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裁判の前
友達がこの週末に民事訴訟を起こします。 周囲もとても心配しているのですが 相手がかなり悪質なことを平気なことをやってのけてきた人ということで 手ごわそうらしいです。 友達が弁護士さんの無料相談を受けた時に、訴訟を起こすと 相手方から 通常は答弁書と言うものが送られてきて それをもとにこちらも相手が言い逃れをしていることに対して 証拠などをそろえて当日答えられるように準備するのが普通と聞いたらしいのですが その答弁書というのが 来なかったそうです。友達は 裁判の前から、 相手は自分たちの 悪が 勝てると余裕なのかと かなり落ち込んでしまっていますが 答弁書をかいてこない被告側というのは 原告の訴えを最初からバカにしているケースが多いのですか?私はこういうことはさっぱりわからないのですが とりあえず心配です
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答弁書を出す出さないは被告の自由。他のかたの言われるとおりです。 口頭弁論主義の原則からは、むしろ書面なんて出さず、法廷で直接口頭で答えるほうが筋ですが、それだと審理に時間をとりすぎるので書面を出せと言われるのです。 答弁書を出せば第1回目の期日に出頭しなくとも敗訴しません(擬制陳述といいます)。答弁書も出さず、法廷で口頭での答弁もしない場合には、欠席裁判されて(擬制自白といいます)敗訴です。 相手が出て来もしないで、答弁書も出さなければ、裁判官にその場で「判決を出してください」と強く食い下がるべし。それで勝ちです。 相手が出てきたら、訴状に対する認否・反論を「書面で」次回期日の2週間前までに出してほしいと法廷で言うべきです。裁判官もそういうはずですが。 それで、相手が反論するしないにかかわらず、次回期日には、「証拠申出書」を出す。そうしないと、進行がとろくなって相手のペースになってしまいますから。 相手が答弁書をださないのは、びびっているからです。私ならそう見ます。裁判所に出てくるのがいやなのですよ。出てきたら、以上の対応をすればよいのです。
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- teinen
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>友達がこの週末に民事訴訟を起こします。 >答弁書というのが来なかったそうです。 ちょっと矛盾するので整理していただきたいのですが,民事訴訟は既に起こしていて,この週末に第1回口頭弁論があるのだが,いまだに被告から答弁書が出されていない。ということでしょうか。 答弁書は必ず出さなければならないものではありません。 相手方が裁判の引き延ばしを図っているのであれば,口頭弁論直前に「原告の請求を棄却するとの判決を求める。理由は口頭弁論において述べる。」というような答弁書を出して,第1回口頭弁論を欠席するでしょう。 また,相手方が答弁書も出さず,第1回口頭弁論にも出頭せず,口頭弁論が終結して,勝訴判決を貰える可能性もあります。 >答弁書をかいてこない被告側というのは 原告の訴えを最初からバカにしているケースが多いのですか? そうとも限りません。答弁書を出さない被告って結構いますよ。 民事訴訟を経験していない人は,裁判は,テレビドラマのように法廷において原告と被告が丁々発止のやり取りをするもんだと思い込んでいる場合があります。このような人は答弁書を出しません。
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回答ありがとうございました。 私自身もとても参考になりました。 裁判って難しいのですね。 早速友達に伝えたいと思います。 ありがとうございます。。。
- h2go
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おそらく裁判の引き伸ばしをしてたとえ敗訴して強制執行を受けても執行不能の状態を作り出すつもりですね。 結局裁判になるという事はそんな非常識な物を相手しないといけないということです。 残念ながら日本の法律は債権と債務が同格なので結果として債権者はまったく保護されないんですね。
お礼
回答ありがとうございました。 法律関係なんてまったく うといので 友達になんてアドバイスというか 励ましたらいいのか、 どこに問い合わせたら言いのかわからず うかがいましたがとても参考になりました。ありがとうございました。 私も勉強になりました。
お礼
大変具体的な例とアドバイスをありがとうございました。 友人も 周囲に法律に詳しい人もいないようで 私と2人で考えては見たものの全然わからず 途方に暮れていました。 友達にそっくりそのまま伝えます。 どうもありがとうございました!!