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量的緩和政策について
こんばんは。 量的緩和政策を現行している日本ですが、最近のニュースではその政策の解除時期を何時にするかが問題になっていますよね?これは、何が原因となっているのでしょうか? 2000年8月にゼロ金利対策を解除したときに不良債権問題が再発したときのように、今回の件でも解除後の事をよく考えているので慎重になっているのでしょうか? それともう一つ。日銀は民間の金融機関に一定の公定歩合を課してお金を貸し出すことで利益をだしているようですが、この量的緩和政策を解除しないと日銀の損失金額は増大する一方なのですか?この政策における日銀への影響がよくわかりません。 もし詳しい方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。
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- jyamamoto
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回答No.1
金融緩和政策の解除時期について先般話題になったのは、日銀の福井総裁と政府の「景気回復に関する見方」の相違です。 福井総裁は、景気回復は安定したとしてゼロ金利政策を解除することを示唆したわけですが、政府の見方はまだデフレ基調にあるから時期尚早であるとブレーキをかけようとしているということです。 日本銀行は、他の銀行のように営利企業として利益を上げることを目的としている銀行ではありません。 「日本銀行法」の元に設立された「中央銀行」で、銀行券(円)を発行する権限により通貨と金融を調整し、信用秩序を維持することを目的としています。 参考に、日本銀行の「定款」のサイトを紹介しておきます。 このことを根拠に、中川代議士は政府の政策と分離した金融政策はありえないと牽制したわけです。
お礼
丁寧でわかりやすい解説をしていただきありがとうございました。 リンク先も参考にさせていただきます。