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「夜と霧」の描写について
「夜と霧」新版を以前から読みたいと思っているのですが、残虐な描写を読むのが大変ニガテなのでまだ読むことができずにいます。ブックレビューを読むと新版の方が軽いらしいですがそれでも残酷と書かれていて読むのが怖いです。 私は収容所の中で何が行われていたかでなく、著者が過酷な状況の中でどのように人間の尊厳と希望を見失わないでいたかに興味があるのです。 ちなみに「それでも人生にイエスという」は問題なく読めました。 読むのはやめておいた方がいいでしょうか? それか全部ではなく一部だけ読もうかとも思っているのですがどうでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。 私も、「夜と霧」を読みましたが、残酷な描写だなあ、と思ったものは無かったように思います。 確かに収容所の話なので、ユダヤ人にされた虐待の説明のような箇所はありますが、「夜と霧」は精神的な面の描写が主なので、残酷な描写が苦手な方でも大丈夫だと思います。 重いテーマではありますが、本当にいろいろ考えさせられる話なので是非読んでみてください(^^)/
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こんにちは お読みになることをお勧めします。 アウシュビッツほかの収容所にいた方の体験記などをいろいろ読んできていますが、この「夜と霧」はそういう意味では「めに見えて残虐な」という描写はありません。 残虐さは眼にみえるものだけではなく、「精神」に対する眼に見えない虐待もあるのだということを認識させてくれるものだと思います。 そしてそれが「収容所」という限られた場所ではなく、現代の社会にも存在するのではないかと考えさせてくれます。 活字というものは映像と違い無理やりあなたの頭に割り込んだりはしません。どうぞ、人生を考えるためにこの本を読んでみてください。
お礼
以前から読みたかったのでこれで安心して読めます。この本を読むことで自分の生き方を見つめたいと思っています。きっと深く考えさせられるのでしょうね。ありがとうございました。
- gabacho2005
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「夜と霧」 フランクル 著 池田香代子 訳 みすず書房 刊 そんなに残虐なシーンは出てきません。 素晴らしい本だと私は思っています。
お礼
私もきっとすばらしい本であると以前から思っていたので、早速読んでみます。ありがとうございました。
私の手元にあるのは旧訳のものです。 新訳は169ページ、旧訳は240ページ。 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9976343213 http://www.msz.co.jp/titles/00000_01999/ISBN4-622-00601-4.html このページ数の違いは解説文の長さの違いです。 旧訳はこの解説および資料の写真が収容所の悲惨さを克明にあらわしていて、かなりきついです。 私はとても全部を読むことが出来ませんでした。 新訳はここが省かれているはずです。 フランクルの本文には残酷な描写は少ないです。 悲惨な状況においても精神の自由、尊厳を奪われることなく、人間への信頼を失うことのなかった著者の姿勢には感動しました。 読後感はむしろさわやかです。 苦手な部分はとばせば良いのでは?
お礼
普通の人がその解説を読めないのであれば、私は絶対読めないでしょうね。新訳を読みます。詳しい違いのご解説ありがとうございました。
- d-drop
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こんばんは。 #1さんとおなじ。人間観察が冷静で穿っていて(著者は精神科医)とても得るところの多い本です。 ただ、写真頁は、はじめに見ないほうがいいかも。 お勧めです。
お礼
文章よりも写真の方が衝撃的ですので決して見ないようにしようと思います。ありがとうございました。
お礼
残酷なのは本当に怖くて読めないなので、精神的なものが主であると聞いて非常に安心しました。ありがとうございました。