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産業医科大学について
産業医についていろいろ調べたところ、大学ではこの大学しかないということでした。実力は別として、 この大学に入ることで普通の大学の医学部に入るのと違う点(できればメリットデメリットを)を教えてください。 普通に人を治す・研究というよりは、健康を維持し続けることに「重き」を置いているようで、私が想像する医者のようで医者でない気もします。たぶん私の偏見でしょうが、なにかまだ理解できていない部分があるようです。 なんでもよいので関連することを教えてください。
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はじめまして。 産業医科大学、別な面から見ると産業医になる方は、 一般医学の知識に加えて産業医学の知識も勉強していますから、とても、大変だと思います。 産業医大に入った人は、産業医でも臨床医でも働けます(どの大学もそうですが…) 産業医大に入ったからといって、すべての医者が企業で働く人々の健康増進に関わるのではなく、 各地の労災病院や大学病院、関連病院で臨床医として働く人の方が多いです 産業医には「専属」と「嘱託」があって、「専属」は常に企業に居ますが、 「嘱託」の場合は、月に1回とかその程度、その企業を巡回したりします。ですから、アルバイトみたいな感じです。 カテがカテですので、質問者さまは受験を考えておられることを前提としてみますと・・ メリットは、 普通の医学部を出た人は、産業医の資格を5年後と更新しなければなりませんが、 産業医大を卒業した人は、一生更新なしで持つことができます その上、環境測定士などの資格も講義と簡単なテストで資格がもてたりして、 非常に個性のある医者になれると思います デメリットは、 働く病院の範囲も狭まってしまいますし、 いろいろな臨床医も視野に入れている人にとっては、卒業した時点で借金がありますから 選択肢が狭まってしまい、あまりよいとはいえないと思います。 また、以下のURLにも書いてありますが、 現在は自己負担がいりますし、そのほかに修学資金として借りたお金は、膨大な借金になります http://www.uoeh-u.ac.jp/kouza/nyusika/NSyugaku1.htm これからますます授業料なども増えてきますから、借金になる額も増えていくと思います 途中で、やっぱり向いてないなと思っても、なかなか針路変更出来ませんから、 よく考えて選んでみてください。 確か、来年度より国立の試験日程より外れますので、 国立大学の試験と併用して受けることも出来るようになりました すなわち、国立医学部と併用して受験する人が増えますので、 ますます偏差値が難しくなるかもしれませんし、 授業料自己負担となりましたから、ますます偏差値が低くなるかもしれません。 まだこれからのことはわかりませんが、 医師過剰時代に産業医資格を持った個性のある医者は重宝されると思います。 以上、非常に長くなり申し訳ありません。 私的な見解も混ぜてしまいましたが、参考になれば幸いです。
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- Ki4-U2
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産医大のある、北九州市民です。 少なくとも大学病院について言えば、地域の重要な大規模総合病院のひとつであるのは間違いありません。 なにしろ市内唯一の「国立大学病院」(後述のとおり実は私大)ですし。 他の病院に医師を派遣していたりしていますし、 高度な医療を受けるため、他の病院から紹介を受けて転院するというのも、身近で聞く話です。 住民としては、他の医大と違いがあるように見えません。 このことから想像すると、医師養成・研究にしても、産業医関連以外の部分が他の医大に劣る、ということはないような気がします。 ただ、昔から国立大学と同じ入試日程ですが、私立大学(学校法人)です。 学費も私大並みに高いのですが、修学資金貸与によって、国立大並みの負担に抑えています。 で、その修学資金の返済猶予・減額・免除の条件が、産業医をある年数勤めること、だったと思います。 そのへんがデメリット(産業医にならない場合、国大より負担がかかる)といえるでしょう。
- jyamamoto
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「産業医」というのは、企業から委嘱を受けてその企業の社員の健康相談やカウンセリング等をする医師のことを言います。 大企業等、社員を多く抱えていて、選任の医者を組織内で常置できるケースを除いて、一般的には、病院の勤務医や開業医をしながら兼務として時々企業へ出向いている人が多いのではないでしょうか。 仕事の内容としては、ベテランの看護師でもできるようなものですから、最初から「産業医」を目指すケースは少ないと思います。
お礼
みなさんありがとうございました。産業医についてわかりました。