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デフォルトはどう起きるか?
私は、近い将来日本でデフォルトが起きると考えています。なるべく金融関係者もしくは経済に造詣の深い方にお尋ねしたいのですが、日本でデフォルトは起きると思いますか?思いませんか?「思わない」と考える方は、その理由を教えてください。また、起きるとしたらどのような形で起きると思いますか?
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- pupurun
- ベストアンサー率19% (11/57)
対GDP比での国債を減らす方法は2つあって、一つは利払い費を削減して元金を早く返済する方法。もう一つは税金を上げることです。 イタリアはEU入りの際この二つを実行してなんとかEU入りの条件をクリアしました。(国債比率が高いとEU入りできません。地理的条件が合致したとしても日本はEU入りはできない国です。) では日本はどうか?もともと低金利なので、これ以上利払い費を削減することはできません。また、国債の利率を低くするということは、国債の信用が高くなるということ。イタリアの場合、EUブランドのおかげで利率を下げれたというのもあったのでしょう。日本の国債は世界的に見ても落第点なので、金利引下げなんてとんでもありません。 増税はどうか?これは小泉内閣が行おうとしています。日本国挙げての改革改革ですが、よくテレビを見てみてください。皆マスコミに洗脳されているだけです。流れで言うと、米国→小泉内閣→マスコミ(たとえば、テリー伊東は小泉総理を絶賛していますが。。)の流れが出来上がっています。 この流れの何が怖いか?日本人も薄々気づき始めているとはおもいますが、せっかく増税した分が、国債の償還に当てられないことでしょう。増税した分は、アメリカの財政赤字の補填(米国債の購入)と、僅かばかりのリベートが政治家や官僚に還流されます。 この構造は、国が破綻するまで続きます。戦時国債でも懲りなかった日本ですから、破綻後もまた繰り返すでしょう。 デフォルトはあと10年以内には起こるでしょう。
- at9_am
- ベストアンサー率40% (1540/3760)
結論だけ言うと、近い将来に起こる可能性はきわめて低いです。 例えば、10 年後までに返す必要のある借金がいくらあろうと、5 年後に債務不履行に陥る事はありませんよね。つまり、国債の額だけが重要なのではなく、召還時期も重要です。因みに、もし何らかの理由で債権者が「返せ」と言ってきたとしても、国債の場合は国債市場で売られるだけですので、国に召還する義務はありません。当然、この理由で債務不履行に陥ることもありません。 更に、10 年後に返す額と同じだけもう一度借りることが出来れば、10 年後にもやはり債務不履行には陥りません。つまり、借り換えが出来ている間は借金の額に関わらず債務不履行には陥らないのです。 要するに、召還時に借り換えが可能であれば、債務不履行に陥ることはないのです。 国債の引き受け手の大きな部分は例えば銀行ですが、銀行は一般企業に貸し出すよりも国債にした方が、自己資本比率の面で有利です。 したがって現状では、借り換えが難しくなるような状況は、近い将来には起こりそうもないと考えられます。 尤も、国債は利払いがクーポンなので毎期利払いがありますから、その分の債務不履行はここでは考慮していません(その心配をしている人はいないと思います)。
お礼
おっしゃることもよくわかりますが、その利払いの財源すら近年危うくなるのではないでしょうか?また、銀行がいつまでも無条件に国債を受け入れ続けてゆくのでしょうか?日本のファンダメンタルズを考えると、返済不可能とわかりきっている借金なのに? 日本国民のマインドの変化なども考慮する必要はありませんか?
- 9797ssw
- ベストアンサー率16% (1/6)
デフォルトに関する書物がかなりでまわっいます。私もそうかなと思っていましたが、為替王 (http://blog.livedoor.jp/kawase_oh/)にそうならないのではと記述が多少ありますが
お礼
ご紹介いただいた為替王、面白いですね。しかし、 デフォルトに関する記述というのがなかなか見つかりません。かなり前のほうでしょうか?記述の部分のURLを教えていただけると幸いです。
- tokusima3
- ベストアンサー率12% (12/94)
議論のたたき台が必要です。 あなたの考えを書いてください。
お礼
そうですね…議論というか、いろいろな考え方に接したかったのですが…。 私はそんなに経済に詳しいわけではないのですが、国債の返済に対して、借り換えにも限界があるだろうと感じています。確かに国債の債権者はほとんど日本国民ですから、国債がどのようになろうと対外債務はそんなに問題にならないかも知れませんが、やはり国際信用力は低下してゆくわけで、「財源の根拠のない債券」がいつまで大手を振って通用するものだろうか?と思うと、いつかは破綻がくるだろう、と思っているのです。それが、いつ、どういう形でなのだろうか…?という話になると、想像もつきませんが。
お礼
まさしく同感です。ほかの方の意見は、「デフォルトは近い将来おきない」というものばかりでしたが、その根拠が理解できないでいます。いま、景気が一時的に回復の様相を呈していますが、これは「徒花」だと考えています。ただ、アメリカもあっさりと日本をデフォルトさせてしまうのか(したらしたで、骨の髄までしゃぶりにくるでしょうが…)、もしくはまだまだ利用価値ありとみて(アメリカにとって日本ほど都合のよい属国はないでしょうから…あ、メキシコがあるか…)生かさず殺さずの状況を維持しようとするのか…非常に楽しみな状況ではありますね。