- ベストアンサー
グラム染色について
学習中の素人です。 細菌の染色法でグラム染色についてお伺い致します。 グラム陽性とはグラム染色法で染まるもの、グラム陰性は染まらないものと非常に漠然とした説明がありました。グラム染色法に向かない菌類、原虫を染色した場合に呈される色がアルコール脱色後、サフラニンによって淡紅色を示さないか、反応しない場合も”グラム陰性”という分類になるのでしょうか? 例えば、原虫でマラリア、トリコモナス等、ギムザや新鮮標本を用いることが基本の検査方法である場合 グラム染色法での結果はどう解釈されているのですか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
グラム陽性はクリスタルバイオレットで紫色に染まり、純エタノールで脱色されない菌、グラム陰性は純エタで脱色されサフラニンで赤色に染まる菌です。これはあくまでも細菌を分別するための染色法で、原虫、真菌などには あてはまりません。 質問に書かれていらっしゃる通り、マラリアなどの原虫にはギムザ染色を行ない、検出いたします。
その他の回答 (1)
- dog3nana3
- ベストアンサー率51% (66/128)
回答No.2
>クリスタルバイオレットとゲンチアナバイオレットは成分等同じで名称のみが違うものですか えーと初心者なので、質問の質問にお答えしてもいいのかわかりませんが・・・ この2つは塩基性の紫色色素(パラロザリニン系色素)で塩化メチルロザニリンを主成分としています。主成分は同じなのですが微妙に他成分が違うので、名称も違うのです。 紫色に染めるのでどちらでもよいということです。
お礼
ご回答ありがとうございました。書籍よりも専門家の方の実経験は分かり易く参考になりました。
補足
さっそくご回答頂きありがとうございます。 もうひとつ伺ってもよろしいですか? クリスタルバイオレットとゲンチアナバイオレットは成分等同じで名称のみが違うものですか?クリスタルバイオレット=(ゲンチアナバイオレット)とされている教材が多いのですが。