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高校生の素朴な疑問・・・「資本主義と民主主義のバランス」
*始めに・・・私は高校生なので専門用語などはあまり分かりません。ただ、知りたいことがあるので、なるべくお手柔らかな解説をお願いいたしますm(__)m注文が多くてすみません! 先日あるアメリカ人編集者の記事を見ました。(私の勝手な要約) ○世界はグローバル化の時代に突入しているが今世紀のグローバル化は全盛期よりはるかに広くて深い現象だ。 ○過去30年間世界では大きく民主化が進んだ。民主化の動きはさらに勢いを増すだろう。 ○超大国はイギリスからアメリカへと変わった。アメリカがうまくいっているのは資本主義と民主主義の両方が法制度によって厳しく規制されているからだ。 ○資本主義と民主主義は現代史を動かす最強の力であり先進諸国がたくみにさばかないと2つの偉大な思想の破壊力が世界の安定を脅しかねない。(古い秩序や上下関係を、伝統や地域社会を、仕事や安定、心の平穏を破壊していく、という意味) という感じの記事だったのです。自分自身完璧に意味を理解はしていないのですが・・・(汗) しかし私が今回質問したいことは、具体的にはどのように資本主義と民主主義のバランスをとっていけばよいのでしょうか? 何だかへたくそな文章ですが、回答をお待ちしています!
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資本主義と民主主義のバランスって言われても良くわからないですね。 「資本主義と民主主義は現代史を動かす最強の力であり先進諸国がたくみにさばかないと2つの偉大な思想の破壊力が世界の安定を脅しかねない。(古い秩序や上下関係を、伝統や地域社会を、仕事や安定、心の平穏を破壊していく、という意味)」と書かれればまあわかりますけれど。 「資本主義と民主主義は現代史を動かす最強の力であり」って何言ってんだろうと思いますね。 勝手に自分の考えを言っているんでしょう。 一番現代社会で重要なのは、「法の支配」でしょうね。 「法の支配」が出来てない国が共産主義社会だと思います。 「法の支配」が出来てない国というのは、「人間の支配」の国ですね。「支配者という人間の支配の国」ですね。 「法の支配」の国というのは、言葉による支配の国ですね。法律という言葉による支配がなされている国ですね。 貴殿が「私が今回質問したいことは、具体的にはどのように資本主義と民主主義のバランスをとっていけばよいのでしょうか?」と質問される時、質問者は質問の意味がわかっていなければならないと思いますが、残念ながら良くわかっていないと思います。 それは、貴殿が「資本主義」の意味、「民主主義」の意味、「資本主義と民主主義のバランス」という意味がわかっていないと思われます。そういう言葉の意味がわかって初めて、貴殿の質問の「具体的にはどのように資本主義と民主主義のバランスをとっていけばよいのでしょうか?」という質問が出来るのだと思います。 アメリカ人編集者が言いたい事は、アメリカ流の資本主義と民主主義が世界中に伝播していったら、伝統的な文化がなくなるが、それで良いのだろうか良く考えないという主張でしょう。ジャーナリストという連中はどうにもしょうがない連中で自分で考えないで、疑問をぶちあげて、すごい問題を見つけたよ、皆考えなきゃ駄目だよという連中ですね。偉そうにしたい連中ですね。自分で回答を出さない連中ですね。 伝統的な文化がなくなったら困るよねという人たちは多いですね。これは、もっともです。精神文化というのは、人間の魂の問題だから、生きている気がしなくなるというものですね。 しかし、伝統的な文化が良いものだという考えに立つのも早計ですね。江戸時代、明治時代の文化にもどらなきゃと主張しても相手にされないし、困ったものです。 大体アメリカの文化と言ったって、開拓時代の文化が残っているわけでもないし、開拓時代の文化が良いというものでもないでしょう。 文化って、進んでいくのか退歩していくのか、いずれにせよ、動いていくわけだから、どう判断するのかは、宗教的な精神論の問題になるのかもしれません。共産主義なんて、宗教廃止と言っていて自分が宗教化していたわけだから。 まあ、私は、「法の支配」論者ですね。
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- netcatme
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基本的に民主主義と資本主義は互いに支え合いながら成長を続けてきました。両者ともに変化を前提としたシステムであり相性がよいといえるでしょう。 しかしグローバル化は両者の違いを浮き彫りにします。 民主主義は領土を前提とし限定された地区内のものであり、資本主義は領土の制限のないものです。領土を越えたルールを民主主義は作成し資本主義に強要するべき時期が、とっくに来ているし、実際にそのようなルール作りは進んでいるとは思いますが、それが時代の速度に追いついているかは今後を見るしか、ちょっと分からないですね。 ちなみに法制度というと民主主義の前提条件ですので、法による制限ということは民主主義による制限という意味になると思っています。
一言で言えば「ルール作り」です 資本主義が人々の生活を脅かした実例・・・アジア通貨危機etc 民主主義が世界の安定を脅かした実例・・・米国の戦争etc いずれのケースも、ルールや仕組み、セーフティネットがきちんと準備されていなかったからです。 グローバル化が進んでいるのなら、なおさらのことで、 グローバル化に対応した新たなルール、仕組みを作っていかないといけないのです。 従来の国家単位の"ルール"では対応できなくなるわけですから。 スポーツの世界でもそうですが、ルールをちゃんと作らないとフェアなゲームはありえません 民主主義、資本主義いずれの場合も目先のことを追いかけるあまりに、人間に対して重大な損失をもたらすことが多分にあるわけです
お礼
ありがとうございます!ここでまた質問してもいいですか? <いずれのケースも、ルールや仕組み、セーフティネットがきちんと準備されていなかったからです。←セーフティネットって例えばどういうものですか?もし貴方のこの文章のなかに答えがすでに書いてあるならごめんなさいm(__)m
- ipa222
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資本主義も民主主義も時に暴走します。 暴走は自然界にも、人間社会にもどこにでもある現象ですが。 こうした暴走は、規模が大きければ大きいほど当然ダメージも大きい訳ですから、それを制御するのは社会に置ける非常に重要であることは言うまでもありません。 資本主義の場合は、過度な集中、独占/寡占など、競争原理を阻害する現象を制御しようと言うことですね。 競争原理が働かないと意味が無いシステムですから。 例えば、ドコモとAUが競争をしています。この競争のおかげで我々は安く高品質なサービスを受けることができます。 しかし、独占/寡占されていると、ひどい金額でぼったくられるわけです。 民主主義は、みんなが一票を持って多数決で物事を決めようと言うルールとします。 単一民族や、単一の価値観の社会ならいいです。 複数の部族が共存するアフリカの国で、民主主義を入れたらどうなったか。多数の民族が少数の民族を虐殺したのです。 意見が多い方が総取りというのではなく、それぞれに力に応じて配分するのも、知恵だと思います。 日本では談合と言うのもそうした知恵の一環でした。 みんなが話し合って公平に仕事を分けると言う仕組みです。 しかし、さきほどの競争原理に反する事態が発生します。 思いつきですが、ご参考になれば、、、
お礼
ありがとうございます!それぞれの定義や欠点などが理解できました。すっっっごく分かりやすいです!!(感動)
お礼
なるほどなるほど・・アメリカは世界の大国として上手くいっているといっても結局は民主主義を上手くコントロールしているということなのですね。(かな?)