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泣けるノンフィクション
泣けるノンフィクションてありますか? 怖いの以外でお願いします。
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最近の有名どころなら、 デイヴ・ペルザー『“It”と呼ばれた子』(講談社インターナショナル) 母親に名前さえ呼んでもらえない幼児虐待の被害者が綴った日々の記録です。言いようのない不快感と圧迫感が全編に漂っていますが、それでもなお生きることを選んだ著者の姿に胸が苦しくなりました。 同じテーマのものだと、 トリイ・L・ヘイデン『シーラという子』(早川書房) 著者の受けもつ情緒障害児教室にきた幼児虐待の被害者シーラとの日々を綴ったノンフィクションですが、なぜ情緒障害になったのか、著者自身の日常などが巧みに織り込まれており、徐々にシーラが心を開いていく姿に感動しました。 動物系なら、 ダグラス・プレストン『ジェニーのいた庭』(ハヤカワ文庫NV) 人類学者の家族のもとに引き取られたチンパンジーが家族と心を通わせる前半部分から、一転してとある悲劇的な展開を見せる後半。きままで、甘えん坊で、いたずら好きだけど、いつも優しく元気なチンパンジー・ジェニーが魅力的なだけに、この展開は堪えました。ヒトと異種の交流の難しさを考えてしまいました。 あるいは、 渡辺眞子『捨て犬を救う街』(角川文庫) ペットブームの陰で行われている年間65万頭もの「殺処分」。タブー視されるこの問題を真正面から取り上げたルポです。「心優しい」動物愛護者にこそ読んでもらいたい作品です。「命」の重みを否応なしに感じさせてくれます。
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- cheesan
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回答No.1
中野孝次さん 『ハラスのいた日々』(文藝春秋) 柴犬の話です。
質問者
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
沢山教えていただきありがとうございます。 とても丁寧解説があり探しやすいです。 ありがとうございました。