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手話を勉強したいのですが・関東?関西?
手話を勉強したいのですが、関東・関西があるとのこと 標準語はどちらなのでしょうか?
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手話の標準語についての質問は非常に多いです。 音声言語としての日本語が標準語が普及している為だと思いますが。 標準語普及の背景には一時期方言を否定し方言を禁止する教育政策があった事を忘れてはなりません。現在、音声言語でも方言を見直す動きが活発です。 同様に聾学校では一時期手話を否定し口話法のみをコミュニケーションの手段とする教育が行われました。聾学校で手話が取り入れ始めたのはごく最近の事です。 音声言語でも日本以外の国では一つの言語のみ使われている国の方が少数派です。 そのような国を訪問する場合標準語にこだわっても仕方ありませんその国の訪問地にあわせて必要な言語を習得する事になります。 手話についても現実の手話の実情に合わせて学んで行って欲しいと思います。 手話の場合標準的な手話はありますが音声言語の標準語のようなものはありません。 それでいながら違う地方の人同士もそれほど問題なくコミュニケーションが成立するのです。そこに私は手話のすばらしさを感じています。 また手話には表現方法によって幾つかの種類があり非常に奥が深いです。 pokuda さんが述べられているように方言もあるかもしれませんが地元の身近な方とのコミュニケーションをまず大切にして行って頂きたいと思います。それが手話によるコミュニケーション能力を上達させる一番の近道です。 手話の資格取得目的でテキストに載っている手話ばかりを覚えて行き資格を取ったものの現実のろう者とのコミュニケーションが全くできない人がいると言う話を聞いた事があります。 資格は資格として否定しませんが、ありのままのろう者とのコミュニケーションの積み重ねの中で本物のコミュニケーション能力を養って行って頂きたいと思います。 長文どうも失礼しました。
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- pokuda
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わかりやすいように、俗に「関東と関西の手話がある」と言われますが、実態としては、全国各地の手話は微妙に異なっており、一概に東と西だけで分類できるものではありません。 つまり、今の日本語と同じ程度に、各地の方言があると言うことです。 そして日本語と違って、東京の手話が標準というわけでもありません。 私の印象では、人数的には東京の手話の勢力が強いのですが、歴史的な経緯から京都や大阪の手話の勢力も強いように感じます。 ただ、基本的な単語は全国どこでも通じるようになっていますし、多少の違いは方言として受け入れる余裕があった方が、言葉を勉強する上では、楽しいのではないかと思います。 あまり標準と言うことは意識せず、ご自身が一番よくふれるであろう手話を、まずは身につけることをお勧めします。