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喪中にしてはいけないこと
こんにちは。 喪中にしてはいけない事といえば 1.年賀状のやりとり、年賀の挨拶、初詣 2.神前結婚式への参加(場合によって披露宴の参加) 3.その他、婚約、結婚などおおめでたい事? などくらいしか思いつかなかったのですが…。 最近、神社へのお参り、神社系のお祭参加もダメだと知りました。 実は、知らずに観光地の神社に行ってしまいました。(冷汗) それで、他にも何かありましたら教えてください。 また、 しめ縄や正月かざりしないほうが良いですか? 喪中は、一年間ですか? 神社系は年が明ければよいという人もいますが、本当でしょうか?
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「喪」というのは,先祖崇拝や先祖供養を説いた儒教に基づくもので,実の親が亡くなった時の服喪期間は,元々3年でした。儒教が色濃く残っている朝鮮半島では今もそうですね。金正日氏が朝鮮労働党総書記に就いたのは,実父の金日成主席の死から3年後でした。 日本では,「3年も喪に服されちゃ困っちゃうよ」ってことで,江戸時代に13ヶ月に縮められています。亡くなられた月を1ヶ月目と数えますから,No.3の方の回答にあるとおり,今年の1月に実の親が亡くなったのであれば,来年の1月末までが服喪期間となります。 服喪期間は,慶事を控えるというのが習わしですので,注連飾りなどはしないものです。 さて,申し上げましたとおり,「喪」は儒教に基づくものでして、神社神道では期間が異なります。 神社神道では,実の親が亡くなってから50日を忌服期間としています(仏教ですと49日です)。 神社神道では,死を穢れと捉えれていますから,忌服期間は神社へのお参り,神社の祭りへの参加はダメです。神社に祀られている神様が「あんた,忌中で穢れてるから来ちゃダメ。」と言っているわけですが,物理的に忌中の方が神社に来るのを排除できませんから,お参りする側が遠慮する習わしになっているのです。 よく「鳥居をくぐっちゃダメ」と言いますが,これは,鳥居をくぐらなければ良いという意味ではありません。 神社は,柵や植栽や構造物によって囲まれています。結界と呼ばれるもので,結界の内側は,神様の領域です。その神様の領域に出入りすることが許される所に鳥居があるわけで,「鳥居をくぐる」とは「神様の領域に入る」ということを意味します。ですので,鳥居をくぐらず脇から入るというのは,他人の家を訪問するのに,玄関から入らず,垣根の隙間から入るのと同じことです。 実の親が亡くなってから50日以上経過していれば,神社に詣でて良いので,お間違いなく。 また,浄土真宗・真宗には「忌」という概念がありませんから,浄土真宗・真宗の門徒さんであれば,喪に服することも忌服することもありませんので,喪中葉書も出されません。
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- nozomi500
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「神社系は」というより、神社系だけです。「喪中」だというのは。 神社では人の死を「ケガレ」だという思想ですから、ケガレを持った人がお参りにきては困るんですね。 戦前には国が思想統制して各家に「神棚」をまつるようにしたので、神社方式が国民的スタンダードでしたが、 もともと、仏教では「四十九日」が過ぎたら「忌あけ」です。 浄土真宗でははじめから「忌」はありません。 キリスト教も。 明治時代の「忌服令」では、親の場合の忌服機関が13ヶ月(1月になくなった人の子は翌年の1月まで) 兄弟とか孫とか、血縁が薄くなるに連れて機関が短縮してるのですが、 機械的に喪中葉書を出す人は、2月になくなった祖父母でも喪中にしてるみたいです。 プライベートな挨拶や年賀状はその人次第です。さびしくつつましく正月を過ごしたいか、にぎやかに過ごしたいか、自由です。(明治時代は「強制」でした) じゃあ、そんな人たちが本当に喪に服しているのか、というと、 正月は家でお笑い番組でバカ笑いしてたりするんですが・・ ちなみに私は親が死んでも、喪中葉書を出したことはありません。
お礼
>正月は家でお笑い番組でバカ笑いしてたりするんですが・・ そのとおりですね。 ただ、私の立場では…世間一般並みにしないと親戚、村などがうるさくてかないません。
- cuba2004
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私も喪中です。でも、(1)に書かれた事以外の遠慮すべき事項は無いと思っていますし、これまでも気にせず生きてきました!これって、ヒンシュクものですか? 生活する地域でも異なるでしょうし、出身地によっての暗黙ルールもあるのでしょうね。要は自分が気にならず、お相手も気にしないのであれば、どうって事、ないのでは? でも、「しきたり」に関してうるさい親戚の方がおいでになる場合は要注意ですから、むしろその方に教えを仰がれてはいかがでしょう。 お正月はとりあえず、心の中で祝い、しめ縄・正月飾・おせち料理をパスなされば最低限OKかと。 参拝している人々の背中に「喪中」とプリントしてあれば別ですが、今年は何事も無く、平安でありますようにと参拝なさる事は、むしろ、有意義ともいえましょう。 ただ、「喪中なので御遠慮させていただきます」は自分が華やいだ席に出席するには、心理的に耐えられそうも無い場合、生きてくる言葉だと思いますが、いかがでしょう。 今年は両親2人と叔父を亡くしました。淋しいお正月になりそうなので、元日にはお墓参りに行き、(遠隔地なので)温泉に一泊するつもりです。神社仏閣も歩きます。例年のお正月にかかる費用を流用しての計画です。
お礼
ありがとうございます。 >生活する地域でも異なるでしょうし、出身地によっての暗黙ルールもあるのでしょうね。 そうですね。元来の意味から外れて地域ごとのルールみたいなものがあるかもしれませんね。
- happy_shining
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鳥居をくぐってはいけないってききました! 神社とかへ行ってもOKだけど 鳥居はダメってききました。 あと正月のお飾りも 喪中のときはしませんでした。
お礼
ありがとうございます。 参考にします。
お礼
大変参考になりました。 儒教、神道、仏教でそれぞれが、死に対してそれぞれの考えがあるのですね。 その根本的な考えを知らず、世間並みの行動をしなくてはいけない事ばかりに気を取られていました。 >50日以上経過していれば,神社に詣でて良い 安心しました。