積もられているとは知りませんでした。 ありがとうございました。