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水不足の解消
川の水の有効な利用手段を考えています。 どんなことでもいいので書いてください。 また、水不足で困ったことのある方、地域の情報をください。
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川の水を使うことは、実は非常に難しいことをご存知の上での質問でしょうか。 漁業権、水利権、管轄省庁の許認可、営農組合の許認可、集落の同意など、使うまでのハードルは非常に高いのが現状です。 現状の問題点を無視した形でよければ回答します。 我が家の場合、川からたんぼへの用水路を使って、池に水を引いています。 生活廃水があまり入っていない川の水なのでかなりきれいです。 用途としては 1.自家栽培のキノコへの散水 2.夏季の地面からの輻射熱防除のための打ち水 3.夏季の屋根の熱を除去するための散水 4.その他屋外で使う水はすべてこの水を使っています。 特に、2.と3.の夏季の太陽熱の負荷への防除効果が高いと思います。 エアコンの電気代に換算すれば、月に数万円に相当するでしょう。 何せ屋根だけで200平方メートルほどありますので、その熱負荷たるやすごいものです。 また、外壁への太陽光の照射による熱負荷を軽減するためにも、西面をほとんど占める窓にすべてすだれを垂らし、すだれに散水することで水の蒸発潜熱を利用して冷房しています。 単なる川の水を池に引いただけのものですが、使い方次第では年間にして十万円以上の冷房に使う電力を節約する効果があります。 また、一般の方や行政に携わっている方も含めて、川は地表にだけあると勘違いされています。 当地を例に取れば、近くを「天竜川」が流れていますが、実は天竜川を流れている水量はこの地を流れる水のほんの一部なのだそうです。 天竜川に沿って地下に大水脈があり、天竜川の数倍の流量があるようです。 この情報は、長年山中にこもり鉄鉱石の発見に従事していた知り合いが調査して得たものです。 彼らの仕事に水は大敵なので、逆の意味で水脈を見つけることに長けているのです。 しかし、当地の行政はこの情報に関心を示さず、公共工事のためのダム、浄水場、下水処理場をセットで建設しています。 川の水の利用法として、このセットは非常に厄介な問題を発生させます。 大量に水を消費する生活構造を強要するからです。 ひとたび水不足になると、この公共事業のセットされた地域は生活の術を失います。 川の上流で取水して下水道を通して川下や海に捨てるので、途中の地下への水の浸透がありません。 結果として地下水が減少します。 川の水の利用法として、水力発電などのエネルギー利用も考えられますが、それ以上に必要なことは、地下も含めた水の流れを、広く一般に公表して現在の歪んだ利水方法を見直さなければなりません。 一般の方々が知らない問題点が噴出して大混乱になるかもしれません。 そのくらいに『水』を取り巻く状況は複雑に利権とエゴが絡み合っています。 すみませんね。主題とずれた回答になってしまって。 川の水は単にそこに流れている物だけを使えばよいとの考えは早く捨てなければなりません。 雨、森、川、地下水、海。すべての水の循環サイクルを考えなければ水の有効利用の道は開かれないと申し上げておきましょう。 その意味では、大いに川の利用法を考えてください。これをきっかけに水の循環(地球規模)を考えてください。 一人でも多くの方がこの問題に関心を持っていただくことを願っています。
その他の回答 (1)
川の水ですと ・庭の水やり ・水洗トイレの水 ぐらいではないでしょうか。 洗車にも使えそうですが水不足の時に洗ってると顰蹙をかいそうです(笑) 以前、香川県に住んでましたがその時は朝起きて風呂に水を溜め(洗濯・トイレ用)たりしてました。 後は節水コマ(水道の部品)を使ったり、洗車は「拭くだけ」のヤツにしたりしましたね。 高松市では、もう水不足に慣れているので市民が上手に水のやりくりをしてましたよ。 余談: 川の水って生活排水が流れているところもあるので見た目より汚いんです。。 間違っても食器洗いや掃除とかには使わない方が良いと思います。
お礼
貴重な経験談をありがとうございます。 河川水は、そのままでは上水道の変わりにはならないことを改めて感じました。
お礼
貴重な経験談をありがとうございます。 川の水の表面のみでなく、地下水までを含めて川であるということにきがつきました。 川の水の上下水道以外の利水についてまた、考えることができると思います。