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喉もとに穴をあけて肺へ

現在、脳梗塞と前立腺ガンで寝たきりで、食事も口から管を通してとっている状態です。そうしてるうちに、肺も弱ってきて、口から気道まで管をいれて酸素を送らなければならない状態でしたが、今は、パイプをつけたままですが自呼吸で安定 しているようです。しかしパイプをはずすと、声帯のところで気道がとれなくなるのではずせないとのこと。医者から、喉もとの穴をあけて気道を確保したほうがいいのでは(パイプと口によく痰がつまるので)、と言われました。穴をあけること自体は、今後の入院生活には、どんなリスクとメリットがあるのでしょうか。穴をあけたほうがいいのでしょうか。

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回答No.2

口から気管に管を通している状態は専門用語では”気管挿管”と言います。のどに穴をを開けて管を通す方法は”気管切開”と言います。 一般的に、気管挿管は呼吸状態が悪化した時に一時的に呼吸を助けるために行う方法です。自力で呼吸するよりも空気の流れがスムースですし、人工呼吸器に接続して十分な酸素を体内に送ることもできます。 気管挿管は短期間の呼吸の補助には適しているのですが、長期間に及ぶといろいろ問題が生じてきます。まず、チューブが痰で詰まりやすいので1、2週間で入れ替えしなくてはなりません。その際に血圧が上がったりと患者さんにかなりのストレスを与えます。また、厳重にチューブを固定するため口腔内や唇に潰瘍ができたり、感染を起こしたりしやすいです。 したがって、管を抜く目途がたたない場合には、上述のデメリットを避けるために気管切開するのが一般的です。穴を開ける手術は局所麻酔で30分ほどで終わります。もちろんリスクはいろいろありますが、現状を考えると、いつまでも気管挿管でいるよりも、気管切開する方が治療、看護、家族の介護、そして患者さん自身が楽になります。 気管切開は決して特殊な事ではなく、比較的頻繁に行われる手技です。医療側もメリット、リスクを把握しての提案だったと思います。改めて十分に説明を受けて決断なさってはいかがでしょうか。

koma10
質問者

お礼

ありがとうございます。特殊なことではない、と聞いて安心しました。

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  • tisaco
  • ベストアンサー率41% (7/17)
回答No.4

気管切開なんてやるんじゃなかったって後悔しています。 父が肺炎になり、ICUで人工呼吸器をつける事になりました。 2週間ほど口からの管で人工呼吸器つけてましたが、 医者から、肺炎が治るまで時間がかかりそうなので、 口からの管ではなく、気管切開をした方が良いと提案頂きました。 そのままだと感染症になりやすい。 気管切開をした方が患者にとって楽。 肺炎の進行的に肺炎が治る可能性も残されている。 治れば喉の穴をふさぐ事になるから開きっぱなしではない。 ということで喉に穴を開けてもらいました。 気管切開をするかしないかを判断しなければならないとき、 父はもう苦しいからホスピスに行きたいと言ってたんです。 でもお願いだからあきらめないで頑張ってと、頑張ってもらったんです。 気管切開をしてからずっと会話ができませんでした。 時々とても何か言いたい事があるような様子でいたのですが、 確かなことは何もわかってあげることができませんでした。 話すことが大好きだったから、 きっと言いたいことがたくさんあったでしょうに、 何にも話せないまま、遺言も残せないまま、父は息をひきとりました。 ずっと何かを伝えたそうにしたまま、息をひきとりました。 つらい、痛い、もあったかもしれませんが、 自分の思いを伝えられない事が一番辛かったと思います。 今さらながら、気管切開なんてしなければ良かったと強く思ってます。 生きる確率が高いなら気管切開も良いかもしれませんね。 でもそのまま逝ってしまわれると、しんどいですよ。

  • tsutsubou
  • ベストアンサー率42% (6/14)
回答No.3

気管内挿管(口から気道までのチューブ留置) メリット ・体に損傷を作らずに、呼吸管理が出来る。 デメリット ・長期の留置となると、気管内粘膜の損傷の可能性。 ・チューブ内閉塞で交換が必要(長期で気管内挿管していると、気管内の浮腫の出現にて交換が困難。極端に言えば、交換時、生命に危険を脅かす可能性もある)。 ・処置中など、誤って抜けてしまう事がある。 ・口腔内の粘膜の清潔を保ちにくい。口腔内粘膜のトラブルが出現する事がある。 気管切開(喉に穴をあけ、短いチューブを留置) メリット ・気管内挿管時のデメリットを回避できる。 デメリット ・切開術であるので、創部の感染・出血が起きる可能性がある。 ・気管口(切開部)を閉じなければ、発声できない。 長期間でチューブを使用する状況にあれば、気管切開の方がメリットは多いと思います。 私の勤める病棟でも、何人かいらっしゃいます。私達、看護スタッフの視点で言いますと、看護処置が断然しやすくなります。その分、患者様にも良い看護が提供できるようになると思っていますが...。 ただ、患者様とそのご家族的には、戸惑いもあると思いますが、主治医よりしっかり説明を受けて検討してください。 お大事に。

koma10
質問者

お礼

ありがとうございます。ところで改善したら開けた穴は、また塞ぐ、手術をするのですよね?

  • noba1977
  • ベストアンサー率55% (33/59)
回答No.1

後で専門家からの回答があると思いますので簡単にまとめると、 ・気管切開のメリット  :痰の吸引がしやすいので管の内部が清潔に保たれやすい→感染等が起こりにくい  :痰がからまりにくく呼吸しやすい為、患者さん自身が楽 ・デメリット  :気管切開そのもののリスクが無いとはいえない(たいていベッドサイドで20~30分ほどで終わりますが)  :糖尿病等の影響で切開した場所が膿んだりする場合がある  :(一般の方からすると)見た目が痛々しい こんなところかと思います。 一昔前は「長期管理の場合は気管切開」と言われていたそうですが、現在は気管内チューブ留置のまま維持するケースも多いです。施設や担当医の考え方の違いが大きいようです。 ですから穴を開けたほうがいいかどうかは一概にどちらとも言い切れません。主治医にもメリットとデメリットを尋ね、納得がいくほうを選択されればよいかと思います。

koma10
質問者

お礼

ありがとうございます。もう一度、主治医に尋ねて、決断することにします。