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選挙結果で何故 勝ち負けって言うの?
小6のこどもと テレビを一緒に見てて、こどもから質問され答えられない 情けない 40代オヤジです。 ============================== こどもに、 「選挙すると 勝ち負けなの? 民主主義なんだから、少数意見も尊重するって 学校で習ったよ。多いから 勝ちってこと? なんか おかしくない?」 と質問されました。 「勝てば官軍って言うじゃない」 「英語で win だよ」 で 納得してくれません。 「裁判も勝ち負けだよ。勝訴、敗訴って言うでしょ。」 と言ったら、 「それも おかしいような気がするよ」 と言われてしまいました。 その場で 新明解 国語辞典もひいたのですが、 勝つ:実力の違いを認めさせて、それ以上対抗することを断念させる。 とあり 勝訴はなんとなく納得してくれましたが 選挙については 納得してくれません。 選挙結果で 勝ち負け を使える 平易に教えてください。 裁判でも 実力があるから 勝ちってわけでもないので、こどもに説明できるよう 教えてくださるとうれしいです。 情けない質問ですが、よろしくお願い致します。
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- aozola
- ベストアンサー率12% (72/563)
本質的にはお子さんの考えであっていると思いますよ、制度的にみれば、勝ち負けで考えるのは変ですから、まあ、ただ言ってみれば制度があっても、その中の人間にとっては、人間的な感情で考えるというか、やっぱり選挙やってる人は、勝ち負けって考えてしまいますよね、その感情が伝わっていって、なんとなく全体に勝ち負けと考えていると。 制度に感情はないですが、その中の人には感情がある、結果としてその中にいる人の感情が一般的なイメージになりやすい、制度として純粋に考えると、おかしいですが、人間にやることなのでずれがあるということではないですか。
- gogojinsei
- ベストアンサー率28% (34/120)
小さな社会で可能な直接民主主義ですと有権者全員が議場に集まって政治・行政を行うので一人だけの意見も反映されます。しかし日本の国とほとんどの自治体は代表制民主主義なので、代表者に選ばれないと政治・行政の決めごとに有権者は参加できません。このため有権者は代表者になるための関門を通過する必要があり、それが選挙です。 日本では国や自治体の代表者を選ぶ際にクジ引きでなく有権者の得票で決めることにしています。しかも国や多くの自治体では選挙区をたくさん設けますので、考え方を同じくする有権者が政策を掲げて政党をつくり候補者を立て、それぞれの主張をかざして有権者の賛同を得票としてまとめようとします。同時に、立候補しない有権者は自分の考え方を反映させてくれる政党や候補者が誰であるか見定めて投票しようとします。開票の結果代表者に選ばれた候補者を、選挙管理委員会という役所では「当選」と呼びます。これを何と呼ぶかは表現の自由になりまして「勝った」「負けた」と囃し立てるわけです。 ただし、代表者を「選良」と呼びその対局として一般市民を愚民視する空気が政治・行政関係者に残っていることから、まるで候補者を漁師に投票者を魚群に例えて得票合戦を展開し、主権者(投票者)の立場も考えずに「勝った」「負けた」と興じるあきれた政界人がいることも確かです。 いま、様々な分野で日本の将来が危ぶまれているので、若い人には多様な政治参加をしっかり行うよう諭すことも親の役割です。これからは分権型社会に入るでしょうから、持ち場持ち場でしっかりした対話を重ねることが大切であり、選挙で「勝った」「負けた」と叫ぶ短絡的な時代は過去のものとなるでしょうし、優れた地域社会を親子のリーダーシップで築くことができれば「勝ち」です。
お礼
ありがとうございます。 なるほど 「表現の自由」と考えればよいわけですね。 これなら こどもに説明ができます。 「勝ち組、負け組みの表現が良くない」と言う人はいるのに、選挙や裁判などで 使うのを言う人は いない(少ない?)ような気がします。 (今回こどもに言われ 気づきました・・。)
- crystaltear
- ベストアンサー率31% (31/100)
向上心のある、よいお子さまだなぁと思います^^ 私も小さい頃はずいぶん親にムチャな質問をしたなぁ……(しみじみ)。 さて、私の意見です(ちなみに、自信は全くありません^^;)。 まず、「どんな制度に対して」選挙というシステムが「少数意見を尊重している」のか、という視点が、皆さんのご回答には欠けているのでは?と思いました。 それは、取りも直さず「武力・その他の力による政権交代制度」に比べて(=これを基準として)、あくまでも「少数意見を尊重している」ということなのではないかな、と思います。 つまり、絶対的に少数意見を尊重する制度ではなく、その評価はあくまで相対的なものだ、と(正直、「他の制度よりはマシ」な程度だと思います…)。 私は歴史が好きなのですが、前王朝の権力者はことごとく殺され、倒された政権の悪かった政策はともかく、良かった政策も継承されることなく「勝った」者の政治が行われる、という歴史が世界のあちこちにあるのを知っています。 そのような歴史を歩んできた果てに、人類が「穏便に政権交代を行わせる」手段として手に入れたものが、「選挙」という制度なのではないかな、と。 (むしろ、古代に行われていたものを取り返しただけなのかもしれませんが) 少数派の意見は、選挙に負ける(=日本の制度で言えば、国会での議案可決に必要な過半数の人数を集められない)と即座には政治に反映することができなくなります。その意味では「負け」です(戦争の代替行為としての制度ですから)。 ですが、言論の自由が保障された民主主義国家においては、野党として反対の声を上げ続けることはできますから、それを掬い上げて参考にすることは「勝った」政権の裁量によって可能であると思います。 そして、「勝った」政権の政治が誤ったものであったと国民が思ったとき、別の少数意見を多数派にひっくり返すことができるわけです。戦争より遙かに少ない労力と犠牲で。 選挙というシステムがありながら、チェック機能が働かなくなる『万年与党』なるものが生み出されるのは、個人的に絶対王政とたいして変わらないのではないかと思っていますので、お子さまにはぜひ「自分の考えで投票できる」大人になっていただきたいなぁと思います^^
お礼
ありがとうございます。 そんな考え方もあるのですね。 私は、選挙は 市民が多すぎて 全市民が集まっての決議ができないから 考え出されたものだと思ってました。
- bigskull
- ベストアンサー率23% (112/479)
いや、国民の視点には間違い無いわけだけれども、国民全体としての視点ではないと思います
お礼
補足ありがとうございます。 「争点」って言葉も在るので、争いごとなのかもしれませんよね。選挙って。
- bigskull
- ベストアンサー率23% (112/479)
選挙が戦いだから。 この場合、全体としての国民からの視点ではなく、政治家本人や、特定の支持者や支持政党を持つ支持者としての立場からの視点だとは思いますが・・・
お礼
ありがとうございます。 なるほど、 党首の演説は、国民の視点でないわけですね。 (メディアが勝手に使っている言葉なら こどもに説明できるのですが。政治家(政治屋?)が 自分のために言っているとなると 説明にならないです・・。)
- tojyo
- ベストアンサー率10% (117/1066)
お子様が「民主主義なんだから、少数意見も尊重する」を知っていることは大いにほめてあげるべきでしょう。ただ民主主義の議決は「多数決」だと言うことも教えてあげてくださいね。 選挙の勝ち負けは「選挙自体」ではなく、その後の国会における「議決」の勝ち負けを言っているだけです。 多数決で可決>実力(票数の差=議席数の差=政党の実力)の違いを認めさせる>可決した政党の勝ち ですね。
お礼
ありがとうございます。 多数決が原則であることは こどもは知っております。 国会の議決は 勝負事なのでしょうか? また、国を治めることは 「実力を使った勝負事」で行われるのでしょうか? (私が「実力」の意味がわかってないんですね。)
- redpig
- ベストアンサー率60% (6/10)
少なくとも、票の数を持って、実力の違いを認めさせて、議員の任期期間中は対抗することを断念させていることは間違いありません。 お子さんの中で、少数意見を尊重する、ということと多数決原理が違うということがこんがらがっているのかもしれませんね。 少数意見を尊重しないといけないのは当然なのですが、実際には過半数を制した党が、やはり有利なのは間違いないです。 党というものは「自分たちの理想を実現する」ために集まっている人たちのグループです。ですから、過半数を制せれば、任期期間中は、自分たちの理想とする方向に国を動かせるわけです。 よって、議会で過半数を制したら「勝ち」、制せず「負け」には一定の根拠があります。 党レベルの「勝ち」「負け」はこれにあたるでしょう。 個々人で見た場合は、他の回答者の方も言うとおり、当選か落選が、勝ち負けに対応するでしょう。 本人からみたら、落選=自分の主張が通らなかった、支持者から見ると、落選=自分たちの代表者がいなくなった、ことになります。 (実際には、失業しちゃうかもしれませんが) 日本国憲法では、議員は国民の代表とされていますから、当然落選者や落選者を支持した人の意見も汲んで行動しなければならないわけですが、実際にはそうなっていませんね。 たぶん、社会科で習ったんだと思うのですが、ルールとか原則とされているものでは、裏返してみるということが大事です。 (表)少数派の意見を尊重する (裏)少数派の意見は尊重されにくい制度になっている ということになります。だからこそ「原則」として確立することで、暴走を防ぐということになるのです。
お礼
ありがとうございます。 多数決原理は、少数意見を尊重することで(少なくとも憲法上では)運用されていることを こどもは知っています。 >実際には過半数を制した党が、やはり有利なのは間違いないです。 有利と 勝ち負けは 違うと こどもは言っていました。 >日本国憲法では、・・・。 こどもは そのとおりのことを言っています。 こどもに、「憲法はあるけど、守られていないんだよ」と言うのは簡単ですが、「何故 守られていないのかの説明」が できません。(したくありません。情けなさ過ぎます。) 小6(うちのこどもだけかもしれませんが)には、難しすぎます・・。
- foo_barYAS
- ベストアンサー率24% (71/295)
んー。 どうやったら、民主主義の中で「少数意見も尊重する」事ができるのか、子供に考えさせてみては。 小学6年生というと、そろそろ大人が言葉だけで説明できる事ばかりではなく、複雑な事情も理解できる年頃かと思います。 大切なのは「納得できる答え」ではなくて、「なぜそうなるのか」という謎解きや思考だと思います。
お礼
ありがとうございます。 こどもが 知りたいのは、 「選挙って大事なのに なんで 勝負事なんだろう?みんなで 話し合うことでしょう?」 ということです。 地方自治ならまだしも 国のことを 小6に教えるのは難しすぎます・・。 (私がばかなのか こどもが 至らないのか だとは 思いますが・・。)
- 9ma
- ベストアンサー率24% (193/800)
はは、いいお父さんですね。 私の解釈を述べますね。勿論正式には、当選と落選です。ですが、選挙している人、つまり、候補者とその応援者、事務所の人たちにしてみれば、2週間の間、戦うわけです。主義主張だけではなく、声を張り上げ、一生懸命印象を良くし、誰これかまわず握手して、まるで戦争か何かの戦いのようです。 で、結果が出ると、誰言うともなく、自然に、勝った、負けたとなるのではないでしょうか。そして新聞などのメディアも、同じように勝敗で表現するのではないでしょうか。 違っているかもしれないので、お子様には、こういう意見もあるくらいのご紹介いただければ、有り難いですが・・・。
お礼
ありがとうございます。 質問での記述が不十分だったのかもしれませんが、こどもは、 「政治のことって 勝負事じゃないでしょ?もっと、大事なことのような気がするのに、なんで 勝負事みたいない 勝ち負けって言うの?」 とも言ってました。
- sbh
- ベストアンサー率17% (112/633)
資本主義=多数決=数の多い方が勝ち
お礼
ありがとうございます。 資本主義ですね。
お礼
ありがとうございます。 感情は わかりますが・・。 政治も感情が入ると。 国政も感情が入る わけですね。 ================= 判断と 感情とは フツーは 分けられるような気もしますが・・・。 別に冷血を賞賛しているわけではありませんが。