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障害体験のやり方
私の大学のサークルの活動で、障害体験を行ってみたいという案がでました。 障害体験といえば車椅子に乗ったりして、障害のある人の普段の苦労などを知り、またその中で障害のある人がどのように主体的に生活しているかを学ぶことだと私は思っています。 しかし私は学校などで障害体験の授業を受けたことがないので、いまいちどのように障害体験を行うかわかりません。 障害体験とはどのような事をすればいいのでしょうか? また、障害体験を行うにあたっての注意点などもあれば教えてください。 宜しくお願いします。
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- kary-kaina
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こんにちは 私の大学では高齢者議事体験をやったことがあります。 その時「うらしま太郎体験セット」というものを利用しました。 この道具を参考にされて障害体験をされてはいかがでしょう。 また社会福祉協議会によっては貸し出しているところもあるようです。 私は視界が狭く人が周りにいるか認識しにくい状態で、 耳栓をしてるため周りの状態が見えず、 誰か周りに本当にいるのかととても寂しく感じました。 これを毎日続けて暮らすことがどんなに苦痛かと。 介護の場面で相手の立場になって考えるようにしているのは この体験のおかげもあると思ってます。 あとNo.4の方が言われているオムツ体験はおすすめです。 実際にオムツの中で排泄し、そのまましばらく放置していると 安易におむつをすることや定時のみのおむつ交換に 疑問がわいてくると思います。 障害者体験というよりも高齢者体験に近いアドバイスに なってしまいすいません。
- kurikuri_maroon
- ベストアンサー率85% (1980/2320)
こんにちは。 一口に障害体験と言っても、比較的再現させやすいものもあれば、逆にどうやっても再現できないものもあります。 感覚器障害、特に聴覚の場合はそうだと思います。 聴覚障害や難聴・ろうと言うと、ただ単に聴こえなかったり聴きづらかったりするのだと思われがちですけれども、決してそういうことはなくって、ほんとうに千差万別なんですよ。 たとえば、難聴。 実は、音を大きくすると逆に聴こえにくくなってしまう、というタイプの難聴があるんです。感音性難聴、というのですが、音が歪んだり割れたりして聴こえてきます。外国語を耳にしているような感じで、音としては把握できても言葉として理解できません。 ですから、たとえば「耳栓をつけて聴覚障害を体験する」などという障害体験では、絶対に理解できません(^^;)。 そこでどうするかというと、同調のずれたAMラジオを用意しまして、その放送の内容を書き取らせる、なんていうことを行ないます。 同調のずれたAMラジオというのは、ところどころ音が歪んで結構聴きづらいんですが、感音性難聴の人の聴こえ方とかなり似ているんです。 障害そのものを体験することにはなってませんけれども、でも、「聴きづらい」ってどういうことなのかな?、っていうことは、漠然とながらも伝わると思います。 要するに、体験はあくまでも体験に過ぎなくって、それで障害のあれこれがわかるはずはないんですけれども、でも、身体が少しでも不自由だとこんなにも不便なんだ、ということを共感・理解してもらえれば、私としては、それで立派な「障害体験」だと思うんです。 むずかしい理屈をくっつける必要はあんまりないだろうと思いますし、要は、「障害を持っている人の生活に寄り添う姿勢を持ちながら体験してゆく」という、そのことことが一番大切なんじゃないかと思います。
できれば、加えて欲しい体験などを書いてみます。 上肢障害の感覚も加えていただきたいです。 手をグーにしたままで軍手をはめてみたり、指を束ねた状態で固定してみてください。指が使えない感じに近くなると思います。これを両手でするか、片手だけにするかで、また色々違うと思いますし。 腕を体にタオルなどで縛って固定させてみるのも、一案だと思います。 また耳栓をして買い物をしてみる、逆に声をださないで意思を伝えたり会話の中に入ったりコミュニケーションをはかってみる、などもどうでしょう。 厳しいものでいけば、オムツをしてみるというのもあると思います。内部障害の方の心をほんの少し垣間見れるかもしれません。 体験は体験でしかありません。 でも、過剰な期待を持たずにしたらそれはそれで有意義ではないかと思います。 中には精神的にショックを受け泣いてしまう方もいるようです。 ケガをしたりしないように気をつけてくださいね。
- rei-chan
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御質問に対し追記です。 >障害者の真似事をするのは無意味か? ですがNO.2の方が書かれてるいる通り 足が不自由ってこういうものなんだなー、目が見えないって…耳が聞こえないって… 程度の感覚的不自由さの体験にはなるので全く無意味とは思いませんので それをやられてもいいと思います。 が、あくまで健常者がやっても本当の意味の体験というのは難しいと思いますというか無理です。 あと障害体験と書かれていますが、障害者にも大別して身体障害、知的障害、精神障害などいろいろあり全く別物と考えていいくらいに症状がそれぞれ違います。 多分身体障害の体験を前提に質問されてると思いますが。 >サークルの活動時間は夕方以降なので では、障害者の方ばかりが暮らしているホームみたいなのはどうでしょうか? 老人ホームを想像してもらえればいいと思いますが、1日中をそのホームで生活しています。 ホームのほうからボランティアの許可貰えたらの話ですが、そこなら夕方や夜でも 時間気にせず行けると思います。
- bittercocoa127
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初めまして☆ 大学で福祉を勉強している者です。 障害体験ですかぁ。例を挙げるとしたら、おっしゃっているように、車椅子に乗って様々なところに行ってみる。(自走した場合、援助される場合、する場合の三通りの体験) アイマスクを着けて歩いたり、階段の上り下りをする。 二人組になって互いに食事介助を行う。 などが挙げられると思います。 でも、私も基本的に障害を理解するための体験というのは、しないよりした方がいいのかな、くらいにしか考えていません。障害と一口に言っても、その方その方によって違います。(同じ障害を持っていても全く違うのです) また、我々が体験するには限界があります。例えば、車椅子に乗っていたとして、何かにつまづいて車椅子が傾いたとします。実際に足に障害を持っている方は転倒してしまいます。しかし、我々は反射的に足を使って転倒するのを防いでしまいます。私もそうしてしまうでしょう。やはり体験は体験にすぎないのだと感じてしまいます。 これは大学の先生の受け売りになってしまうのですが、ある全盲の方がいるとします。その方が自動販売機で困ることは何だと思いますか? 飲みたいものを飲めない、というのが挙げられると思います。 しかし、一番困るのはホットとコールドの両方が自販機にある時期だそうです。全盲の方は元々、自販機を利用する時は何が出てくるか分からない状態で、ボタンを押すそうです。そんな状態ですから、自販機を利用する頻度は減りますよね。でものどが乾いて仕方ないときはさすがに何でもいいから飲みたいと思い、自販機を利用するそうです。そんなのどがカラカラの状態の時にホットが出てきたら…絶望的な気持ちになりますよね。これがその方の不自由さなのです。 なんだか話が長くなってしまいましたが、やはり、『障害のある人の普段の苦労などを知り、またその中で障害のある人がどのように主体的に生活しているか』というのは人それぞれ違います。知りたいのであれば、私も施設などに行くのが一番だと思います。サークル活動が夕方以降ということでしたら、個人個人でボランティア等に行って、報告会をサークルでしてみては?他の人の話も聞けますし、勉強になると思いますよ。 それでも時間的に難しいのであれば、体験をするということでいいと思います。やって損はありませんし☆体験からより一層興味を持っていただければ意味のあることだと思います。注意点というか個人的には是非色々なことを想像して頂けたらと思っています。車椅子に乗るにしても、もしコンビニに行ったら棚の上まで手は届くのか、もし雨が降ってきたらどうするか、という風に想像していくことで理解に近づけるように思います。 乱文ですみませんが、一個人の意見として読んで頂ければ幸いです。それではサークル活動頑張ってください♪
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに、身体障害だけをとって考えてみても人それぞれ生活なんてものは違いますね。 私自身は福祉学科ですので、実習で施設に行ったことはあるのですが、福祉ではない他学科のサークルの人に障害について理解をしてもらうとなると、やはりボランティアよりキャンパス内でできる障害体験のほうがみんなが参加しやすいと思うのです。(サークルの活動時間も考慮して) 私としてはどんな障害があって、どんな不便なことがあるのか、それについてどんな工夫がされていてその有用性について、少しでも伝えることができたらと思います。だから障害体験を行いたいと思ったのです。 bittercocoa127さんわざわざ長いお答えありがとうございました。
- rei-chan
- ベストアンサー率35% (106/299)
車椅子などに乗って障害者の真似事をするのが果たして障害体験なのでしょうか? 疑問を抱いてしまいます。 それよりも障害者の方用のデイケア施設や、障害者の方が働いている作業所など そういう場所で障害者のお世話をしている介護士(ヘルパー)さんのお手伝いを ボランティアでさせてもらうとかのほうがいいと思います。 障害者の方の施設はお住まいの役所の福祉課をたずねれば教えてもらえると思います。 注意点は障害者の方を特別扱いして接するのではなく一般の元気な人と同じように接することですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ボランティアはもちろん案にでたのですが、サークルの活動時間は夕方以降なので、施設にボランティアしに行くとなると休日を使用しなければならないので、ボランティアは却下となってしまいました・・。 学校の授業の障害体験は、車椅子にのって障害のある人の、言ってしまえば真似事をしていると思うのですが、ああいったのは障害を理解できないもの、する意味の行為なのでしょうか。 注意点の特別扱いをしないというのは、可哀想だとか哀れみをもって接するべきではないということですね。
お礼
老人ホームにての夕方以降のボランティアは交渉次第でさせていただけるかもしれませんが、私の周り以外の人間にとっては、いきなりボランティアに誘うよりも第一段階としてまず模擬体験で障害について理解や興味を持ってもらいたいのです。 再びご回答ありがとうございました。