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大型トラックのシフトパターンについて
単なる興味本位の質問なのですが… 先日、本屋でトラック入門?(ちょっとうろ覚え)という本を立ち読みしてたら、大型トラックの場合は、7速8速は当たり前、12速や16速というのも珍しくない、とありました。 そのような多段ミッションの場合、シフトパターンはいったいどのようになっているのでしょうか? 例えば7速の場合は、次のようになっているのかな? 1 3 5 7 ││││ ├N N┤ ││││ 2 4 6 R こういうパターンで、例えば5速に入れようとして間違って3速に入る、というようなことはないんでしょうか? 1-3と5-7の間がスプリングで戻るようになっていて、3-5の間はフリーに動くのかな? これなら手の感覚だけで判断できそうですよね。 12速や16速というと、さすがにこの方式では無理そうですね。High/Low の副変速機がついていて、6速×2とか8速×2になってるんでしょうか? トラックドライバーの方、または有識者の方、よろしくお願いします。
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12速などの非常に多くの段数を有する変速機を備えた車両は副変速機との組み合わせで実現されています。これらの車両は日本国内ではごく特殊な用途にしか用いられていませんので、通常では公道上で見かけることはあまりないでしょう。アメリカなどの非常に長距離を走るトラックでは車両重量に対してエンジンのパワーが小さいため、そのよう変速段数の多い変速機が使用されます。また、十年くらい前からそのような多段の変速機を用いた車両では、直接シフトレバーとトランスミッションが機械的につながっておらず、シフトレバーは単なるスイッチ(ジョイスティックのような)であり、制御用のコンピューターを介し主変速機、副変速機を空気圧で動作するアクチュエーターで連動し操作するものが多いようです。このような機構を備えたものでは、シフトレバーは単に前後に動くだけの動作しかせず、操作のつどシフトアップないしはシフトダウンを行うものもあります。 上記のリモコン式のシフト機構はシフトレバーの位置とトランスミッションの位置が離れているバスなどでは、5ないしは6速程度の変速機構でも多用されています。これは機械的なリンクで接続するとその長さが非常に長くなり、遊びが大きくなる・操作が重くなるなどの不都合が出るためです。
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- asachan
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大型トラックの運ちゃんです。 私のトラックのシフトレバーは六段までです。 七段あるトラックの方が多いのですが、これは高速 道路における意味合いが多いです。 さて、本題の12速や16速も珍しくないというこ とですが、これはどういうことかと言いますと、 シフトレバーそのものは、六速もしくは七速しかな いが、その他にHIとLOの切り替えレバーのあるもの があり、結果としてそういった段数になるのです。 これはトラックでも、重量物を引っ張るトレーラー のヘッド、つまりトラクターに見られます。 シフトのし方は、LOの1速からHIの1速、LOの2速 からHIの2速という具合です。
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ご回答ありがとうございます。 やはり、7速や8速ともなると高速走行用なんですね。 市街地のゴーストップで一々そんなにシフトしてたら疲れそうですからね。 副変速機付きの場合、やはりご回答のように毎回 High/Low を切替えながらシフトアップしていくのでしょうか?素人目にはいかにも面倒そうですが… 乗用車などと違って、各ギヤでの守備範囲がごく狭いということなんでしょうね、きっと。
- yan2014
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かなり昔になりますが、私もいろいろな大型車を運転しました。 ご質問のようなシフトパターンだと、3速で発進するつもりが5速で・・・、有りましたよ。空荷でしたのでそのまま発進していったり、あの車モタモタしているななんて思われたでしょうね。(^^ 運転していて隣町に入る頃には、シフトにもその車のクセにもある程度慣れましたが・・・。 何せ昔のことで、エンジンの回転を高めてからシフトアップした方が入り易い車、逆に高くするとシフトアップしにくい車、いろいろ有りました。 車のクセをつかんだ頃は運転終了でした。(^0^) 変速数は私の運転した車では6速が最高でした。パターンはメーカーによって違うと思います。 ご質問の最後の変速数の多い物は、ご質問のとおりだと思います。 ミッションの中にギアを数多く組み込むより、High/Low の副変速機を付ける方がコスト的・機構的に有利ですから。
お礼
ご回答ありがとうございます。 多段ミッションの場合は、やはり副変速機なんですね。でも、こういう車を運転する時は、12速なり16速なりを1段ずつシフトしていくんでしょうか?だとしたら大変ですよね。まあ、普通は適当に間引いてシフトしてるんだろうとは思いますが… 私も一度、こういう車を運転してみたいものです。
- kimgwa
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元大型トラックの運転手です。 私が経験しているのは6速までです。 でも、今は違うのかもしれませんね。 10何速もあるものは、外国車では聞いたことがありましたが日本車では知りませんでした。これはきっと副変速機があるのでしょう。 なお、シフトパターンはお書きになっているのに近いです。Nは1箇所(1点)だけで、横にはフリーで動きます。 ただし、メーカーによって少しずつ違いがあり、1番左上にR、その下が1速になる場合もあります。 たいていはRに入れる場合は、少し力をいれてグッとシフトするか、シフトレバー自体を(下に)押すことようになっています。 トラックはよっぽど荷物をたくさん積んでいない限りは、ディーゼルでしかもトルクが太いので1速発進はしません。たいていは2速か、或いは面倒なときは3速で出るときもあります。 ですから、通常よく使う、2・3・4・5速がシフトの真ん中辺り(ご質問の絵ですと3・4・5・6の位置)に来ていて、この4速分でほとんど用が済みます。 変速間違いは慣れないうちはやらかすこともありますが、全くNの状態からは上下に動かすだけでは、どのシフトにも入らないようになっているので、例えば発進の2速なら「ちょっと左上」にシフトレバーを持っていく感じです。 慣れれば問題ありません。 なお、余談ですが、最近の車は「エアーシフト」といって、変速するときに軽い力でスッと入る優れモノがあります。 交差点などで大型車が発進する(=ギアを入れる)ときに「シュッ、チャ」(表現がムズカシイ…)と音がするのが聞こえたら、エアシフト車です。 長いシフトレバーでゴキッとかグリッと力を込めて変速しなければいけなかった昔の車とは比べモノにならないほど快適です。 これまで書いたことは新型の路線バス(5速車が多いですが…)や高速バスに乗ると見ることができますし、大型車のカタログでも大体分かりますよ。 ご参考までにどうぞ。
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ご回答ありがとうございます。 > 全くNの状態からは上下に動かすだけでは、どのシフトにも入らないようになっているので、例えば発進の2速なら「ちょっと左上」にシフトレバーを持っていく感じです。 そうなんですか。これは、乗用車しか運転したことのない人には難しそうですね。慣れれば手が覚えてどうってことないのでしょうが… エアーシフトというのも、初めて知りました。最近の高速バスなんかは、シフトレバーが異様に短く、よくあれで力が入るな~と思って見ていたのですが、リモコンだったんですね。また一つ知識が増えました。
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ご回答ありがとうございます。 > 直接シフトレバーとトランスミッションが機械的につながっておらず、シフトレバーは単なるスイッチ(ジョイスティックのような)であり、… う~ん、トラックの世界も最近は進歩してるんですねぇ。 シフトレバーが前後にしか動かないということは、シーケンシャルなアップダウンしかできないということなんでしょうか? 例えば16速で巡航していて信号で止まったような場合、どうやって1速や2速に戻すのかな? バイクのようにガシャガシャガシャガシャ…? まさかねー。止まれば勝手に、1速なり2速なりにリセットしてくれるんでしょうか?興味があります。