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日本の自動車産業

日本の自動車産業が、アメリカでの現地生産をすることになったのか知りたいです。

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  • mn214
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回答No.2

かなり以前から日本製自動車は輸出されていたのですが、当時は日本製品というと“安かろう、悪かろう”というイメージがあり、実際にその程度の製品だったのでアメリカでもたいして売れずに問題にはなっていませんでした。 次第に日本製品の品質が優秀になり、1980年代になると日本製自動車は“安くて壊れ難い”という理由からアメリカで大きな人気を得るようになり、徐々にアメリカの車メーカーのシェアを脅かすような勢いで販売されるようになりました。 そこで当時のアメリカのビッグ3(GM、フォード、クライスラー)と云われる車メーカーは米国政府を巻き込んで日本製輸入車に対してこれ以上多く販売しないように圧力を掛けました。 アメリカ車メーカーに働く労働者も日本車を皆で叩き壊すなどのパフォーマンスを行って、日本車がこれ以上販売されると自分達の仕事が無くなり、アメリカのメーカーが潰れてしまうと主張して消費者に日本車反対を訴えたのです。 こうしたアメリカ車メーカーの経営者、労働者たちの運動により米政府が日本に圧力を掛けたのが当時の“日米自動車摩擦”と言われる状況です。 この対応策として日本車メーカーは対米輸出を自分達で制限してこれ以上シェアを伸ばさないように自粛するとともに、輸出でなくアメリカで生産してアメリカ製の日本車とすればアメリカ人労働者を雇用することになり米政府は問題としなくなると判断してアメリカ現地生産を始めたものです。 現在は多くの日本車メーカーが部品から現地生産しており、現地の労働者を多く雇用しているので現地では歓迎されており、こういう車に関してはアメリカ製として認識されているので、当時のような自動車摩擦には発展しないと思われています。

mt103
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございます。 アメリカ車のシェアを日本車メーカーが奪っていったので、貿易摩擦へと発展したんですね。

その他の回答 (1)

  • itsgoo
  • ベストアンサー率26% (13/49)
回答No.1

日米貿易摩擦にはじまり、プラザ合意による円高もあります。その上で自動車社会アメリカで販売を伸ばすことです。ホンダが有名ですね。

mt103
質問者

お礼

なるほど~そうですか!ありがとうございます。

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