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ニーチェの書籍はどれを選ぶべきか

図書館でその著作を借りるうちにフリードリヒ・ニーチェが好きになり、書籍をそろえようと思ったのですが、翻訳が入るという性質上、どれを選ぶかで迷ってます。 予算の問題などからとりあえず『曙光』以降を購入しようと思ってます。 今の時点では、借りて読んでいたのが『ちくま学芸文庫』なので、それにしようと思っていますが、他によい選択肢があれば教えてください。お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • ZeroFight
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回答No.2

筑摩版は理想社版の全集を文庫にしたもので、はっきり言って、一昔前の全集を底本にしています。『権力への意志』などの没後出版が入っていますが、没後出版は、戦後の研究で、妹がニーチェの意志とは無関係に、ナチスに迎合するように、遺稿を切り貼りしたものであることが判明し、学問的に否定されています。現行の全集では、遺稿は年代順に、断片のまま、収録しています。それを訳したのが、白水社版の全集です。 ニーチェの雰囲気を楽しみたいだけなら、筑摩版もいいでしょう。しかし、本気で勉強するつもりなら、白水社版以外に選択肢はありません。

tobita
質問者

お礼

お答えいただきありがとうございます。 仰ることは漠然とは理解しておりました。筑摩版の翻訳の年代が古く思えることや『権力への意志』を非常に興味深いと感じる一方、ニーチェ以外の者の手で改竄された可能性があることは、まさに不安要素の大きなものでした。 今の状態を仔細に説明させてもらいますと、『人間的あまりに人間的な』から『道徳の系譜』までを出版社などは気にせず読み終え、今筑摩版『権力への意志・上』を読んでいる途中で購入を決意しました。全てをそろえることは無理だったので、二期と呼ばれるものを中心に購入しようと思いました。 それで、白水社板のことを自分なりに少し検索してみましたが、つまり筑摩版で『権力への意志』にまとめられているものが、白水社版では『遺された断想』にニーチェ自身のテキストで全ておさめられているということでよろしいでしょうか? 再び考えましたところ、白水社版全集の第1期第10巻、第2期1~4巻、著作で言えば、『華やぐ知慧』以降のニーチェ自身が遺した著作全てを購入し、『遺された断想』については図書館で借りるなどして内容を知り、気に入ったものがあれば購入を考えようと思います。それと実際に購入する手段ですが、近くの本屋などでは難しいと思われるためネットで購入しようと思うのですが、どのサイトを利用するのがよいか助言いただけると幸いです。

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その他の回答 (2)

  • ZeroFight
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回答No.3

2です。 白水社版は、第二期も、ぼちぼち品切が出始めているので、バラ売りで欲しい巻だけ買うのは、今が最後のチャンスです。来年の前半くらいまでに買うようにした方がいいでしょう。理想社版は古本屋によくありますが、白水社版はあまり見かけません。将来、増刷されたとしても、500セット限定とか、揃いでないと売らないというような形だろうと思います。 白水社版は、取り寄せになりますから、どこで買っても時間がかかるでしょう。

tobita
質問者

お礼

再度お答えいただきありがとうございます。 それでは購入を始めていきたいと思います。 丁寧な回答、本当にありがとうございました。

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回答No.1

こんにちわ。ニーチェをお読みになるならやはり”ツァラトストラ”なのでしょうが、私のおすすめは ”この人を見よ”です。彼の絶筆であり、彼の思想の集大成だとおもいます。

tobita
質問者

補足

すみません、何を買うかではなくて、どの出版社を選ぶか、です。「『曙光』以降の「全て」を購入するにあたって、どの出版社を選べばよいか」です。わかりにくくてすみませんでした。

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