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村上ファンド
村上ファンドが阪神の株を持つことが何で問題になっているんでしょうか?
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まず村上ファンドがどういうものかを説明した方が理解しやすくなると思います。 村上ファンドは企業合併・買収に関する経営コンサルタント業務を行っています。 主な業務内容は企業に対して経営改善に伴う具体案を提示し、また株主価値の向上のため企業に対して提案を行なう企業活動を行なっています。 特に後者は必要に応じて株主総会の議決権確保や他の株主権を行使する時もあります。 そのため「モノを申す株主」と呼ばれているんです。 村上世彰氏が率いる投資ファンドが阪神タイガースの親会社である阪神電鉄株の38.13%を取得したことによって、同ファンドは議決権ベースでも3分の1超を確保し、株主総会で重要事項の決定に関する拒否権を保有したことになるのです。 合併など重要事項を決議するには、3分の2以上の賛成が必要なんですが、3分の1超を確保したことによって、単独で否決できます。 よって阪神タイガースなど阪神グループ全体の経営に決定的な影響力を持つことになります。 村上氏はこれまでも大株主となった企業に対して事業見直しなどを要求してきた経緯があり、その過激なスタンスが危機感を与えるのは当然ですよね。 もしも保有比率が過半数を超えた場合は実質上の球団保有者、つまりオーナーとみなされる可能性もあります。
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- elbert
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問題というのはおかしいかもしれませんね。 話題になっていると言ったほうがいいでしょう。 株を取得することで、その会社の経営権を掌握できるのです。今は、阪神タイガースですが、近い将来、村上タイガースになるかもしれません。経営権を持っているのだから、当然球団運営にも口を挟む権利を持っています。補強やトレード、ドラフトなんかについてもいろいろと言う権利を持つということです。(実際には、そこまで言うことはないでしょうが。)会社の経営権を握るということはそれだけ大変なことなのです。それで、今、話題になっています。
- sinnkyuusi
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筆頭株主になった事で、阪神電鉄の100%子会社である阪神タイガースの球団経営にある程度口出しできるようになります。 村上氏の意向がタイガースに影響を及ぼす可能性が出てきた事が問題視されています。 本人は球団経営に関して口出ししないという内容のコメントを出していましたが、利益優先主義で考えれば毎年赤字を垂れ流す球団はお荷物だとも考えられます。 何かしらの打開策(球団経営にかかわる経費の削減など)を講じられた場合、結果的に阪神タイガースが弱くなったり、最悪の場合は身売りも視野に入ってくるかもしれません。
お礼
皆さん回答ありがとうございました。