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テープメディア
AV機器は長期間にわたり個人のソフト作成はビデオ・オーディオともにテープが主流でしたが、今は別媒体が登場し、ビデオはHDDやDVDに、オーディオもMD・CD-R・フラッシュメモリ・HDDなどに取って代わられつつあります。 で、 イ:記録できる媒体としては、テープがいち早く発達したのはなぜでしょうか? ロ:DAT・DCC・D-VHSなどテープでデジタル化されたメディアも出ましたが、いずれも大して普及しませんでした。 結局、将来敵にテープメディアは完全消滅するのでしょうか?
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大多数はソリッドになると思いますが 一部でしつこくテープ愛好家がテープを使いつづけるでしょう。 理由は「安心」だからです。 テープメディアはクラッシュの危険性が一番少ないのです。 CDやDVDのデータ面は紫外線で数年で崩壊します。 HDDは物理クラッシュが当たり前です。いつ起きるか判りません。 フラッシュ・スマートなどのIC/メモリも 静電気パルスなどで消えてしまいます。 大切なデータを長期間保存するには テープが歴史的にも一番安全で長く保存できることが この50年間の歴史が証明しています。 記録メディアの最初は円筒の蝋管へのアナログ音声記録から始まりました。 続いて円盤へのアナログ音声記録に変わります。 磁気記録が可能になったとき、ワイヤーによる記録が始まります。 ワイヤーをより使いやすくしたのが紙ベースのテープでした。 しかし耐久性の点で不安視されていたところに 新素材であるポリエステルの普及と安価化が始まり、 そこに磁性体を塗った今のテープの原点が生まれました。1950年代です。 そしてそのころの素材は今でも再生が可能です。 一部に磁性体の剥離などがありますが、 四塩化炭素溶液で磁化状態を可視化して貼り付け直せば復元出来ます。 HDDもメモリもすべてコンピュータが出来てから生まれたメディアです。 パソコンの無い時代での長時間記録はテープ… それ以外のメディアはまず考えられなかったでしょう。 ロの設問では、普及という定義が示されていません。 大衆化しなかったと言い換えれば「その通り」です。 磁気メディアにアナログで記録するものとデジタルで記録するものの 違いがあるにせよ、データの保存性ではテープが最高です。 データの読み出し書きこみが単純なことを逆手にとって、 ストレージメディアとしては最適な素材なのです。 デジタルならテープスピードを早くしても平気なので 巨大なリールで高速磁化記録させれば何TBでも入ります。 あとディスクメディアではMOが保存性が高いはずです。 熱磁気変位の密度を高めれば100年は持つと思います。
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- moriken34
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イ>高音質記録メディアは、磁気録音(テープ)しか無かった レコード盤は、再生に特化 ワイヤー録音が、原点で、磁気録音は認知されていた 磁性体塗布、テープベース素材、交流バイアス の発明、開発(材料が、手に入れやすく安価) 高音質記録が出来る(テープスピード次第) 多チャンネルが、やりやすい トランジスターの、発明後、小型化され、大ブレイク コンパクトカセットテープで、全盛時代に ロ>DAT、DCCは、メーカーエゴの生んだもの D-VHSは、テープの種類を増やし、価格を 下げなかった 現行では、デジタルでは最高のデータを、記録できる(次世代DVDが、普及するまでは) テープメディアは完全消滅 PC専門分野での、重要データ保存は、テープが主 ゼネラル分野では、消えていくでしょう オープンリール、カセットのように 最近のデジタルメデアは、安定性に、不安がある 圧縮の、弊害も ちなみに、HDDは、磁気記録です
お礼
テープを必要とする機会も結構あるようですね。 ありがとうございました。
- tatsu01
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普及についてですが、DATに関して言えば、コピーマネジメントもネックの一つだった気がします。サンプリング周波数48KHz 量子化16bitは、CDの上を行く音質です。無制限にコピーを作られたらたまらん、ということで孫コピー(コピーのコピー)は出来なくなりました。自分で音楽をやっている人には迷惑な話です。 ランダムアクセスが出来ない、というのもテープメディアの欠点ですね。
お礼
コピーですか…MDもコレがネックで普及しないかもといわれていました。初期はサンプリング周波数が44.1KHzではないソースは録音できませんでしたが、DCCは44.1KHz以外にも32KHzや48KHzが録音できる点も売りでしたが…MDにもコンバータ^-搭載機が当たり前になってセールスポイントも弱くなったのでは、テープメディアの弱点とあいまって売れないのもやむなしですね。 ありがとうございました。
- Yorkminster
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必要な部分はすでに他の方の回答で出そろっていると思いますので、少しばかり補足を。 デジタルのテープメディアが一般に普及しなかったのは、ディスクメディアの台頭に伴って、その不便さが顕著になったからでしょう。CDでは1秒程度で頭出しが可能ですが、DATでは延々と早送り/巻き戻しをしないと頭出しができません。 また、時代はFMのエアチェックやナマ録からレンタルCDへと急速に転換していき、あえて一般人が録音機材を購入する必然性が薄れたこともあるでしょう。 同様に、DCCはMDに見劣りする部分がありました。レンタルCDからのダビングには、小型で頭出しの早いMDが便利だったわけです。 D-VHSは、なんといってもS-VHSの画質がさほど不満を呈するほどのものではなく、ハイエンド機しか出なかったこともあって、価格的な問題が少なくなかったと思います。 加えて、ビデオデッキの利用形態がTV番組を残したいというよりは、これもレンタルビデオを見たいという需要に応える形だった点もあると思われます。当時は、まだデジタル放送やハイビジョン放送自体が黎明期で、今ほど専門チャンネルが普及していなかったこともあるでしょう。 ディスクメディアの利点はランダムアクセスの高速性(単純にいえば頭出しが早いということ)にありますが、HDDに代表されるように、ある日突然、なんの予兆もなくクラッシュすることがあります。いうまでもなく、衝撃への「弱さ」は記録媒体としては画期的なほどです。 CD-Rは、保管状態にもよりますが、最大でも10年程度と覚悟する必要があると思います。CD-RWはデータ保存用としては、さらに信頼性が低くなります。 フラッシュメモリは、おおよそ10万回の書換えが限度といわれているようです(1日30回の書換えで10年間ではありますが、一度焼いたら保管するだけのCD-Rと異なり、温度変化などが大きいため、実際には半分くらいになると思います)。 そのような事情があり、メーンフレームやオンラインシステムのデータバックアップ用にはテープメディアが多用されていると聞きます。 ディスクメディアは、確かに高速に読み書きできますが、高速であればあるほど、バックアップを要求される間隔も短くなったように思います。
お礼
ありがとうございました。 今後は、メディアの寿命も延ばして欲しいですね。
- char2nd
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イ:構造が簡単だったからでしょう。記録・再生が出きるメディアで、民生用に転換しやすく、コストもそれほどかかりません。 ディスクタイプの磁気メディアというとFDなどがありますが、当時の製品はそれほど容量が大きくなかったので、音楽等には使えなかったことが大きいと思います。テープなら長さを長くすれば、物理的にはいくらでも容量を増やすことが出来ます。 ロ:DATは企業などでバックアップを取るのに使うところがあります。記録・再生に時間はかかりますが、CD/DVDなどと違って、一部が破損してもすべてのデータが失われれることが無いので、恒久的な保存には向いているのだそうです。光学メディアの耐久性は、物によっては5~10年程度が限界といわれています。
お礼
ありがとうございました。 寿命ではディスクもまだまだ完成ではないようですね。 ならば今後はメディアも長寿を目指して欲しいですが…
お礼
ありがとうございました。 でもそれならVHSをDVDに移し変えることがブームとなっているみたいですが、VHSテープのままにしておくほうが長持ちするみたいですね。