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雑誌の印刷について

女性雑誌(JJやnon-noなど)は、印刷する際に違う工程を踏むということはあるのでしょうか?例えば、全く同じ女性雑誌を違う書店で購入したところ、微妙に重さが違いました。さらに、適当なページを取ってきて重さを比べたところ、1ページで1g近く違うものも見つかりました。購入書店が違うということで運送状況も微妙に違うので、その間になにか付着したのかもしれません。ただ、私が予想するには、違う印刷工場で印刷されたために違う塗工剤が使用され、微妙に重さが変わったのではないかと思うのですが・・・どなたかご回答願います。

みんなの回答

  • Bubuca
  • ベストアンサー率59% (532/898)
回答No.3

こんにちは 1ページで1gの違いが大きいか小さいかはわかりませんが、女性誌に使われている紙はグラビア印刷用の重たい紙です。紙は1平米の重さで比べるのが普通ですが、写真の多い雑誌で使われる紙は1平米あたり200g以上の重さがあります。参考までに、新聞などは40g程度、トイレットペーパーでは15gくらいでしょうか。 グラビア印刷用の紙が重たいのはインクの染込み具合や発色を調整するために多くの炭酸カルシウムや二酸化チタン、ラテックスなどで表面をコーティングしてあるからです。 印刷に使うインクの量は、紙の厚さが100~200ミクロンに対して2~8ミクロンととても少ないので、その中の誤差は雑誌全体の誤差には影響しない程度です。またグラビア印刷は水を使わないので(インクは水溶性が多いですが)紙の伸び縮みが少ないです。 購入する側(出版社)で紙の種類を指定していることが多いので、任意の同一の1ページを比べて重さが全然違うというほどの差はないと思います。むしろ雑誌の中でページによって違う紙を使うことが多いので、同じ面積に切り取った同じページの重さを測ればはっきりするかもしれませんね。 細かいことを言えば、書籍になってしまうと裁断の誤差も多少ありますし、雨の日に出荷された雑誌と晴れの日に出荷された雑誌では含水率が違うかもしれません。書店でどのように保管されていたかでも変わるかもしれませんね。

回答No.2

お察しのとおり部数が多い雑誌はたいてい複数の印刷会社で印刷します。また同じページであっても複数の印刷会社が印刷していることがあります。 それを踏まえて根本的に重みが違うのにはこんな理由が考えられます。 1.紙の厚さが微妙に違う。 2.インクの量が微妙に違う。 3.印刷後の乾燥状態が微妙に違う(紙に含まれる水分)。 1については紙も工場で生産される製品であり、部数が多いほど大量に使うので同じ紙でも多少ばらつきがあります。 2はインクの塗工量ですね。ただこれはあまり違っていると見た感じの色味が変わるので、非常に微量と思われます。 3ですが、今の印刷はほとんどが水有りのオフセットという方式を使います。詳しい説明は省きますが、つまり一度紙を水でぬらして印刷しドライヤーで乾かすのです。そのあと紙は空気中の水蒸気を吸って水分を内部に戻します。これが各会社ドライヤーの温度設定・工場内の湿度によってかなり違うと思います。 また、印刷製本が終わって本になった後でも紙は空気中の水分を取り続けたりするので、書店での保管や湿度も関係すると思います。 基本的に印刷も工業製品なので本によってばらつきがあってはあまりよろしくないのですが、部数が多いものほどそういう現象は起こりえると思われます。ひとつご理解の程を。

mat29
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 3つのうち2番が一番可能性が高い気がします。なぜならば、水分の問題というのも十分考えられると思い、重さの違う紙を300g程の水に浸して、pHを測ってみたところ、重たいほうがpHが1程低くなっていたのです。これは、違う塗工剤が使われているのではと疑った次第です。このことを踏まえてどう思われますか?インクの量なのでしょうか??

  • bullfrog
  • ベストアンサー率22% (302/1370)
回答No.1

湿度の問題と言うことはありませんか?

mat29
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 水分の問題というのも十分考えられると思い、重さの違う紙を300g程の水に浸して、pHを測ってみたところ、重たいほうがpHが1程低くなっていたのです。これは、違う塗工剤が使われているのではと疑った次第です。このことを踏まえてどう思われますか?

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