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もしマンションの権利書を盗まれたら
妻子と共に分譲マンションに住む40台半ばの男です。 この世知辛い世の中ですから、自己防衛等には、細心の注意を払っています。 その、リスク管理の中でふと、思いました。 仮に、盗難に入られたとします。 その際、マンションの権利書を盗まれたとします。 先々、どのようなリスクが起こりうるでしょうか。 また、その際の防御策としてはどのような手段がありますか。 一般知識としてご教示願います。
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不動産を処分する場合などの場合には、「本人確認」が重視されます。 その方法としては、本人しか持っていないはずの「実印」及び「印鑑証明書」を押印提出することによって行います。 また、一般に「権利証」等と称される「所有権に関する登記済証」は「その者が所有権を取得する登記を行った際に一度だけ『法務局が登記済の押印を行って所有権を取得した者に交付する』書面」ですので、その所有権を取得した者のみが所持しているはずの書面として、「所有権者であることの証明の一つ」として添付させることとなっています。 従って、権利証だけで何かができるということはありませんが、「何かをされるリスク」が高くなるということとなります。 なお、新不動産登記法施行(本年3月7日)に伴い、登記済証(権利証)作成制度は廃止されました。 但し現在は過渡期であり、実際には指定を受けた法務局より順次廃止されつつあります。 現時点では始まったばかりの制度であり、未だに旧法当時の「今では廃止された」内容を紹介しているサイトが多いのが現状です。 不動産登記についてはサイト記載内容を鵜呑みにせず、専門家である司法書士に確認するようにした方がいいでしょう。 さて、権利証を盗まれるリスクを排除したいのであれば、権利証自身を廃棄するという方法が考えられます。 現行法においては旧法当時に必要であった保証書による事前確認制度は廃止され(類似の制度が新設されていますが)、登記の代理を行う有資格者(司法書士等)による本人確認制度が新設されていますので、何かをする際には権利証を廃棄している旨を「事前に早めに」取引相手や登記を担当する司法書士に連絡しておくことで対処することが可能となります。
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- densha
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問題となるのは、個人情報の漏洩ですね。 まぁ、元々公的機関で販売されているのと同じ内容ですから、 現金を盗まれるよりも被害は少ないですね。 「家(土地)の権利書を渡して貰おうか」というTVドラマのセリフの影響があるのでしょうが、 簡単に売買・譲渡できないので安心です。 むしろ実印を盗まれる方が危険ですよ。 >その際の防御策としてはどのような手段がありますか。 信頼できる金融機関の根抵当があれば安心ですよ。 仮に、私がturumiさんの権利書と実印を盗んでも、抵当権者の同意なしに売買できません。 >リスク管理の中でふと、思いました。 実印と権利書を別々の銀行に保管しておくと完璧でしょうね。 年額数千円で貸金庫が借りられます。 抵当権が設定されていないのでしたら、銀行とか信頼できる方(兄弟とか奥さん)を設定すれば良いです。
お礼
ありがとうございます。 個人情報程度(それも大問題ですが)と聞いて、そんな感じなのか、と思いました。 何かの漫画かドラマとかで、読んだような気もするのですが、家の権利書を盗まれて、財産をなくす様な、そんな事はなさそうですね。 でも、大事なものは他にもありますし(仰っているように、実印とか)、銀行の貸金庫も今後、検討してみます。
- 6dou_rinne
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その権利書が詐欺に使われる可能性はありますね。 ただ、権利書だけではダメですから所有者には関係ないでしょう。
お礼
No.1様の回答とあわせて考えても、所有権には影響なさそうですね。 しかし、詐欺の手段として用いられるのは困りますが、それは個人情報、との観点でしょうか。 他にも、保険証とか、個人情報に拘るものはありますが、管理はキチンと行ったほうがいいですね。 ありがとうございました。
- kikiki99jp
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お礼
早速の回答、ありがとうございます。 また、有益なサイトのご紹介、とても嬉しく感じています。今後の参考にさせていただきます。
お礼
ありがとうございます。 これからは、新しい法律により、権利書は発行されなくなる、と言う事でしょうか。持たなくて良いものは持たないほうが身軽のような気もしますね。 権利書のみで不動産を失う事はないにせよ、『、「何かをされるリスク」が高くなる』と言うのは、気にもなります。しかし、実印、保険証など、より管理に配慮するべきものは他にもありますね。 この世知辛い世の中なので、自分があらゆる論理武装しておく必要も感じている、このごろです。