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分子式について
こんにちは! 素朴?な疑問なのですが、どうして水の分子式H2OはH4O2とは書かないのでしょうか? どのような過程でこのようにきまったのか、知っている方はぜひ教えてください。 よろしくお願いします。
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水の分子は1個の酸素原子が2個の水素原子と化学結合(共有結合)を作っています。 したがって、これらの3個の原子はつながっていますが、それ以外の原子との化学結合はありません。 したがって、「H2O」を水を構成する最小単位である水分子の分子式と考えるのです。 このことは、氷の状態でも同じです。水分子同士が接しているかも知れませんが、水の分子間の化学結合はありません。 一般に分子式は、互いに化学結合でつながっているものを1つの単位として表します。これは水分子に限りません。 しかし、ややこしいことに、すべての化合物が分子を形成するわけではなく、そういった場合には組成式などで表されます。 たとえば、食塩はNaClと表されますが、NaClという分子があるわけではなく、Na+とCl-が1:1の割合で結晶を形成しているという意味になります。 また、鉄のかたまりでは、鉄原子同士の結合があるはずですが、化学式で表すときにはそのことを表記せずにFeと書きます。 化学式で書いた場合に、それが分子式であるか組成式であるかということについては、表記方法だけからは判断できず、いわゆる「化学的な常識」が必要です。 このあたりのことが、時として混乱を招く原因になるように思います。
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- ojisan7
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「どのような過程で」ということですが、化学の歴史のなかで、多くの人により、多くの実験がなされてきた結果だと思います。見えない対象に対し、H2Oと断言できた、いにしえの人は本当に立派だと思います。 以下は私の想像ですが、 水の合成については、キャベンデッュが「水素と酸素の2:1の体積比で水が生成する」ことを発見した。 さらに、高校の化学で習った、「質量保存の法則」「定比例の法則」「倍数比例の法則」「原子仮説」「分子仮説」「気体反応の法則」等々の発見により、水素は「結合の手(原子価)」を1つ、酸素は「結合の手を」2つ持つことが仮定された。 以上のことから、水はH2Oと書かれるようになったのではないかと思います。しかし、誰が最初にH2Oと書いたのかは知りません。どなたか、教えて下さい。
お礼
お答えありがとうございます! 一体どなたが最初に書いたのでしょうね・・ 気になります。 どなたかぜひお願いします。
- elbert
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水としての最小の単位だからです。 H4O2 ではなく 2H2O と書きますよね。
お礼
はい。それはわかるのですが、 どうしてそうなったのか、疑問に思ったもので・・・ お答えありがとうございました☆
お礼
なかなか複雑なのですね。 詳しいお答えありがとうございました♪