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文系から理系の大学へ
私は現在私立文系の大学に通っている三年生です。 大学では英語を専攻したのですが理系に行けば良かったと後悔しています。理系の中でも化学に興味があります。そこで化学の分野である1)無機化学2)分析化学 3)物理化学4)有機化学5)生物化学を調べたのですがよく分からないのでそれぞれどのようなことをするのか分かりやすく教えて頂けないでしょうか。親に相談したところ、もし本当にやりたいのであれば入り直しても良いと言っています。しかし化学の場合、薬品火傷の心配があり(隣の家に住んでいる方が大学の理工の教授の方で薬品火傷で顔に傷があるのをみて)、不安です。実際実験で薬品を扱ったりする上で、またはその他で危険なことは多いのでしょうか?また私は数BCIII、化学IIB、物理IIBを全く習っていません。もし本当に勉強を始めるとしたら相当な覚悟が必要なのは現在理系の大学を目指している高3の弟を見ているので重々承知しています。しかしやはり独学は厳しいでしょうか?経済的な面で予備校に行くとしたら最低限に抑えたいと思っています。今年全単位取ることができたら来年はゼミのみなので少しは勉強の時間を取ることができます。来年を含め三年程勉強したら大学に入る事は可能ですか?出来れば私立難関校、もしくは中堅の国公立に行きたいのですが…。今の大学は卒業したいので編入は考えていません。私は早生まれで浪人をしていないので、もし23歳で大学に入れたとして大学院を卒業するころには28歳になってしまいますが、就職をする際やはり不利になってしまうのでしょうか?あとやはり年の差は気になるものなのでしょうか。私は気にしないと思うのですが、客観的に見てどうですか?もし入れたとして自分1人だけでも頑張るという気持ちを持っていても精神的に辛くなりそうです。これは意志が弱いということなのでしょうか…??長くなって申し訳ありません。ご回答よろしくお願い致します。
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一時期の私を見ているようでしたので(私は逆に文系に行きたかったのですが)、他人事とは思えず寄らせていただきました。 私は某国立大の化学系学科に籍を置くものです。化学に興味がおありとのこと、嬉しい限りです。色々お調べいただいているようですが、専攻分野に関して言わせていただくとあまりこだわり過ぎない方がいいと思われます。私自身入学時は人工臓器に興味があり(これが決め手となって今の大学に入ったのですが・・・)、再生医学系に進もうと考えていたのですが、今ではかなり興味がズレ、どちらかというと物理化学の方に流れています。実際にはそんなものです。想像と現実は(悪い意味ではなく)異なります。視野を広くもたれることをすすめます。 化学実験についてですが、危険がないとはいえません。私自身、亜硫酸ガス(確か亜硫酸だったと思います)を吸い込んで呼吸がしづらくなったという経験がありますが、この程度は居酒屋の肴です。最悪では本当に死にかけたとか失明したなどという話も聞いていますが、それほど身を引く必要はないと思います。どこの大学でもそんな危険な場面はそうはないでしょう。毎日危険なことだらけだとしたら化学専攻の学生がいなくなってしまいます。 また、入試についてですがお話を見る限り国立の方がいいのではないかと思います。中堅国立なら数IIIがいらないところもありますし、うまく分野があえば二次には筆記試験無しというところもあります。何よりセンターの比率が高い場合が多々あります。失礼な話ですが年齢を考えると入学は一年でも早いほうがいいと思いますので、上のようなことを書かせていただきました。 就職についてですが、そう悲観しなくてもいいと思います。私の知っている先輩の話で、彼は留年をしていて博士を出たのは32、3でしたが、超大手に就職しました。そういう例もありますし、学部を7,8年で卒業していく人も少数いますが就職は決まっています。aqua777さんの場合、文系の学士も持って28歳なわけですから、少なくともなんとなくで留年した方よりははるかに有利なはずです。また、年の差ですがあまり気にされる必要はないと思います。性格もあるのかもしれませんが、気を使って接している様子はあまり見られません。 最後に、月並みですが頑張って下さい。化学には化学のよさがあります。いつか学会などで知らないうちに合えたりすると素敵ですね。
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旧帝大農学部系博士課程修了し、訳あって薬学部に在学中の者です。 まず化学の分野ですが、分野によって大きく差があり、大学ではほとんど有機化学や生物化学の人気が高いです。有機化学は言うまでもなく生活に使う石油製品の開発、新しい素材の開発など最先端の研究を行っています。生物化学は、私が出た農学部では全くの基礎科目であり、理系の生物系進学者は必ず勉強し、生体のエネルギー代謝などから光合成、遺伝子工学の基礎などなどを勉強します。 次に、火傷などの怪我ですが、全く心配はないとは言えませんが、心配することもありません。ただし、大学に入るとき、必ず怪我の保険に入らされます。私の場合、割れたガラスで手に1.5cm程度の切り傷を作り、結構出血もしましたが、2日後には実験を再開していました。 次に、大学を卒業した後に再度勉強されるのなら、編入試験をお勧めします。合格すれば2~3年生に入れますので、一般教養をもう一度する必要がなくなります。 さて、私が言いたいのはここからです。質問者様の年齢を見て、大学院(修士課程)まで出ると28歳になるとのことですが、就職はかなり厳しいと思います。男女差別をするつもりはありませんが、どうしても雇う側の意見でいえば、女性の場合は年齢的に若い方が有利です。残念ながら学歴を積まれたとしても、公務員などをのぞき、普通の就職先をねらう限りはほぼ無理かと思われます。 ただ、あまりお勧めはしませんが、理系の化学系といえば、薬学部があります。次から6年間制になりますので、質問者様が学部卒で28歳になってしまいますが、免許の取れない学部を卒業されるより非常に有利です。終身有効な資格が取れますし、給料もOL職の1.5~2倍はもらえます。今、私の所属する大学は、私を含め薬剤部在籍者の約10%の人が社会人などから受験した人です。今年から6年制になりますので、人気がかなり下がり、有名大学でも受験しやすいなどの利点もあります。 長くなりましたので、もし興味があれば再度お答えします。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。 有機化学と生物化学が人気なんですね。私も有機化学の方面に興味があります。 編入試験なんですが入れたとしても、授業についていかれるか不安で。。。 就職はやはり厳しいですか…。薬学部は6年制になると経済的に負担が大きいので迷っています。確かに長い目で見ると資格がとれるのが利点ですよね。考えてみます。 また質問や疑問点が出てくると思いますのでその時はぜひまたよろしくお願い致します。 回答本当にありがとうございました。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。 視野を広く持つように意識していきたいと思います。 入試についてですがやはり中堅国公立が一番良いですよね。もっと調べていろいろ考えてみます。 就職に関しても少し安心しました。 ご丁寧なアドバイス本当にありがとうございました。