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堺市にやたら池が多い件について

大阪府南部、特に堺市近辺の地図を眺めていると大小の池が無数に点在しています。 どうして堺市は池だらけなんでしょうか。昔は湿地だったりした名残でしょうか。それにしても多すぎると思うんですけど。

質問者が選んだベストアンサー

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  • yoneda_16
  • ベストアンサー率47% (166/350)
回答No.1

大阪府の海沿いは瀬戸内海式気候に区分され、温暖だが雨の少ない地方です。 また大阪府の南側(現在の大和川以南、堺市以南)では農業が主として泉北丘陵や泉南台地の上で行われており、川の水を農地にくみ上げるのが比較的困難です。 http://www.jiban.co.jp/jibankaisetu/todohuken/osaka/jiban_osaka.htm 以上のことから、この地域で農業を営むためには雨水を貯めて灌漑に使用するための「ため池」が必要でした。この地域では北部に比べてまだまだ都市化の進展がそれほどではないため、ため池が池のままになっているという事情もあるでしょう。 http://www.tamagawa.ac.jp/sisetu/kyouken/rice/sanuki/ ちなみに、同様の理由で香川県もすごいことになってます。見比べてみると面白いです。 http://maps.google.co.jp/maps?ll=34.438628,135.420227&spn=0.093475,0.161611&hl=ja http://maps.google.co.jp/maps?ll=34.255230,133.938789&spn=0.187359,0.323221&hl=ja

mangos
質問者

お礼

御礼が大変遅くなり恐縮です。無数の池は自然の地形でなく人工のものなのですね。しかも同じようなものが全国各地にあると。すっきりしました。ありがとうございます。

その他の回答 (4)

  • kawahira
  • ベストアンサー率16% (1/6)
回答No.5

以下の本で堺市近辺の溜め池について触れられています。著者なりの意見なども書かれていますので参考にしてください。 『景観から歴史を読む』(足利健亮、NHKライブラリー)「第13章 溜池分布の謎を解く」

mangos
質問者

お礼

古い質問にご回答いただき恐縮です。amazonで売ってるのを見つけましたので早速読んでみようと思います。

  • shuhua
  • ベストアンサー率45% (72/158)
回答No.4

直接は関係ないですが「昔は湿地だったりした名残でしょうか。」という疑問については、河内湾や大和川、長瀬川等をキーワードに検索してみるとGoodですよ。 河内湾:http://www.hct.zaq.ne.jp/agua/preyamato-river/anime.html 大和川付け替え:http://www.kkr.mlit.go.jp/kingi/search/kei/9/22-25.pdf 大和川付け替え:http://www.yamato300.jp/tukekae/tukekae.html 長瀬川(旧大和川):http://agua.jpn.org/yodo/kyuyodo/neya/2ndneya/nagase.html 大阪湾:http://www.o-bay.or.jp/bard/o-bay/ob9/ob9_1.html ちなみに池が多いのは、他の方々の御指摘通り、農業用のため池です。大阪の市内と比べても、夏の阪南・和泉エリアは多少なりともカラッとしてます(最近は否応無しにやたら暑いです。地球温暖化の影響でしょうか...?)。 >>

mangos
質問者

お礼

御礼が大変遅くなり恐縮です。4番目のサイトが興味深いです。私は大阪生まれではない故埋め立ての歴史には疎かったのですが。池の密集地帯もかつてはウォーターフロントだった時代があるのですね。ありがとうございました。

  • 70dai0001
  • ベストアンサー率50% (535/1059)
回答No.3

拝見しました。堺市には5~6年住んでいました。堺市は北に大和川南が石津川に挟まれた丘稜・高台が殆どの地域です。 海岸近くは別ですが大和川などは地形的に川が遥か下の方に有ると云えるでしょう。 南の石津側も同じ事が言えると思います。(可也上流へ行っても堰を作っての利用は不可能です。)モーターを利用して水をくみ上げる方法はつい近年に成っての事です。 海岸に比較的近くの旧堺町辺りでは田は無くて地下直ぐの所の井戸水を風車の力を利用して水を汲み上げて利用していました。(住宅化する前の林立する風車はその辺りの名物?風物でした。) 古代と言いますか灌漑用水はその土地より高い上流に堰を積み、水の流下する力を利用して水路を延々と引いて灌漑に利用していました。 ため池の多数が乗っている地図では等高線までは読み取れないかも知れませんが一度現地をご覧になれば良く分かると思います。 以上現実私の目でみた、感じている事の一端を述べてみました。一寸の参考になればと思っています。

mangos
質問者

お礼

御礼が大変遅くなり恐縮です。ぜひ現地に行ってみたいものです。堺まで近いんですがなかなかきっかけがないですけど。 昔住んでいた富田林にもいくつか池はありましたがあまり記憶にないです。

  • shkwta
  • ベストアンサー率52% (966/1825)
回答No.2

古墳の周りの池とか、ゴルフ場の池というのもありますが、多くは農業用の「ため池」です。参考URLによると、泉州(大阪府南部)には3500個ほどあるそうです。 この地域は瀬戸内式気候といって、周囲を山に囲まれているため年間降水量が少ないこと、また農業用水を引いてくる大きな川がないことが背景となっています。 (参考) http://www.pref.osaka.jp/osaka-pref/nosei/activity/oasyspanf.html http://www.city.kishiwada.osaka.jp/sosiki/k-nature/info/tokuten2004.htm

参考URL:
http://www.pref.osaka.jp/osaka-pref/nosei/activity/oasyspanf.html
mangos
質問者

補足

御礼が大変遅くなり恐縮です。3500箇所とは凄いですね。地図を見るとそのほとんどにちゃんと名前がついてるのも興味深いです。ありがとうございました。

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