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細胞説の正しさについて

あらゆる生命の基本構成単位が細胞であるという、いわゆる細胞説について教えてもらいたいのですが、この説の正しさはどうやって証明されたんでしょうか? 現在見つかっている生命は全て細胞でできているという考えからでしょうか?

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回答No.1

考えではなく、観察から見いだされたことです。「あらゆる」を幅広くとると、現在の細胞の構成要素であるミトコンドリアなどの細胞小器官はかつては独立した生物だったと考えられていますから、現在の生物の細胞の原型が生まれて以来、その後繁栄した生物の基本単位は細胞である、ということになりそうですが。 現在の所、細胞の持つ代謝、自己増殖、恒常性の維持といった特徴を持たないものは生物とは認められていません(ウイルスやプリオンも増殖しますが、自己増殖しているのではないので)。しかし、細胞と同等の機能を持った別のシステムを基本とする生物が見つかっていない、というだけで、見つかる可能性は否定できません。 だから細胞説は説=仮説です。正しいとは誰も証明できません。正しいという「仮説」は、それにあわない例が一例でも見つかれば覆るし、そういったものが存在することを否定するのは全知全能の存在にしかできません。

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