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「解散・選挙」ではなく、なぜ「政局」?

今更ですが、 今回の衆院解散・選挙の際、 小泉氏はさんざん「法案不成立なら政局だ」と発言していました。マスコミも「政局」と書いていました。 「政局」って何のことだと思っていたら、主として「選挙」の意味に使われていました。 とても違和感を持ちました。 選挙は有権者が直接に自分の意志を表明するチャンスです。政局は「政治の動向・政情」(大辞林)と辞書にあります。学校の社会科ではこのような言葉使いは教えませんし、これまでの選挙でも「政局」と呼んだ記憶はありません。 今回、自民党・小泉氏は、なぜ解散・選挙といわず、「政局」という言葉が使ったでしょう。マスコミも積極的に「政局」という文字をつかったのでしょう。

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  • north073
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回答No.2

「政局になる」「政局にする」というのは、だいたい、議員の政党からの除名や、新会派結成など、議論の域を超えて、勢力争いそのものをすることを指します。 その中には、究極の手段として、解散総選挙も含まれます。 小泉氏が「政局」と言っていたときは、解散を示唆しつつも、例えば党からの除名や、党内人事、内閣改造などをも含む意図だったのかもしれません。 選挙は国民から見ると意思表明の手段ですが、政治家から見ると選挙に持ち込むことは「政局にする」一手段でもあるのです。

meikosan
質問者

お礼

選挙が自民党の政争の具にされてしまったということになりますね。 ありがとうございました。

その他の回答 (7)

  • ipa222
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回答No.8

今回は倒閣運動が背景にある民営化反対運動でしたので、倒閣に対抗する解散総選挙ですから、政局=祭りという報道が多かったのは納得できます。 特に亀井、小沢などは、政策ではなく政局がらみの動きをしていましたから。

meikosan
質問者

お礼

倒閣運動なら、最初から不信任案出すとか、国民に解り易くやって欲しかったですね。郵政民営化は国民にとって重要な問題なのでもっと真面目に考えて欲しいですよね。 ありがとうございました。

  • aozola
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回答No.7

まあたぶんですが、基本的に小泉首相は国民の方を向く人ではないので、国民のための何々という意識はない、近視眼的人間といいますかね、近くの短いことを考えるタイプです、ですから選挙も国民のためにするのではなく、自分に近い所の問題を対処するためにするもの、という意識があるんでしょう、ですから政局なんでしょうね、自分が通したい民営化法案を通すためですから、国民のためではないですよね、根本的に、自分に近い問題を対処するための選挙、つまり選挙というよりは、選挙という道具を使って政局を乗り越えたい、つまり、目的は政局であって選挙ではないと言う事でしょう。

meikosan
質問者

お礼

政治家はまず、国民の方を向いていなきゃダメですよね。選挙の目的が「政局」ならば、国民がすごく愚弄されてるような気がします。自民党案が否決=もう絶対に郵政民営化は有り得ない、みたいは言い方もおかしいと思うし・・・。ありがとうございました。

  • goo2408
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回答No.6

今日、小泉さんが討論の中で、「郵政利権によって選挙票稼ぎをし、そういう政治家が政治をゆがめているから、その構造を経つため、郵政民営化選挙で国民に判断してもらうために、解散をしたのだ」みたいな事を言っていました。 小泉さんは郵政民営化によって自民党内の勢力図を変えるために行っているようです。 なので、小泉さんの目的は郵政民営化による社会構造の変化ではなくて、郵政民営化による永田町の構造変化が目的なようです。 小泉さんは「政局」が目的であるから、メディアもそうとりあげたと見る事はできると思います。

meikosan
質問者

お礼

民営化すれば利権が絡まない、とは到底、思えません。自民党清浄化が目的なら、身内だけで勝手に政局して欲しいです。税金使って選挙しないで欲しいです。 ありがとうございました。

  • yoshi170
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回答No.5

確かに政局は「政治の動向・政情」という意味ですが、いま盛んに使われている政局はいわば業界用語のようなもので、「通常局面ではなく、緊迫した波乱含みの政治局面」という意味で使われます。 ご質問にある小泉発言は、「法案不成立に伴い反対派を自民党から追い出さなくてはならなくなるかも、よって今まであった政党の枠組みが大きく壊れてしまう波乱含みの状況になる」というニュアンスであり、単に解散総選挙を指したものではないです。

meikosan
質問者

お礼

業界用語が流行語のように使われること、最近多いですね。私は素人が玄人の言葉を使うのはちょっと下品だと感じます。 小泉氏の「政局」は、「自民党内の紛糾」という意味が含まれていたのですね。ありがとうございました。

回答No.4

「政局」はもっと判りやすい言葉で言うと、「権力闘争」です。 小泉さんも、山梨での応援演説で武田信玄を持ち出し、はっきりと権力闘争であることを言っています。 自民党内で自分に反対するもの(郵政民営化法案反対)を排除、そして「郵政民営化」をキャッチに解散・総選挙、あわよくば自民・公明でマジョリティーを取る。そして自分の地位は磐石になるとのよみです。 負ければ、「潔く退陣?」:別な言葉で「投げ出す」とも言います。 GDP世界二位の国、郵政以外に多くの問題(外交、年金、巨大な赤字、経済、などなど)を抱えた国のリーダーが「権力闘争」に走ったのです。 私は絶叫するリーダーは好きではありません。政治は難しいのでしょう。でも、今ある問題を全力を持って解決する、苦悩の表情のリーダーの見てみたいものです。

meikosan
質問者

お礼

小泉氏の発言の「政局」を「権力闘争」と置き換えると、なんかすさまじいものがありますね。 自民党郵政法案の中味がよく解らないままに、選挙になってしまったのが、私はとてもイヤです。「不勉強だから解らないんだ」といわれればそれまでですが^^; ありがとうございました。

回答No.3

普通に使いますよ「政局」。政治用語であってそんな国語辞典をみてもあまり意味がないですね。 年金問題を年金未納問題にすり替えてしまったとき、 「民主党は年金問題を政局にした」といわれました。 「法案不成立なら解散する」とも言っていたし、「法案不成立なら政局だ」というのもそのときの状態をうまく表現していると思いますね。 首相も新聞も「政局」という言葉を使った。私も違和感ないですね。

meikosan
質問者

お礼

「政局」は一般用語ですが、「政局にする」「政局になる」は?と思いました。今回は「じゃ、解散するぞ!」という意味合いが込められていて、より特殊な用法と感じましたが、一般的用法として定着しつつあるのですね。 ありがとうございました。

回答No.1

解散という選択肢もありましたが、 それを行わない可能性もありましたので、 大きく政局が動くことになるという意味で、 その言葉を使ったのだと思われます。       

meikosan
質問者

お礼

解散・選挙は、たしかに大きく動く事態ですね。 ありがとうございました。