司書の求人はとても少なく、また、求職者も多いため大変な倍率になっています。
勤め始めたら辞める人が少ないという点では、魅力的な仕事ですね。
ですから、司書になれたらラッキーくらいの気持ちで他の職業も視野に入れることをお勧めします。
公立図書館の司書は配置人数が少なく、仕事の多くを無資格のパートで賄っています。
学校の司書教諭の方が求人は多いでしょう。
最近は学校図書館の充実が進められています。
司書と司書教諭、両方持っていれば専属司書として採用される可能性も高くなるでしょう。
司書教諭は大学で教職の単位も取らなければならず、大変ですが。
司書の資格は、大学での講習を受ければ学生・社会人どちらでも取得可能です。
通年開講している大学は少なく、教育大等で夏休みに1~2ヶ月の集中講義として開催されることが多いので、学生のうちの方が取りやすいでしょう。
給料はまちまちですね。
公立図書館の司書は公務員並みで、決して高給ではありません。
国会図書館長は飛び抜けて高いみたいですけど、それ以外は民間企業よりは安いと思った方が良いでしょう。
よく、就職については自己分析が大切だと言われます。
妹さんが司書になりたいと仰るのは、司書のどんなところに魅力を感じているのか?を書き出して突き詰めて考えてください。
他業種でも司書に通じる仕事が見つかるはずです。
例えば、「本に囲まれて仕事をしたい」→本屋は?出版社は?
「いい本を人に勧めたい」→人にモノを勧める仕事は?
「本を使った教育をしたい」→教師、市役所職員として企画をする。
などなど。
可能性が広がると思います。
お礼
回答ありがとうございます。 司書教諭というものがあるんですか。始めて知りました。まだ、何もわからない私にとって、とても勉強になりました。 妹のなりたい職業はできるだけ叶えてあげたいのです。 これから、司書についてもっと勉強したいと思います。 協力していただきありがとうございました。