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いい外交史、国際関係史の本ありませんか?
近代の歴史の勉強をしたいと思っています。 特に外交や戦争、国際関係の歴史の本でいいものはないでしょうか? 今の所思いつくのは五百旗頭真、北岡伸一、秦郁彦と言った人達なのですが、学界での評価が高いのはどなたなのでしょう? また学術的でなくてもとにかく面白い、という推薦のものがあれば教えてください。 色々な意見を聞きたいので何でも書いてもらえるとうれしいです。 よろしくお願いします。
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五百旗頭真、北岡伸一、秦郁彦といった方々については、 その立場を否定するものではないですが、学術的な立場からすると、 やはり微妙、というか学術的な客観性よりも、彼らの政治色が前面に出てきていると評価されているように思います。 より一般的に、国際政治や国際関係史を知りたい、という場合は、すでに挙げられていますが、ジョセフ・ナイの「国際政治」が最も一般的なテクストとして、日米を問わず、国際関係論の分野では扱われているようです。 より学術的な著書としては、東大出版会から邦訳の出ている「国際関係研究へのアプローチ」(原題:"bridges and boundaries")という本があります。 この本は、欧米の当代一流の国際政治学者・関係史学者たちの共同論文集で、 学会での評価という点からすれば、相当高い評価を得ているように思います。
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- juscogens
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補足なのですが、 元米国務長官のキッシンジャーの『外交』は、国際政治学・国際関係史に関する必読の書のひとつだと思います。 実は、私の好みからすると、キッシンジャーはあまり好きではないのですが、 彼の主張は、国際関係論における主流学派である現実主義学派の流れを汲んでおり、一つの体系的な理解を得ようとする場合には、有用だと思います。 この本は、日本語訳も出ているので、是非お勧めいたします。
- gunzo
- ベストアンサー率33% (2/6)
「驕れる白人と闘うための日本近代史」は面白かったです。 著者は、現在ドイツ在住、アメリカにも住んでいた事があるようです。 で、日本ばかりではなく、世界史の話も出ています。 大方の記述は当たっているのではないか、とおもっています。 これからの日本が心配にもなります。 (既読の場合は失礼)
お礼
回答ありがとうございます。この本のことは不勉強で知りませんでした。面白そうですね。読んでみたいと思います。ありがとうございました。
- lvmhyamzn
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国際紛争 理論と歴史. 著者名, ジョセフ・S.ナイ・ジュニア/著
お礼
回答ありがとうございます。これも読みたいと思います。出来れば日本人の研究者の書いたものを探していたんですが、色々読みたいと思います。ありがとうございました。
- Chuck_GOO
- ベストアンサー率64% (1018/1586)
どういう見地から勉強をされたいか、というところがはっきりすると、本を探しやすくなるのではないでしょうか? 例えば、 「失敗の本質」(戸部・寺本ほか、中公文庫) 「多極世界の構造」(永井陽之助、中公叢書) など・・・ 学界での名声よりも、むしろ「切り口」「焦点」をまずは重視され、読み込む数を重ねていくほうがよいのでは? 歴史は多面相を持ちますので、その繰り返しこそが、歴史を読み、未来を読む眼力を養うのではないかと・・・ (と信じたいと思っている今日この頃です)
お礼
回答ありがとうございます。名声と言うよりは信頼のおけるものを読んだほうがいいかなぁと思ったんですが、やはり色々なものを読むに越したことはないですよね。読んでみたいと思います。ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。実は専門が政治学なものでこういう人選になっていました(笑)。ナイの本も持っています。国際関係研究へのアプローチは今度チェックしてみようと思います。ありがとうございました。