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学術書の電子化が進まない理由
一部の人しか利用できないスパコン開発に税金をかけるよりも、電子化した学術書を集めた電子図書館を構築する方が有意義な気がするのですが、計画すらも聞こえてきません。どのような問題があるのでしょうか。 考えているのは、著作権、将来にわたっての互換性、フォントの少なさや特殊な表記などの統一、低価格化による出版社の反対、電子書籍への書き込みが不可能もしくは不便、保存やインフラ構築の為の予算などです。ただこれらを解決しても進展しそうにない気がするので書き込みました。
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お礼
ネットも始めは大学間でのみで使用可能で、商用利用はそのあとでしたよね。電子書籍も同じように大学内のみ、といった制限をかけるのもありだと思ってます。 ミュージアム構想は大学のみならず、国立図書館でも進められているそうです。問題は下にも書いたように紙をオリジナルとするならば、電子化をする際にいかにオリジナルに近づけるか、ということでしょう。今のところはマイクロフィルムを使い高いコストをかけて解決しているようです。それでも著作権のからみで了承を得るのが大変なのだそうです。とりわけ詩などの著者の多く存在する著作で手間がかかるようですね。 電子ジャーナルは便利ですね。私もネイチャーはよく読みます。ただ学会や分野別に乱立しているのが気がかりなんです。概要は検索をすれば読めるんですが、全文を読もうとなると手続きが大変で。学会に所属していないと読めないこともありますし。専門の分野ではあたりまえのことでも、他の分野では意外なことってありますよね。そろそろコラボレーションを考えてもいいのではないかと思っています。 このあいだ無料の電子雑誌「Manyo」が創刊されました。 http://www.man-yo.com/index.php これを見てみると紙とWebとの良いところが合わさっていて完成度も高いです。データ容量も大きいので制約が少ない状態で制作されたのでしょう。動画も表示できますし、解像度が低いPC上で表現するために文字を大きくとる必要から行数が少なくなってますが、それも上下にリンクで移動できるようにすることで解決しています。こういった動的な作りはWebならではですね。広告もWebと違って邪魔にそれほど感じませんし。 悪いところといえばデータが重すぎること。本を作る際のデータが大きいので、ある程度は予想してましたが。ですが回線が太いわりに流すコンテンツがないと嘆いていた業界にとっては打ってつけではないでしょうか。
補足
EU版デジタル図書館の計画を発表しました。 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/10/03/9331.html シミュラークルが氾濫している現在においての著作権のあり方も考える必要がありそうですね。