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「ノンフィクション」と「フィクション」、どちらを多く読んでいますか?
こんにちは。 先日、友人達と話して、ふと思ったのですが・・・。 「実用書を好む人は実用書ばかり」 「小説が好きな人は小説ばかり」 という傾向がありました。 私の周囲は、たまたまこうした傾向でしたが、 他の方々はどうなのだろう、とふと気になりました。 1、皆様は、 「ノンフィクション」(ビジネス書、実用書など) 「フィクション」(小説、児童書など) のどちらを多く読みますか? 「ノンフィクション約60% フィクション約40%」 「ノンフィクション5%ぐらい フィクション95%ぐらい」 のように、だいたいで構いませんので、 教えて下さい。 もちろん、「ノンフィクションのみで100%」、「フィクションのみで100%」、 といった、一途な回答も大歓迎です。 コンスタントに読む方だけではなく、 「たまに読む時はフィクションかも、だからフィクション100%」 「今は多忙で読んでいないけど、読んでいた時は・・・」 といった回答も参考になります。 ちなみに私は、 ・ここ数年 【ノンフィクション】 約95% 【フィクション】約5% ・昨年 【ノンフィクション】 78% 【フィクション】22% ・先月 【ノンフィクション】 85% 【フィクション】15% ぐらいでした。 2、機会があったら、是非人にすすめたい! と、うずうずしている本がありましたら、1冊紹介して下さい。 ネタばれしない程度に、読みたくなるような紹介もお願いします。 この質問は、1ヶ月後(3月10日)に締め切る予定です。 回答よろしくお願い致します。
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この回答は(多分)長くなると思います。 (……で、書き終わってから付け足しますが、ずいぶん長くなりました。 本題は4ですので、お忙しい時はそのまま4へどうぞ。) 1.日々悩むノンフィクション ノンフィクションとは何ぞや?……わたしはいつもこのことで悩んでいます。 根本的には文字通り「非虚構」でいいと思うんです。虚構以外の物がすべてノンフィクション、 と説明すれば実に単純な話です。が、それだけでは済まない。 「ノンフィクション」と聞いて、人は一般的にどんなものを連想するか。 この部分が非常に曖昧模糊としていて、一般的な同意が形成されていない。悩みどころはここです。 「ノンフィクション」の広義の意味はシンプルですが、言葉としてはあまり使い勝手が良くない。 より使用価値の高い、狭義の「ノンフィクション」は?ぜひ早いところ誰かに、この辺りのことを はっきりさせて欲しい。――でないといつまで経っても、 「わたしはノンフィクションが好きだ」と言えないじゃないですか! 2.ノンフィクションのユーウツ、及び「本」についての偏見 なぜ「ノンフィクションが好き」と言えないか。 たとえば、質問者さまは、 >ノンフィクション(ビジネス書・実用書など) と、お書きになりましたね?たしかに「非虚構」としては当然ビジネス書や実用書も、 堂々たるノンフィクションです。が、それがノンフィクションの代表として挙がるようだと、 個人的にはツライ。なぜかというと、わたしはビジネス書を「本」として認めたくないからです。 ここで寄り道をして、自分の偏見を披露しますが、 マンガ・雑誌・絵本・画集・写真集・実用書・図版豊富な本・ガイドブック・ビジネス書 ……わたしにとって、ここらへんのラインは、「本」と呼びたくない範囲のものです。 いや、理由は訊かないで下さい。本人も明確な基準がわかりませんから。 でも、な~んかイヤなんです、本という範疇に入れられるのが。 ひょっとして「実学?そんなの学問じゃないね」と鼻で嗤う二百年くらい前の オックスフォード学生の霊がとりついているのかもしれません。 注1・といっても、上記に挙げた物自体が全てキライというわけではありません。 画集・写真集・図版・ガイドブックなどはむしろ好き。自分の本棚の冊数を数える時も、 後ろめたい思いをしつつ、カウントしてしまいます。矛盾が…… 注2・だが声を大にして言いたいが、マンガと雑誌は本じゃない!お願いだから、 本には入れないでくれええええっ。「お薦めの本は?」という質問に 「マンガですが」という前置きなしに、マンガを薦める回答を見るたびに、 自分で勝手に悶えています。←別にマンガ自体がキライだというわけではない。 疑問1・ところで実用書っていうのも何か正体の不明なジャンルですよね。 ガイドブックとかもそうなのかな。わたしの好きな「とんぼの本」のシリーズなんかは 実用書の範囲なんだろうか。 ……話を戻しましょう。個人的に本として認めたくないビジネス書をノンフィクションとして 挙げられると、ジレンマに陥ります。 もし「ノンフィクションが好き」と言って、相手が連想するのがビジネス書だった場合、 わたしはセツナイ。あまりにもセツナすぎる。そんなのヤダ。 個人的に、ノンフィクションと言ってまず連想するのは、ドキュメンタリー、ルポ、自伝の類です。 ……が、実はこれらもキライなんだなー。ジャンルとして好みに合わない。というか、 だいたい食わず嫌いですが。読む気になりません。 3.身の上話 しかし非虚構の、あるジャンルは間違いなく好きなので。 つまり、わたしの中でも「ノンフィクション」のアイデンティティが確立されていないということ。 このあたりがねー。悩みどころ。困ったもんだ。 長じてのち、フィクションをあんまり読んでいませんでした。 フィクションはですねえ……どうも肌の合う合わないが激しいですからねえ……。 わたしの場合、初めて読む小説で、素直に面白かったと思う確率はおおよそ15%です。 85%は「面白くないことはないけれども、好きってほどじゃない」 「くだらなくはないけれども読むまでもない」「つまらない」「くだらない」のどれかになります。 で、85%の方になると、な~んかもやもやとしたものが残るんですよね。 徒労感というか、……ストレートに言えば不満ですね。非常につまらない(または合わない) 本を読んでしまった時は、その後数日ダメージを受けています。 「なんでこんなのを読んでしまったんだろう?」と自分が情けなくもなる。 が、ノンフィクションだとそういう「肌の合わない」があまりない。 たとえ内容が少々つまらなくても、めったに腹は立ちません。 ちなみに、わたしが好きなノンフィクションは、学者が一般向けに書いた知識本です。 歴史関係、美術関係が主。あとは旅行関連のエッセイとか。一年くらい前までは、 そういうのばっかり借りていましたねー。←図書館派です。……だってその方が安全だから。 なんでわざわざ好んで、ココロの平安を乱す必要があるでしょう。 あとは小説でも、好きだとわかっている作家のものをちらほらと…… しかし一年位前、わたしは大人になりました。やはり新しい小説を読む勇気を持とう! わかってはいたんです、今までずっと。新しい小説を避けていてはイケナイと。 現在、課題図書リストを作って未知なる小説に立ち向かっています。 ワードに、これから読む本をリストアップしておく。日々それを眺めつつ、「次はこれを読む!」 とココロの準備をする。交錯する期待と不安。リストを眺めている時間は非常にエキサイティングです。 情報は主にネット上のクチコミで拾います。教えて!gooで拾ったのもずいぶんあります。 一番多いのは「web本の雑誌」ですね。 ……ただ問題は、目下リストアップされたものが600冊、確実に超えていることです(T_T)。 それに加えて、辻邦生つぶしをしちゃおうかなー、と思っているので、これでプラス100冊。 年間読む数を考えると、今現在のリストだけで今後5年はかかるんじゃないでしょうか。 どーも、(いろんな意味で)我ながらアホですね。 4.本題 以上のような状況で、わたしはこの一年、努力して小説を読んで来ました。 なので、この一年のフィクション:ノンフィクション比は73:27。 ……実は数字に正確な根拠はありませんが、好きで読む本がひと月に12冊内外、そのうち 6冊に1冊か2冊、非虚構物を入れるというペースなのです。 小説を読むのに力を入れているわりには、ノンフィクションが3分の1近くを占めますが、 これは借りる全てを小説にした時に、胃にもたれてしまったという経験からきています。 やっぱり小説は生々しく、刺激が強いんでしょうね。甘いのや辛いのや、 苦いのやしょっぱいのを、手あたり次第に放りこんでいっては口の中がツラくなるので、 冷静な知識本で時々舌をリセットしたい、と感じるようです。 お題の2についてですが、 ……何しろノンフィクションの定義が世間的になされていないので、いくら質問者さまが ノンフィクションを読む方だとは言っても、方向としてものすごく離れてしまうという可能性は ありますが、”わたしの”ノンフィクションからのお薦めを。 ただし、薦めたくてうずうずまではしないです。知識本は滅多に熱愛対象にはならない。 しかしだから良い。「冷静さを保てる距離」が知識本の真骨頂なのだと思います。 大室幹雄「遊蕩都市」唐の長安についての大部なエッセイ。性格のひねくれてそうな文章がヨイ。 石田幹之助「長安の春」美しい都の描写。 礪波護「馮道」馮道がいい人。礪波さんの馮道に対する愛を感じる。 村井康彦「平安貴族の世界」小ネタが面白い。 井波律子、若桑みどり―― 以上は、わたしが書き手に親しみを持てる本です。 ああ、それからアイザック・ディネーセンの「アフリカの日々」は、教えて!gooで見かけて、 読んでみて感銘を受けた本です。数年ぶりに、出会いの本でした。未だに感謝してます。 が、これにつられてディネーセンつぶしをやっているのですが、それ以降は特に ピンと来るものはなく……。ふん、まあ人生こんなもんさ。 5.あとがき というわけで、わたしの書きたいことは以上です。 奇特にも読んで下さった方は、ありがとうございました。
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- thing
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おじゃまいたします♪ じつはこのご質問、当初からブックマークしていたのですが、 なかなかうまく回答が纏められない上に諸事情がありまして、縁があれば次の機会にでも 回答させていただこうかなと思っておりました。ところが、なにやら締め切りが延びたとの事、 これも神の思し召しかと考え(笑)、とても参考になるようなものは書けませんが、 日頃、思っていることをすこし綴りました。 ※1 ノンフィクション 70パーセント フィクション 30パーセント 本を読んできた年代により数字は多少変動するでしょう。 概ねこれぐらいの数字に落ち着くのではないかと思います。 これは#14さんの言われていることと多少重複したりするのかな、 たとえば小説などを三冊四冊続けて読むと、その後で、 なにかもう少し現実に根ざしたものを、読んでみたい欲求が起こってきます。 それが評論であったり、ドキュメンタリー、写真集 あるいはガイドブックであったりするのは、人それぞれなのでしょうけれども、 創造の世界と現実に近い世界をうまくバランスをとって、 無意識のうちに循環しながら、書を選んでいくのは、 決して回答者だけではない思いがあります。 ただ、これも人の個性のなかに解消されていくだけのものかも知れません。 ところで#12さん、#14さんの提言されている、 ノンフィクションとはいったいなんなの?ということを考えていきますと、 上のパーセントは大幅に変わる可能性があります。 このご質問では、カテゴリーとして大雑把に分けてのもので、 別にノンフィクションの定義を聞かれているわけではないのでしょうに 話の流れとして、ご迷惑でしょうが自分なりのノンフィクションの考えをちょっと書きます。 ノンフィクションとはいったい何だろう。これを解体していくと、 文学を含む芸術にノンフィクションは果たしてあるのだろうかと考えてしまいます。 たしかにドキュメンタリーなどはありますね。でも、 ある現実を作者がどのような視点で切り取っていくか、またどのように 切り取ったか、 この時点でもはやノンフィクション性は喪われているのではないかと思うのです。 これは文学に限らず写真などにも言えるのではないでしょうか。 カメラがお好きなようですのでもうご存知でしょうけど、 ロバート・キャパの「ちょっとピンぼけ」にでてくるノルマンディー上陸作戦のときの 兵士の撃たれた写真なども、歴史的事実を撮影していると同時に、 やはりキャパの歴史観が投影されているように思います。 ノンフィクションとしてのノルマンディーの現実は劇的でもなく、 もっと単調ななかに、気が付いたら隣の者が死んでいたというような なしくずし的な死が蔓延していったのではないでしょうか。 ドキュメンタリーにしても、写真集にしても、実際の客体を描いていると同時に 作者の表現の総体でもあるような気がするのですね。 回答者の考えでは、もし本にノンフィクションを求めるなら、 それはわれわれの日常生活を反映したもの、単純で、あまり面白みのないもの、 たとえば広辞苑とか家庭の医学とか、 六法全書などのようなものになるのではないかと考えるのですが、 それが人が読みたいと望んでいる一般的な本の範疇に 入るのかどうかこれも疑問ではありますね。 そんなことを考えていきますと、 フィクションのパーセンテージが限りなく100に 近づくような気がいたします。 しかし考えようによっては、文学、絵画、音楽、写真にしても、 作者の主体的な表現を読む、観る、聞いているのだとするなら、 これはまた限りなくノンフィクションに近いとも言えそうで このあたりまでくると回答者の知識では とうてい解明できそうもありませんので、なぜか、うやむやのまま 終わることになります(^_^;) ↑ このあたりに知識の浅さが見えてますね。 ※2 カーソン・マッカラーズ 「夏の黄昏」 邦訳によっては「結婚式のメンバー」 たくさんの読書経験をお持ちの質問者さまですから、 回答者から、これを!と言えるものはあまりないのです。 自分の経験を言いますと、 若い頃から、西欧文学よりアメリカ文学の方に興味があったので、 どちらかといえばそちらのほうをよく読んでいました。 そのなかでもとくに南部作家、フォークナー、フラナリー・オコナー、トルーマン・カポーティ、 キャサリン・アン・ポーター、ユードラ・ウェルティなど。 そしてこれはあくまで自分の感覚で言いますと、 アメリカ人自身が最も読んでいて、最も愛している作家の一人は、 おなじ南部作家のカーソン・マッカラーズではないだろうかと思います。 十二歳の少女が身近に迫った兄の結婚式を機会に 兄夫婦と一緒にこの町を出て行こうと夢想し、 それを、まわりがなかなか理解してくれない子供特有の世界を 南部のうだるような夏の日々なかで描いています。 ひとはそれぞれ孤独だ、そうかといって、その気持ちを 人に話さざるを得ない。そうしてまたひとまわり孤独になっていくのでしょうか。 これはもはや子供の気持ちを通り越したものなのでしょう。 こんな心の隙間風を「悲しき酒場の唄」や 代表作「心は孤独な狩人」などとおなじように、あまり感情移入はせず、 そうかといって突き放した描き方でもなく、 読んでいると少女に対しての作者の熱い気持ちが伝わってきます。 これはおそらくマッカラーズ女史の生き様でもあるのでしょう。 (邦訳は大概が絶版状態のようです。図書館には何冊かは置いていると思います。) ※最後に このサイトに幽霊退治さんと言うHNの 文学に非常にお詳しい方がいらっしゃいます。 その方のホームページかどうかは不明ですけど、 このなかで、マッカラーズの短編を自ら邦訳されて 紹介されていますね。 女房にも逃げられ、一度も人を愛することができなかった男が、 もう一度やりなおそうと思ってやりだしたこととは? もし興味があるようでしたら、ご覧になってみてください♪ http://f59.aaa.livedoor.jp/~walkinon/tree.html ※聞いてもいないことを書き込んだりして、さぞ不快だったことでしょう。 ご容赦してくださいませ。
補足
ようこそおいで下さいました♪お待ちしておりましたよ♪ >ノンフィクション 70% フィクション 30% なるほど、フィクションが続くと、フィクション以外でバランスをとる感じなのですね。 私は先月、フィクションの比率が高く、「江戸川乱歩」「開高健」と続いたせいか、やや胃がもたれた感が(ぉぃ)。 >ある現実を作者がどのような視点で切り取っていくか、またどのように切り取ったか、この時点でもはやノンフィクション性は喪われて 先日教えて下さった、オースターの「ナショナル・ストーリー・プロジェクト」。一つ一つの話は実話ですが、あの味つけの仕方は独創的でしたね。「確かに、あの瞬間は、口にした言葉が叶う瞬間だったのだ。」という表現に、しびれました。 >これは文学に限らず写真などにも言える。 そうなんですよね。確かに、同じ被写体を見ていても、構図に、撮影者の主観がかなり反映されます。他にも作品に対する意図に沿って、選択していく事が多いですし。 >ロバート・キャパの「ちょっとピンぼけ」 キャパもそうですし、「彫刻よりも美しく人を、絵よりも美しく花を撮る事」を志したメイプルソープも、そうなのかもしれません。 「写真は、芸術にはいれん」という論争もありますが、今回は字数も足りませんので、ひとまず置いておきましょう(汗)。 >そんなことを考えていきますと、 フィクションが限りなく100 ・・・うっ。確かにそのとおり。ジャンルとしては、ノンフィクションに分類されてはいても、その作者の独創性がゆえに、フィクションに近いスタンスになる事もあるし、またその逆も・・・。随分と曖昧です。あまり厳密に境界線をひくのもどうか、という気もしてきました(ぉぃぉぃ)。寄せてはかえす波を見ながら、どこから海で、どこまで陸か、明確な境界線をひこうとするのは野暮なのかも・・・。でも境界を目で見据えようとする行為には、かなり意義があると思います。 >このあたりに知識の浅さ いえいえ、そのような事は決してございません。それ以上考察が進みますと、質問者だけがオイテケボリにあうおそれが・・・。 (^_^;) >たくさんの読書経験 いままで挙がった「印象に残っている本」28冊(作者名のみ、シリーズものは、1冊で勘定)で、私が読んだ事があったのは、たった1冊。結構私、本を読んでいないんだな、ははは♪という感想です(ぉ~ぃ)♪ >若い頃から、西欧文学よりアメリカ文学に興味 >フォークナー、(略)など。 これだけ読まれた中でも、さらにおすすめとなると、マッカラーズ、とても気になります。 「夏の黄昏」のあらすじを見て、大昔の私の心情に少し近いのかな、と思いました。山間の小さな地区に住んでいた私は、寄ればさわれば、「人の噂と悪口」ばかりの閉鎖的な空気が苦手で、東京の学校に行って、故郷から出て行こう、と夢見ていました。他にも楽しい事は沢山あったはずなのですが、当時、とても故郷が息苦しかったのです。まあ、昔話はおいといて(笑)。 市内に蔵書がありましたので、是非読みます。 >聞いてもいないことを書き込んだりして、さぞ不快 そんな事は決してございません。むしろ大歓迎です!!自分が意識していなかった事に気づく事で、世界は広がっていく気がします。まだまだ世界は広かったんだ・・・と実感する事は、自分が非力であると思い知る反面、とてつもない喜びです。これからも、質問者の世界観をグラグラ揺さぶる本をアドバイスしてほしいです! 回答ありがとうございました。
- mamaty
- ベストアンサー率29% (90/310)
こんにちは。#13です。ご丁寧な御礼ありがとうございました。 少し訂正があるので、もう一度お邪魔します。 年間読書量ですが、数を見てびっくり。そんなに読んでないです(ぉぃ) 月20冊というのは、「近所の図書館で1回に借りられる冊数が10冊、貸し出し期間が2週間」という、大変大雑把な計算により算出されました(ぅっ) 返却日を過ぎる事もあるし、図書館がお休みの場合もあるので実際にはだいぶ減ると思います。 ま~足りない分は漫画でも足しておけば、冊数は多少埋まるかも~(はい、私も小学生の頃から常にぼちぼち読んでいます) で、内訳ですが、我が家には3人子供がいるので、末の子用に絵本3冊。 真ん中に中学年向き・字は大きめの(私が読みたい・この話は読んでおけ)本を2冊。 上用(ほとんど私向け)に高学年向き、目に付いたファンタジーなどを3~4冊。 残りはどこかで誰かが薦めていた本を探して、あったら借りてみる。なかったら適当に借りて…という具合です。 だから読もうと思えばその日のうちに半分以上読了できる、読書数に加えていいのかな~のレベルの本たちです(笑) ←借りた本の半数が1冊読むのに早くて数分、長くとも30分レベル(笑)子供向けに借りて私(大人)が読んでいるんですねぇ(爆) あと、熱意のことですが、本棚にない本を読もうとする熱意がない。という意味です。 続き物で第1巻がない場合など、 (1)その1巻が戻って来るまでほかの本を読んで待つ(待っている間に忘れる事もしばしば)。 (2)とりあえず2巻以降を借りてその内帰って来たら読んでみる。 (3)縁がなかったと諦める。 といった熱意のなさ加減です。 しょっちゅう貸し出し期限をオーバーしたりしているもので、図書館の人にお願いするのが申し訳なくて出来ない…なんて小心者(笑) リクエストして、その本が届くとすぐ取りに行かなくちゃならないような気がして、しかも早く読み終わって次の人に廻さなきゃみたいな、その追い立てられるような気分が苦手なんです。 だから皆が読み終わって見向きもされなくなった頃に、こっそり読むのが性にあっているんです。私待~つ~わ いつまでも待~つ~わ♪ ところで >三村美衣の「7~17歳までに逢いたいファンタジー作品」のリスト これ、なに?(゜o゜)すごく興味あります。出来ましたら、この部分をもう少し詳しく…(笑) 少しお邪魔するだけのつもりが、無駄口が長くなりましたね。この辺で失礼します。 桃花酒ごちそうさまでした(^◇^)
お礼
ようこそいらっしゃいました♪今回もお話したい事が沢山ありますが・・・。 >三村美衣の「7~17歳までに逢いたいファンタジー作品」のリスト この部分をもう少し詳しく(笑) 実は確認してみたら、「三村美衣の7~17歳までに逢いたい児童書のリスト」http://www.webdokusho.com/soudan/answer/view_category.php?category_id=2と 「風間賢二のマイ・ベスト・ファンタジーのリスト」(月刊「本の雑誌」の記事より) を、ごっちゃにしてまして(汗)。 三村嬢は、ファンタジー作品にも詳しいようでしたので、混同してしまいまして。以下は、そのリストです。 三村美衣の児童書10 ●アーサー・ランサム《ツバメ号とアマゾン号》シリーズ ●フィリップ・ターナー『シェパートン大佐の時計』『ハイフォースの地主屋敷』『シーペリル号の冒険』 ●K・M・ペイトン『卒業の夏』 ●ローズマリー・サトクリフ『第九軍団の鷲』 ●E・L・カニグズバーグ『クローディアの秘密』 ●ルーマ・ゴッデン『バレエダンサー』 ●マーガレット・マーヒー『足音がやってくる』 ●フィリッパ・ピアス『トムは真夜中の庭で』 ●レイモン・F・ジョーンズ『合成怪物の逆襲』 ●ダイアナ・ウィン・ジョーンズ《大魔法使いクレストマンシー》シリーズ 以下は、風間氏のリストです。 ☆ユーモア系●キャロル『不思議の国のアリス』 ●J・ガードナー『光のかけら』 ●R・ヒューズ『クモの宮殿』 ●L・F・ボーム『魔法がいっぱい!』 ●E・ネズビット『魔法!魔法!魔法!』 ☆奇人・変人系●M・ピーク『ゴーメンガースト三部作』 ●M・ピーク『行方不明のヘンテコ伯父さんからボクがもらった手紙』 ●Q・クリスブ『魔性の犬』 ●P・アーダー『あわれなエディの大災難』 ●J・スティーヴンズ『小人たちの黄金』 ☆ダークファンタジー系●J・キャロル『死者の書』 ●R・ブラッドベリ『何かが道をやってくる』 ●C・G・フィニー『ラーオ博士のサーカス』 ☆メタファンタジー系●エンデ『はてしない物語』 ●P・グリバリ『ピポ王子』 ●P・S・ビーグル『最後のユニコーン』 ●R・ホーバン『ボアズ=ヤキンのライオン』 ●W・ゴールドマン『プリンセス・ブライド』 ☆正調モダンファンタジー●T・リー『闇の公子』 ●P・アンソニイ『カメレオンの呪文』 再度の回答、まことにありがとうございました。
補足
一番最後に回答を下さった、回答者様の補足欄をお借りして、 改めてお礼を言うつもりでしたが・・・。 最後から二番目に回答を下さった回答者様の補足欄をお借りします。 締切を3月10日に設定しましたが、延長に次ぐ延長で、 申し訳ありませんでした。 回答者様の回答をじっくりと読み、 改めてみつめなおした上でお礼をしたい、と思い、 お時間を頂戴しました。 お礼を書く時に、 一度いままでの自分の意見は置いて(置ききらなかった部分もありますが)考える、という作業は、 とても楽しいものでした。 「そこまでは考えていなかった」「こんな見逃しをしていたなんて」と、気づかされる事が多かったです。 それらは、この質問をしなければ、 きっと得られなかったものだと思います。 そうしたきっかけを下さった、 回答者様全員に改めて感謝しております。 そして、回答者様の挙げた作家の方で、本当に偶然なのですが、 私と同じ誕生日の方がいました。 これから話の種にできます(笑)。 今回、有益な回答を沢山寄せていただき、 ポイントを差し上げる回答者様については、とても悩みました。 それで、今回は、 「質問者ひとりでは、とりこぼしていたであろう部分」に 言及して下さった方々に代表して発行します。 ●14番目の回答者様 「ノンフィクション」「フィクション」について、 しっかりと述べて下さり、とても参考になりました。 「ノンフィクション」などで検索して、 この質問にあたる閲覧者がいた場合、 この回答から得るものはとても多いと思います。 ●15(13)番目の回答者様 今回の「ノンフィクション」「フィクション」の質問に 密接に関係のある言葉ではないのですが、「熱意」という言葉。 回答者様と、質問者の間で、若干のズレがある言葉でした。 これは、一人だとなかなか実感ができません。 追加の回答を下さった事で、実感できました。 そして、okwaveでもしばしば見る事のある、 「言葉の意味」をお互いに違う意味でとらえていて、 きちんと伝わらない事に関しても警鐘になる回答だと思います。 「ノンフィクション」「フィクション」という言葉の 定義が曖昧なままで募ったアンケートでしたので、 精度がかなり低いかもしれませんが、 回答者様の申告に基づき、平均をだしました。 ・2番目の回答者様、7番目の回答者様は2つ ・質問者は質問分の3つ、お礼の1つ で数えました。 ノンフィクション 48・25% フィクション 51・75% 質問者のどちらかを歓迎していない印象を与えないように・・・と いう心配のせいか、ちょうど半々ぐらいになりました! 回答に刺激されて生じた質問も幾つか生まれましたので、 また時間をおいて、 ほんの少しカタチを変えて、質問をたてるかもしれません。 オススメで挙げてもらった本も・・・。 ホラーだという勘違いのとけた推理小説、 懐かしい再会を遂げたエッセイ、 100%の中から選んだ渾身の小説、 国語辞典を見る目が変わる究極の一冊、 歴史や数学の世界に誘うミステリ、 既成概念に疑問符をなげる雑学、 中世を舞台にした謎解き、 偏見で見逃していたのがとても残念だった、秀逸なサスペンス、 ぶっとんだエッセイ、 詩とエッセイ、二倍楽しめるリストになっているエッセイ、 血が騒ぐような、冒険ファンタジー作品、 都市についてのエッセイ、選びに選んだ末の小説、 南部文学の中でも、さらに選んだ珠玉の一冊などなど。 いろいろな作品が挙がって、とても参考になりました。 また別の質問や回答などで、お会いできたら、幸いです。 本当にありがとうございました。
- mamaty
- ベストアンサー率29% (90/310)
こんにちは。3月ですね~。 私の読書は偏ってますよ~♪しかもあまり熱意はない…。 年間読書量は月平均20冊くらいかな?ただしコレはここ最近3~4年くらいのこと。 子どもの手が離れて多少時間に余裕が出来てきたので、子どもの本を借りるついでに自分も読むようになりました。 小学生の頃はかなりの量を読んでいましたが、中学位から徐々に読書量が減って、一時期通学距離が長かったため多少増えて、社会人… 時代はバブル真っ盛り、遊ぶのに忙しくて本なんか読んでる暇ないって(^^ゞ 読むのはファッション誌・情報誌、もしくはフロムA(笑)で、また読まなくなり、結婚して主婦になり慣れない育児が忙しくて本からすっかり離れていました。 本を読んでいない間はもっぱら漫画専門(笑)。しかも、ノージャンル(笑) 少女・少年・青年誌(H系は除く←だって全然ストーリーないんだもん。読んでもちっとも面白くない…。最近、全体的にHに偏って面白い漫画が減った気がするので、漫画は止めて本を読んでいるのだったりする) 漫画は良いです。頭も時間も使わないで読めるし~♪漢字にルビ振ってあるし、図解されているから解り易いしね~。 基本的に物語なら何でも大好きなので、漫画・アニメ・映画・ドラマ、何でも来~い!!のミーハー人間です。 …書いていてとても場違いな気がしてきました。続行してもよろしいでしょうか(-_-;) 1、「ノンフィクション」「フィクション」のどちらを多く読む? ノンフィクションはほとんど読んだ事ありません。せいぜい「易しい離乳食の作り方」「彼氏に着て欲しいセーターの編み方」「500円でわかるパソコン入門」と言った感じのモノ位です。実用書っていうのかしら?これも??? フィクションしか読んでいない気がするなぁ~。 雑誌も実用書に入りますかね~?ナゾナゾ、駄洒落、落語の本などはどこら辺に分類すればいいのかしら?(ぅっ) 童話(絵本含む)30 大きい子向け(笑)児童書50 大人向けフィクション17 料理1 趣味1 その他1 って感じかなぁ?こんな回答でも良いですかぁ? したがって、私的には「フィクション100%」と言えるような気がするんですけど。 しかもほとんどファンタジー系…。SFや推理小説・ホラーなどは若い頃には時々読んでいたけど、最近は映画やドラマの原作でしか縁がないかも。 別に読もうと思えば読めるんだけど、イマイチ食が進まなくてねぇ。 やはり空想の中くらい自由に楽しく飛び廻りたいし、読後感が爽快な物が好みなんですよ。ドロドロの人間関係は日々のニュースや身の回りだけでおなか一杯(― ―;) 事実は小説よりも奇なりと申しますしね。 2、人にすすめたい本 最近読んで面白かったのは「エラゴン」かなぁ? 児童書です。辞書のように分厚い逸品です(大爆笑) http://www.sonymagazines.jp/new/dragonrider/index.html このまま、アニメやゲームの原作になりそうな「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」のようなお話でした(笑) (ひょっとしてもう製作されてたりして?) ストーリーとしてはもう、昔からあるファンタジーの定石を丁寧に外さず、大変楽しめました(ぉぃぉぃ) その上、長いのに読んでいて疲れない、読みやすい!!…字が大きいのか?(笑) 分厚いんで手は疲れるかも。 しかも、作者がすっごい若いの!!書いた当時17歳なんですよ~。最初知った時は信じられませんでした~。 あれ?いつの間にか2巻目も上下巻で発売されてますね~。まだ近所の図書館では見かけていないんだけど。わわ、読みたいなぁ!!でもLiohさんに先に読まれちゃうかな~(^◇^;) きっと、ゲーム好きな方はお気に召すと思います。中学生くらいの男子は読むべし!(別に限定はしないけど)面白いよ。ぜひどうぞ。 文字ばかり多くて内容がないよ~(^^ゞどうも失礼致しました。では!(^_^)/~
お礼
ようこそ、おいで下さいました~。桃の節句限定「桃花酒」を用意してお待ちしておりました。ささ、どうぞ。 >年間読書量は月平均20冊くらい?コレはここ最近3~4年 20×12ヶ月×3~4年=720~960冊!!ここ数年で熱意なし(とおっしゃってますが)でここまで読めるというのに驚きました!すごい! 私も小中学でかなり読み、そこから後は少し減り、長距離通学、通勤の時にやや増えて、引越のドサクサで限りなくゼロになり・・・ →現在は図書館三昧の日々です。 >本を読んでいない間はもっぱら漫画専門(笑)。しかも、ノージャンル(笑) 読んでいるときも、読んでいない時も漫画三昧です(笑)。最近は図書館でも漫画を貸してくれるので嬉しい限りです☆以前すすめてもらった漫画、私もそうですが、旦那のはまり具合がすごいですよ~。ありがとうございました!私のきょうだいも、少女、少年漫画の話が共通言語です(ぉぃ)。・・・あ゛。本題の前に、こんなに字数を使ってしまいました。つい楽しくて♪さて・・・ >したがって、私的には「フィクション100%」 フィクションとノンフィクション、境界に困るジャンルに関しては、もう、回答者様のセンスにお任せしています(ぉぃ)♪で、約100%フィクションですね♪ >ドロドロの人間関係はおなか一杯 はい、同感です!好む好まないに関わらず、直面しなければいけない時があるんですから・・・なにも好き好んで・・・とも思います(^_^;)。いや~。私は小心者だからかも。 >2、「エラゴン」 お゛―!!おもしろそうですね~♪「ドラクエ」は大好きです。 シリーズ恒例の、竜に乗る、空飛ぶ絨毯に乗る、なども大好きです。PSのコントローラの近くに、スライムベホマズンとか転がっています。「ダイの大冒険」もリアルタイムで読んでいました。ポップの成長を温かく見守ってましたよ~。懐かしい!!ファンタジー作品、大好きです。先日も三村美衣の「7~17歳までに逢いたいファンタジー作品」のリストを見つけて、もっと早く出会いたかったのに~、と床を転げまわったばかりです(笑)。 ・・・で、エラゴンの2巻目、蔵書検索しましたら、予約件数50件弱!!2巻目はなかなか厳しそうですが、「エラゴン」是非、読みます! 回答ありがとうございました。
補足
「エラゴン」、読みました! 龍のでてくる話、好きですよ。「まんが日本話」「ダイの大冒険」「ドラゴンボール」・・・あ、漫画ばっかり・・・! 「ドラクエ5」でも、「グレートドラゴン」がなかなか味方にできなくて悔しい思いをしました(笑)。 さて・・・。 はじめ本を見た時には、読みきれるか、少々心配だったのですが、読み始めると、とまらなくなりました。やめられない♪とまらない♪主人公や登場人物の内面をじっくりと描写している作品だったので、あの頁数は最低限、必要だった、と思います。 今年の6月に映画が公開されるそうで、そちらも楽しみです。ソレムバンのビジュアルがとても気になるところですね(ぉぃ)。 魔法の設定も、使うとMPだけではなくHPも消費するというのが、説得力がありましたね。ドラクエなどのゲームだと、呪文の習得の過程がじっくりというわけにはいきませんし・・・。映画で呪文は、どのようなグラフィックになるんでしょうね♪ あと、サフィラが、エラゴンの心配をする場面がとても可愛いですね~。「縄でしばりあげて~」の部分は、特に大好きです。彼女にとって、可愛いという言葉が褒め言葉になるのかは、少々不安ですが(^_^;)。 それから、ブラムの作るシチューが、なぜか美味しそうで、今晩はシチューにしようかな、と思っているところです。 あの頁数でしたが、 はやくも、続きが気になっています。 しばらく、私のもとに続編が届かないのは歯がゆい・・・。 私の使っている図書館の予約の伸びもですが、横浜市立図書館でも予約件数が100件超え、と続編も人気がありますね。 ※横浜市立図書館は、利用者が多いせいか、予約がどれだけ集中しているのか、気になった時に見ています。 以前読んだ、「夜のピクニック」という小説の中に、 「ナルニア国物語、読むタイミングを逃して、残念だった」 と話す高校生がでてきます。 確かに、この作品も少年時代に出逢いたい作品ですね♪ ・・・でも、こういう「少年性」って、 かっこいいオジサマも、素敵なおねえさまも、 どこかに隠し持っている部分とも思えます。 (と、自分に納得させるために言っていますが。ぉぃ。) 今後も、こういった作品に出逢いたいです♪ おもしろい作品を教えて下さって、ありがとうございました!(^_^)/~
- zephyrus
- ベストアンサー率41% (181/433)
それでは《前置きなし》で濃厚な中味を簡潔明瞭、単刀直入、一気呵成、十把ひとからげに述べたいと思います。 この2ヶ月間の割合は、 【ノンフィクション】0% 【フィクション】0% です。 わわっ、い、一冊も読んだ本がない! なんの参考にもならない! だ、だいたいがですね、読書というものは読むと目が疲れ近視になる、まっすぐな考えをしなくなるので斜視になる、あれこれ気移りするので乱視になる、ぼんやり物思いに耽るので遠視になる、と碌なことがありません。 しかも1ページ読むあいだに眠くなる、寝てばかりいるので運動不足になる、本を枕がわりにするので首を寝違えるといった惨状を呈し、ものを見ずして見た気になる、目の前の現実から目を背ける、果てはうろこが落ちたり肥えたり冴えたり高くなったりと目もあやに目まぐるしく目先が変り… という回答をお望みのご質問ではありませんでしたね。失礼しました。 《前置き》はこれくらいにして…。 ◆1 去年たまたま読書記録を取っていましたので、それを分析しますと、ほぼ、 【ノンフィクション】40% 【フィクション】60% という結果を得ました。 ただ私もノンとウイ(?)の区分けがよく分らず、ウイのほうを詩・小説・戯曲・児童書とし、それ以外をノンフィクションとして計算しました。 全体は読了分211冊ですが、上下巻ものでも一冊扱いの代わり、薄ーい詩集や児童書でも一冊扱いです(これが全体の40%を占めていました)。読むのは異常に遅く、詩などは一行一行さながら指で押さえて読みたどるということも(それでも、さあーっぱりわからなくて跳ね飛ばされる思い:泣)。 けれども、情報や知識を素早く得たい場合ならいざ知らず、ゆっくり読んで愉しまずして何の読書だろうと思っています。そういう時間しか読書の時間に入れていません。 読む時間は限られていて、そのため本は厳選されねばなりませんが、どうしても安易なほうから手が行ってしまいます。で、肝心の手ごわい作物の順番になったとき、もうどうでもいいやということになって、いわゆる必読の書を何度も何度も取り逃がして来ました。 自由気まま、何の研究を志す者でもない気安さが裏面に出てしまっています。 人は何のために本を読むのかという名質問が過去このサイトにありましたが、確かに読書は暇つぶし以上のものであるにもかかわらず、その真の意義がなかなか見えてきません。 かなりの時間をそのために割いていることからしても、自分というものの実体も相当の部分が含み込まれているに違いなく、またそこから波頭のように絶えず飛び出して来るものもあるに違いなかろうのに。 一つの食卓が厳正にキッチンに置かれてあるという事実を読書は教えてくれます。が、同時にそれは大きくなったり小さくなったりする。食卓は食卓の形をとどめないほどに波動しているということを教えてくれるのもまた読書なのでしょうか。かくして食卓=世界は、確かにそこに在りつつポリフォニックに揺れ動いているのだと。 ◆2 お奨めの一冊ということですが、何がいいのだろう、読書大好きの質問者さんに強いてお奨めできるもの。 …詩人の書いた小説というのはどうでしょう。 すぐ浮かぶのはリルケ「マルテの手記」(異国からパリに出てきた貧しい青年の魂の手記)、 清岡卓行「アカシアの大連」中短編五部作(奥さんを亡くした小父さんの朝の悲しみと回想とその後の生活)、 国木田独歩「忘れ得ぬ人々」「春の鳥」「画の悲しみ」などの短編といったところですが、今回は、 ・メーリケ「旅の日のモーツァルト」 という100ページほどの中篇にしておきます。今年はモーツァルトの250回目の誕生年だしなあということと、今ためしに「メーリケ」でこのサイトを検索したら、どこかの物好きの一件がヒットするのみで(zephyrusとかいう馬の骨でした)希少価値もあるかなという、まことにもっていい加減で熱意のない不純な動機に基づいています。よっぽど気が向かれたら、どうぞ♪ 特定の音楽家がどうのこうのというより、一人の詩人が敬愛をこめて描いた或る芸術家の肖像、その至福の一日。 上機嫌な一組の夫婦がプラハへの旅の途上、小さな村で出会った気の置けない人々、そのひとときの交流。それもやがてすみやかに喪われてしまうのだと作者は深く愛惜しているようです。 ご質問からはみ出したこともあれこれと、かなり構わず書き連ねました。ご不快だったらごめんなさい。
お礼
メーリケの「旅の日のモーツァルト」読みました。旅・・・いいですね。旅そのものもいいですが、その「旅」によって、なにかが変わるような、そんな期待感も旅の楽しみのような気もします。 そして、友人から「熱狂の日」という、モーツァルト関連のコンサートがリーズナブルに楽しめるイベントに誘われた時に、いろいろと回答も参考にさせていただきました♪本当にありがとうございました。 モーツァルト、の「ピアノ三重奏曲・K548」を聞きましたが、同じ制服を着ていても、つい目が行ってしまう華やかな顔立ち・・・というモーツァルトの印象を持ちました。(俗なたとえでゴメンナサイ) メーリケの作品も、とても参考になりました。 「それで筋をたてて、一言弁じてやる者が一人も居らんのか?卑劣漢め!」一番、気に入っているのが、この部分です。若い恋人達を邪魔する者に、本気で怒る場面。彼のそういった優しさ・・・といいますが、人間性に惹かれました。そんな彼がつむいだ「愛の歌」なら、是非聞いてみたい、と思いました。 「伯爵家にとっては、この樹には一世紀以上にわたる、ある 素晴らしい婦人への追憶がこめられているのだった」 あと、この部分、絶対王政からフランス革命を経て、長い長い時を経てきたオレンジの樹の記述。漫画の「ベルサイユの薔薇」の中に、フランス革命間際にナポレオンが歩いていく場面があります。フランス革命が終わり、ナポレオンが台頭し、皇帝についた彼にベートーヴェンが失望し・・・という流れが、断片的な知識ではなく、流れが少し身近になった気がしました。その時のように、絶対王政があって、フランス革命があって・・・モーツァルトの時代に、オレンジの樹がミューズの果実を実らせて・・・という時間の経過がとても心地よく感じました♪ 「ますます少女たちには加勢がふえるので、まもなくオレンジは1ダースずつも、テンポを速めながら飛び交うのです。」ウッドハウス著「ジーヴズの事件簿」で、客席にオレンジ(のようなボール)を投げて歌うヒット曲がでてきます。おそらく、湖面を行き交う、黄金色のオレンジの景色、とても素敵だったと思います。オレンジを店頭でみかけるとなぜか少々心が躍るようになりました♪ いいきっかけをありがとうございました。
補足
ようこそ、おいで下さいました。 待ちわびておりましたよ。 罠をはって、お待ちした甲斐・・・ あ、いえいえ、それでは本題に入りましょう。 >【ノンフィクション】0% 【フィクション】0% ・・・。 そ、そうですか(^_^;)。 回答ありがとうございました~。 >《前置き》はこれくらい。 あ゛~、ビックリした!(ドキドキ) >【ノンフィクション】40% 【フィクション】60% >全体は読了分211冊 これはまた凄い分量の中での結果ですね! 211冊!! 読了リスト、確認するだけでも大変だったと思います。 本当にありがとうございます!! 今度、雪の日にでも、お礼にハタを織りに伺いますね(ぉぃ)。 >上下巻ものでも一冊扱いの代わり、 薄ーい詩集や児童書でも一冊扱い 薄ーい児童書でも、 写真の多い「おいしいカレーの作り方」でも、 私も1冊扱いです(キッパリ)。 上下巻ものは、 私は2冊扱いです・・・(コッソリ)。 あたたかい声をいただいている「夏の百冊完読計画」も、 読みやすそうで、上下巻になっていないものを読んでばかりです(ぉぃ)。 ・・・なのでこれから、残った本が一桁になった時が、 一番大変になるかも・・・(ぉぃぉぃ)。 だから「難しくて難しくない本」に回答する事が、 今はできませんでした。 今は、ね☆ >人は何のために本を読むのかという名質問、 かなりの時間をそのために割いていることからしても、自分というものの実体も相当の部分が含み込まれて・・・ 私も、締め切り後でさえ、 何度も定義しなおそうと努めている、名質問です。 ・・・まだまだ、「QED」にたどり着かないんですが(ぉぃ)。 待ってれば、そのうち「QED行き」のバスが通りかかるかも(ぉぃぉぃ)♪ >…詩人の書いた小説というのはどうでしょう。 >リルケ「マルテの手記」 >清岡卓行「アカシアの大連」中短編五部作 >国木田独歩「忘れ得ぬ人々」「春の鳥」「画の悲しみ」 おお!詩について全然知らない私にとっては、 とても参考になります。 気になったら、 またその著者の「詩」を読んだり、 と二度楽しめますね♪ 特に「リルケ」なんて、気になりますね。 異国のパリに渡った表現者・・・ 私の中で気になる存在です。 ヘミングウェイ、マン・レイ、ガーシュウィン、田所美惠子、 などなど。 >メーリケ「旅の日のモーツァルト」 先日は、回答を参考にさせていただきました。 友人から、「モーツァルトって、何がオススメ?知っていたら教えて。」 とメールがきまして。 いつもなら、「ごめん。多過ぎて、何を聞いたらいいか、私もわかんないよ。」 と返信をうつところでした。 そのメールがきっかけで、 わからないなりにも聞いてみたいな、と思っています。 まだまだ、交響楽に協奏曲と、 定義も聞いて区別もできないのですが(ぉぃぉぃ)。 >特定の音楽家がどうのこうのというより、一人の詩人が敬愛をこめて描いた或る芸術家の肖像、その至福の一日。 それは気になりますね~。 私がこの質問の2番目の問いを入れたのも、 似た理由です。 「これは面白かった。」「これはぴんとこない」と、 いろいろ悩んだり、迷ったり、喜んだりした中での、 人々の気持ちを聞いてみたかったから、というのもありまして。 「ぼくらはほんのわずかな言葉を伝えるために、 どれだけ実のない話を重ねるんだろう・・・ねぇ?」 シオドア・スタージョン「成熟」 ・・・ぐらい、自分が伝えようとする事が どれだけ言葉を費やしても、伝わらない気がして、 文章が長い私にとって、 「詩」を書く、というのは、とても凄い表現形式だと思います。 針一本で、ライオンに立ち向かう・・・ ように、心もとない気がしていました。 研ぎ澄まされた言葉で、どのように「思い」を描いているのか、 楽しみながら読もうと思います。 >ご質問からはみ出したこともあれこれと ・・・いえいえ、他の回答者様のお礼でも、率先して、 質問から逸脱している質問者なので、 お気になさらないで下さい♪ >ご不快だったら そんな事はございません。 このまま、質問者に軟禁される危険もございますが(ぉぃ)、 またのお越しをお待ちしております。 回答ありがとうございました。
- fullmoon01
- ベストアンサー率29% (89/305)
>>1、皆様は、「ノンフィクション」(ビジネス書、実用書など)「フィクション」(小説、児童書など)のどちらを多く読みますか? フィクション10%・・・ただし、漫画やエッセイなど、著者のほぼ実体験で面白おかしいものは、すごく好んで読みます。 ノンフィクション90%・・・主に読むのは、推理小説や恋愛小説です。 >>2、機会があったら、是非人にすすめたい!と、うずうずしている本がありましたら、1冊紹介して下さい。ネタばれしない程度に、読みたくなるような紹介もお願いします。 あまりにも有名ですが、西原理恵子(ベトナムなどに行く鳥頭紀行)、内田春菊(わたしたちは繁殖している)、などです(半分漫画でごめんなさい)。 *〆切が設けられてて良いですね(^.^
お礼
>フィクション10%・・・著者のほぼ実体験。 >ノンフィクション90%・・・主に推理小説や恋愛小説 エッセイも、いろいろな経験が書いてあって、 興味深いものが多いですね。 「本で経験したつもりにならないで、 ちゃんといろいろな経験もしなきゃ!」 という意見もゴモットモなんですが・・・(^_^;)。 全ての好奇心を体験で満たそうとするには、 私には、「お金」も「度胸」も「危機管理能力」も足りません。 >西原理恵子(ベトナムなどに行く鳥頭紀行) 女性なのに、ふりきれたエッセイが多い方ですよね。 ・・・ほめコトバです。 他の作品「できるかな V3」で、 時期柄(ぉぃ)、とても臨場感のある、 税務署と血で血を洗う抗争を試みていたり・・・。 ホステス経験をしていたり・・・。 かなり体を張ったエッセイが多いですね。 西原嬢がホステスなら、私も出向いてみたいような(ぉぃ)。 逆に、私がタバコに火をつける力関係になってしまう気がするのは、 気のせいでしょうか? >内田春菊(わたしたちは繁殖している) 小説でも、衝撃的な作品で、 直木賞の候補にもなった事がありますね。 彼女の作品は未読なのですが、 作者は知らなくても、作品名は誰もが聞いた事のある作家ですね。 あと「でんこちゃん」とか。 主に読む、推理小説や恋愛小説にも、 オススメをまだまだ沢山秘めているのかもしれませんね~。 >(半分漫画でごめんなさい)。 そんな事、全然問題ありません♪ 私も図書館で借りる本の4分の3は、漫画かも(-_-;)。 >〆切が設けられてて良いですね(^.^ お褒めの言葉、嬉しいです。 アンケートは、早めに締め切る方が多かったもので、 いつまでも締め切らないのではと、 回答者様をいたずらに不安にさせるかな、 と思いまして。 私自身は、ゆっくりと回答を選んで、 ゆっくりと回答をする、回答者なので、 締め切りも少し長めです。 すみません。お礼もゆっくりになってしまって。 私の質問を見つけても、 「他の魅力的な質問が気になるようなら、 その回答の後にでもまたどうぞ♪」 というスタンスで、のんびりと回答を待っております。 回答ありがとうございました。
- itab
- ベストアンサー率50% (431/861)
錚々たる読書家のみなさんに混じって私ごときが回答をさし上げるのは如何なものかとも思ったのですが、生来のおじゃま虫的性格と、門外漢のサンプルも一般人的資料として幾らかでもLiohさんの参考になるかなと勝手な解釈をして来てしまいました。 前置きが長いのは中身が薄いからです。(汗) 何しろここ3ヶ月で読んだ記憶があるのは、こちら↓だけなのですから。 【1】天使のナイフ/薬丸岳 【2】「サラ川傑作選 ごにんばやし」 【3】すこやかに おだやかに しなやかに/谷川俊太郎(詩集) 【4】死神の精度/伊坂幸太郎 【5】(△●※某検定試験テキスト) 【3】と【4】は、どなたとは申しませんが、このサイトで強く影響を受けたからでありまして、【2】は、恥ずかしながら小生の拙句がひとつ紛れ込んでいるから(さりげなく自慢してます ぉぃ)。 あと、【1】は、知り合いが「読め!」と半ば強制的に置いていったもので、【5】に至っては読んどかないと勝負にならないからであります。 (ちなみに試験は来月です) なお、【4】【5】は未だ読み終わってません。ぅっ ということで「ノンフィクション、フィクション(無理矢理)半々くらい」ということになりましょうか。 それにしても読書的主体性というものがほとんどない!?。 ただ、今でこそこんな私ですが、かつてはそこそこは読んでおりました。 もう二十年くらい前に、通学/通勤が電車+バスという時代があって、その頃は特定の作家の作品をひたすら追いかけていました。 松本清張~野坂昭如~五木寛之~筒井康隆~半村良~ディックフランシス・・・・・ はい。若い頃から節操がなかったのです。ぅっ で、こんなくだらないことを申したのも、 >2、機会があったら、是非人にすすめたい! に、Dフランシスを是非、推したいからであります。 名前だけはいくらか知られていますので、ご存知かとも思いますが、彼を検索するとまず出てくるのが「競馬シリーズ」。 もうこの肩書きだけで引いてしまわれる方がかなりの割合だそうです。 違うのです。 彼の作品は、推理サスペンスとして、確実に「超」のつく一級品なのです。 全40作くらいあるのでしょうか、面白さに気付いた頃は、もうかなりの数が世に出ていました。もう片っ端から読み漁りました。 既刊を全て読み終えると次は、新作が待ち遠しくて待ち遠しくて待ち遠しくて。 とにかく組み立て方が秀逸、展開が絶妙、冒頭からぐいぐいと物語の中に引き込まれていきます。プロットはそれ程複雑でもなく基本的に勧善懲悪。それだけに安心して読めますし、読後の爽快感も文句なし。 しかも英国風洒落たエスプリが全編にちりばめられています。 ほとんど駄作はないのですが、おすすめとなるとやはり、英米で賞を獲っている「大穴・利腕・敵手」シリーズになるのでしょうか。 そうそう、写真がご趣味のLiohさんであれば(←何で知ってるんだろ)、「反射」という作品が面白いかもしれません、アマチュアカメラマンの主人公が写真の知識を駆使して謎解きをしていきます。 現在は残念ながら、(共著していた奥さまが亡くなったことと、かなりのお歳で)筆をおかれているようです。 なお、ラブロマンスの香りはほとんどありませんので、期待されないように。 締め切りはまだ少し先とのこと、ゆっくりの回答でもよかったのでしょうが、一息ついたところの(回答が途切れた時の)寂しさもあるかなと、のこのこ出て来てしまいました。 (でも、#9さんがちゃんとご登場されてましたね *^_^*) おそらく、この後、続々と読書家の猛者のみなさんも登場されるだろうし早いほうが回答しやすいとの思惑もあったりします。 後書きが長いのも中身が薄いのを補うため?。 失礼しました。
補足
ようこそ、いらっしゃいました。 期間限定の「ホット・チョコレート」を用意して待っておりました。 あ、いえ、毒なんて入ってませんから、余り物でもありませんから(汗)。 ささ、どうぞ。 >何しろここ3ヶ月で読んだ記憶があるのは、こちら↓だけ 私も本を手に取る気力が失せてしまうほど疲れる事もありますし、 本を手に取る暇もないほど、友人達と楽しい時間を過ごす事もありますし・・・。 冊数ではありませんよ♪ハートです、ハート(意味不明)。 >【1】天使のナイフ/薬丸岳 知り合いが「読め!」と半ば強制的に置いて 年末年始の書店で、「××書店イチオシ」のワゴンの中にあったのを 見た事があります。 半ば強制的に・・・は、私もよくやる常套手段です(ぉぃ)。 >【2】「サラ川傑作選 ごにんばやし」 サラ千に載ったことがあるなんて、すごい! 大賞の発表をテレビで見た事はあるのですが・・・。 私が載ったことがあるのは、これくらい?↓ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4779400139/qid%3D1139986226/sr%3D8-3/ref%3Dsr%5F8%5Fxs%5Fap%5Fi3%5Fxgl14/250-8302036-4825006 他にもいい回答はしているはずなんですが(ぉぃ)・・・。 採用された回答は誤字があるわ、質問者様の熱い思いに応えきれておらず、 よりによって・・・という、はがゆい回答です。 >【3】すこやかに おだやかに しなやかに/谷川俊太郎(詩集) 私も、なかなか詩を読む機会がなかった事もあり、 参考になりました。 検索でひっかかった、 「谷川俊太郎書店」↓ http://www.junkudo.co.jp/0301tanigawa1.html の宣伝を見つけて、「もっと早く見つけたかった・・・。」 と、崩れ落ちそうになりました。 その書店に連絡して、 「谷川俊太郎書店」の蔵書リストをもらえないか、 と思っているところです。 >【4】死神の精度/伊坂幸太郎 ・・・そういえば、『直木賞』の時期に、 伊坂幸太郎をすすめる回答をした事もあったような・・・(笑)。 ・・・今回も逃しちゃいましたけどね、直木賞。 「本屋大賞」↓ http://www.hontai.jp/ にも、ノミネートされているようなので、 引き続き見守っているところです☆ 直木賞を逃した作品にスポットを、という空気を感じるので、 「東京タワー」VS「死神の精度」 と、私は思っているのですが・・・。 伊坂幸太郎、おもしろいので、 ゆっくりと楽しんで下さいね♪ >【5】(△●※某検定試験テキスト) ・・・まぁ!・・・しかも終ってませんか! 私には何もできませんが、 かわりに、梅を眺めるついでに(ぉぃ)、 湯島天神にお参りしてきます♪ どうか、いい結果が出ますように。 >「ノンフィクション、フィクション(無理矢理)半々くらい」 半々ですか。 そして、そのバランスも何時変わるかわからない、 微妙さで揺れているようですね♪ >松本清張~野坂昭如~五木寛之~筒井康隆~半村良~ディックフランシス・・・・・ お、一人の作家を集中してですか。 私が読んだ事があるのは、「松本清張」「筒井康隆」だけです。 著作が多いので、読み甲斐もありそうです。 >2、機会があったら、是非人にすすめたい! に、Dフランシスを是非、推したいからであります。 見覚えがあります。どこだったかな、 あ、読書相談室!!↓ http://www.webdokusho.com/soudan/yokuaru/genre.html#9 >「競馬シリーズ」。 もうこの肩書きだけで引いてしまわれる方がかなりの割合 あ。はい。私もです(汗)。 >推理サスペンスとして、確実に「超」のつく一級品。 とにかく組み立て方が秀逸、展開が絶妙、冒頭からぐいぐいと物語の中に引き込まれていきます。プロットはそれ程複雑でもなく基本的に勧善懲悪。それだけに安心して読めますし、読後の爽快感も文句なし。 しかも英国風洒落たエスプリ うわ~。なんで見逃していたのでしょう。私。 これは、興味が湧きますね~。 さ、蔵書検索♪蔵書検索♪ >そうそう、写真がご趣味のLiohさんであれば(←何で知ってるんだろ)、「反射」という作品が面白いかも。 ははは。何故、ご存知なのでしょう(笑)。 作品数が多い場合は、その中でも、オススメを挙げてもらえて、 非常に助かりました♪ >錚々たる読書家のみなさんに混じって私ごときが >前・後書きが長いのも中身が薄いのを補うため 何をおっしゃいますやら、 「D・フランシス」という最終兵器を引っ提げての回答に、 なんて謙虚な姿勢! 回答ありがとうございました。
こんにちは。 1)普段こういうことを考えたことがなかったので、んー?と首をひねってみたところ… ノンフィクション 3% フィクション 97% くらいかな?と思います。 ほとんど小説ばかりですね。 創りあげられた架空の世界で、作者の掌の上でころころ転がされて楽しみたいです。 たまにとんでもないところに飛ばされたり。。。いやー極楽、極楽(笑) 2)今読んでいる本なのですが、レオナルド・ダ・ヴィンチが謎を解明するお話です。 『旧宮殿にて―15世紀末、ミラノ、レオナルドの愉悦―』 三雲岳斗 芸術、宗教、建築…とイタリアの古き時代の香り高き一品です。 初めて読む作家さんなのですが思わぬ見っけもの♪という気持ちになりました。 *実はまだ2話目までしか読んでいません…ごめんなさい(^^;
お礼
こんにちは。 ようこそ、 バレンタイン限定、「ホットチョコレート」を用意して、 お待ちしておりました。 ささ、どうぞどうぞ。 >ノンフィクション 3% フィクション 97%くらい お、小説が多いのですね♪ >作者の掌の上でころころ 同感ですね~。 転がされるのが楽しい作者、いますからね~。 自分の集中力がズタボロになるほど、限界に追い込まれる、 そんな引力のある作品に出会うのは、財産ですよ! 自分を痛めつける趣味はございませんが、 極限まで研ぎ澄まされる感覚は、病みつきになっていましたね。 若い頃は、夜を徹して・・・とか、無茶な読み方もかなりしました。 数年来は、「朝早いし」「今、忙しいし」 と意識的に、小説に呑まれる可能性を避けていた事も・・・。 最近は、また昔の熱がぶりかえして、 いそいそと、小説にも勤しんでおります(笑)。 「伊坂幸太郎」などは、私の利用する図書館では、 あっという間に、予約件数が3桁にのぼってしまうので、 新刊の噂を聞きつけると、 司書の方に嫌がられない程度の早い時期に予約をいれています(ぉぃ)。「予約」で取り寄せると、 必ずしも、時間がある時に届くわけではないのがつらいところです(笑)。 >『旧宮殿にて―15世紀末、ミラノ、レオナルドの愉悦―』 三雲岳斗 芸術、宗教、建築…とイタリアの古き時代の香り高き一品です。 初めて読む作家さんなのですが思わぬ見っけもの♪ 他の回答者様が挙げた、 「ダ・ヴィンチ・コード」もおもしろそうだったので、 気になりますね。 「ダ・ヴィンチ・コード」を読む前に読んだら、 より楽しめそうですね♪ 以前、「ダ・ヴィンチ展」に出かけた時、 大量にデッサンや、解剖のスケッチなども展示されていました。 骨格、筋肉の動きなども含めて、 絵に息吹を吹き込むような作品で、 息を呑んだ記憶があります。 >*実はまだ2話目までしか読んでいません… フライング、大いに結構ですよ☆ 私も、短編集は全部読み終わる前に、 「これ、おもしろいよ!」と宣伝してまわっていますから(^^; 全部読み終わるまで黙っていられないんですよ~。 「こいつぁ、いい♪」と思った作品は、 少しでも早く、そうした声をあげていくべきですよ☆ 回答ありがとうございました。
補足
>『旧宮殿にて―15世紀末、ミラノ、レオナルドの愉悦―』 三雲岳斗 はい。読みました!この作者の別の著作も、是非読んでみたいですね。SF作品も書いている方らしいので、その点も気になっています。 机の上の置きっ放しの道具、絵画用の油の匂い、差し込む太陽の光・・・と、雰囲気も素敵ですね。知らない道具でも、確かにそこにあるような重みを感じました。 私の主観になりますが、2話目の「窓のない塔から見る景色」が大好きです。「私も見たかった」と、つくづく思います。 私も2話目を読んだ時点で既に人に勧めてしまうかもしれません。 いや~。どうやって、この作者を発掘してこられたのでしょう?今後のために、ボソッと教えて下さい(^_^;)。 「二つの鍵」は、 アンソロジー(本格ミステリ 05;2005年本格短編ベスト・セレクション) にも載っている作品でしたね♪ このアンソロジーも読みたくなってきました。 これからも気になる作家や、作品、おもしろかった作家や、作品、ボソッと教えて下さい。 以前、話題にあげてらした、皆川博子も実は気になっています。 「猫舌男爵」とか、「薔薇密室」などは、 まずタイトルに目をひきつけられました・・・。 改めて、この作品を教えて下さった事に感謝します。どうもありがとうございました! それでは、失礼します。
- chairwarmer
- ベストアンサー率41% (163/393)
1.ノンフィクション 80% フィクション 20% ぐらいでしょうか 昔から百科事典、動植物図鑑などを隅々まで読んでいたほうで 一癖ある知識を蓄える事が好きでした。 今でもその傾向はあり、雑学に関する本ばかり読んでます。 辞書さえあればいくらでも時間はつぶせますよ(^^ 2.お勧めの本 統計でウソをつく方法 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=00712204 1950年代(半世紀近くも前!)に書かれた本なのですが 未だに再販され、多くの人に読まれている名著です。 確固たる事実を表しているかに思える「統計データ」というものが 実はとても曖昧で、いくらでも操作が可能であること 更には誤解・曲解によって事実とかけ離れた解釈をしてしまうことがあるのかが 非常に分かりやすく書かれています。 「あるハイウェイでは、午前7時よりも午後7時の方が交通事故による死亡者が4倍も多い では、このハイウェイを夜走るのは、朝の4倍危険なのか?」 「ある期間内での死者数を調べたところ、軍隊に所属する軍人は 1000人に9人の割合だったが、一般人は1000人に16人の割合で死亡していた 一般社会で生活をするより、軍隊に所属していた方が安全なのか?」 ↑こんな数字のトリックを聞いて興味がわくのであれば、ぜひご一読を。 ↓他に雑学系の本としてお勧めはこのあたりです。 詐欺とペテンの大百科 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30884022 ヘンな虫はすごい虫 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=19558026
お礼
>ノンフィクション 80% フィクション 20% ぐらい ノンフィクションが多いようですね。 >昔から百科事典、動植物図鑑などを隅々まで読んでいた >今でもその傾向はあり、雑学に関する本ばかり。 これまた、選りすぐりの雑学が期待できそうですね(^^ 図鑑は、子供のとき、よく眺めていました。 人体の断面図(筋肉だけ、骨格だけ、内臓だけ・・・など)を見て、 一人の人間の体に、こんなにいろいろと詰まっているなんてスゴイ・・・ と感動した記憶があります。 >統計でウソをつく方法 お。ブルーバックスですね。 実は、「グラフはこう読む!悪魔の技法」という本を読みたいな、 と思っていたので、うってつけですね。 >1950年代(半世紀近くも前!)に書かれた本なのですが >未だに再販され、多くの人に読まれている名著です。 おお~。ますます、いいですね。 そうした評価の高い本なら、なお、興味がそそられます。 >「あるハイウェイでは、午前7時よりも午後7時の方が交通事故による死亡者が4倍も多い では、このハイウェイを夜走るのは、朝の4倍危険なのか?」 >「ある期間内での死者数を調べたところ、軍隊に所属する軍人は 1000人に9人の割合だったが、一般人は1000人に16人の割合で死亡していた 一般社会で生活をするより、軍隊に所属していた方が安全なのか?」 ・・・トリックがある気がするのですが、 現状では、どのへんに作為があるのか、 想像がつきません(汗)。どのへんだろう? >詐欺とペテンの大百科 ・・・。 500頁以上というボリュームにも驚きました! すごい大百科ですね~。 結構昔からの手口を織り交ぜながら、 の詐欺も多いのですか。 参考になりそうですが、 ・・・すごい厚さですね。 図書館に蔵書ありましたが、 どうやって持って帰ろう(笑)。 持病の肩こり(笑)が悪化しそうな重さです。 >ヘンな虫はすごい虫 これもブルーバックスの本ですね。 ブルーバックスの棚で、比較的目につきやすいタイトルだったので、 タイトルだけは見た事があります。 あまり読んだ事のない分野の本です。 回答ありがとうございました。
- atoken
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こんにちは。 1、高校時代【フィクション】100%! 現在【フィクション】90%【ノンフィクション】10% です。 ノンフィクションは家族が借りてくる自己啓発系や美容系をパラパラ読んでいます。あまり自ら積極的には読もうとはしません。“あるから読む!”といった感じです。 小説は大好きで、図書館をフル活用して読んでいます!ミステリーが多いですが、面白いと噂を聞いたり、よく知られていたり、賞を取ったりした小説はとりあえずは手に取ってみるミーハーっ子でもあります。 2、ダン・ブラウンさんの“ダヴィンチコード”です。 あらすじは、こちらで。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047914746/qid=1139593750/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-8947150-4037903 外国の小説は登場人物の名前を覚えにくいのですが、冒頭に人物紹介がしてあるので便利でした。 宗教やダヴィンチの予備知識がなくても全く問題ありません! ミステリーでとってもハラハラドキドキですが、歴史や宗教や数学などの話もあり、黄金比やフィボナッチ数列の話は『へぇー』と言ってしまいました。 まずは上巻!是非一度、読んでみてほしいです。
お礼
こんにちは。 >高校時代【フィクション】100%! > 現在【フィクション】90%【ノンフィクション】10% >ノンフィクションは家族が借りてくる自己啓発系や美容系 おぉ。フィクション中心ですね。 ご家族の方はもしかして、蔵書数の多い図書館をご利用ではありませんか? 私の乏しい経験と、身の周りの話では、そういった本の蔵書が多いところは、 全体的に、かなり蔵書の多い図書館でした。 どうでしょう? >面白いと噂を聞いたり、よく知られていたり、賞を取ったりした小説は とりあえずは手に取ってみるミーハーっ子でもあります。 私も、いい年をして、ミーハーですよ。 自分の本の選び方に自信がないからかも・・・。 人の読んでいる本は気になるし、 賞をとった作品も気になります。 東野圭吾「容疑者Xの献身」、OKWAVEの回答でみかけて、 読みたいなと思っていました。 その時点で、予約件数 70件。 「ま、でたばかりだし、ほとぼりを冷めるのを待って・・・。」 と思ったら、 「このミステリがすごい」で1位になり、 予約件数 100件越え。 で、直木賞も受賞して、 2月13日現在、予約件数 1000件以上。 私も図書館フル活用なので、 かなり絶望的な数字ですね・・・。 ですが、気長に待とうと思っています。 >ダン・ブラウンさんの“ダヴィンチコード”です。 実は、この本も、 予約件数900件を誇っていました。 2月13日現在では、700件。 とても、しばらくはまわってこないかも。 おもしろそうなのに・・・。 ある図書館では、 「予約が集中しているので、 買って読んだ方は、寄贈して下さい。」 というリストに、名を連ねていました。 ・・・と思っていたら! http://www.7andy.jp/books/detail?accd=R0177319 上・中・下巻で、文庫化されるんですね。 今度こそは、出遅れないで、 予約できるかもしれません。 >冒頭に人物紹介 >宗教やダヴィンチの予備知識がなくても全く問題ありません! >ミステリーでとってもハラハラドキドキですが、歴史や宗教や数学などの話もあり 頁数が多いので、私にタチウチできるかな、 と少々弱気になっていましたが、 手に取る勇気がでましたよ。 回答ありがとうございました。
補足
>「ダ・ヴィンチ・コード」 まだ手元にはきていませんが、予約しました。ちょうどタイミングよく紹介して下さったおかげで、予約順位が一桁台でした。 なので、4~5月ぐらいまでには読めそうです。 この質問も、締め切りの間までで、読み終わった本があれば、追加のお礼を補足欄に書いていました。少し長めの質問期間とはいえ、全部の本を読む事ができなかったのが残念です。 この本はまだ読み始めてもいませんが、回答者様のタイミングの偶然で、読める可能性が高くなった本です。 まだ読んだわけではありませんが、お礼を言わせて下さい。 ありがとうございました。
- pi-hyoro41
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1. 無知を曝してしまいますが、 エッセイはノンフィクションなんでしょうかフィクションなんでしょうか? ドキュメントのものがノンフィクションだとすると、 私はほぼ100%フィクションを読んでいます。 推理小説と、何かの事実を元にした話の歴史小説とエッセイなどがほとんどです。 30年以上そうですね。 読書はほぼ毎日読んでます。 あと、同じ本を何度も読んでいます。 読んだことのない本に手を出すのは、何かしらちょっとしたきっかけが必要です。 それから、読んだ本が気に入って同じ作家のものを読み漁るとか、 歴史ものだと、本の内容にあった事柄が事実なのかどうか歴史書を調べてみたりとかします。 2. 「新解さんの謎」赤瀬川原平著 文芸春秋 は、お読みになったことがありますか? 「新明解国語辞典」にある用語の解説や例文について 不思議な面白さに気が付いた女性が 著者に「○○の説明の~~は××でとっても△△なんです。」と 事細かに説明します。 もうねぇ、あなた、笑えるの笑えないのって・・・。 是非一度ご賞味下さい。
お礼
>エッセイはノンフィクションなんでしょうかフィクションなんでしょうか? ・・・・・・・・・。 ・・・どっち、なんでしょう? 私にも自信がありません。 新潮文庫の夏の100冊のパンフレットは、 「エッセイ・ノンフィクション」という分野で 編集していたので、「ノンフィクション」に近いのでしょうか? でも、ただ事実を羅列するだけではなく、 読者の興味を惹くように味つけをするのは、 立派に「創作」という個性のような気もしますし・・・。 ポール・オースター「ナショナル・ストーリー・プロジェクト」は、 実際のエピソードですが、 彼の興味深い味つけに、 敬意をはらいたい作品なんです。 どっちなんでしょうか? ひとまず、これから後の回答者様の回答にも期待してみましょうか(笑)。 それでは、フィクション 100%で。 >読んだことのない本に手を出すのは、何かしらちょっとしたきっかけが必要です。 私もそうです。 つい、同じ作家の棚ばかり物色しています。 そして、新しい分野を開拓しようとしては、・・・・失敗ばかりです。 >新解さんの謎」赤瀬川原平著 文芸春秋 ふふふ。読んだ事があります。 そして、「新明解国語辞典」は、我が家の辞書です。 お魚好きの新解さんですよね。 >笑えるの笑えないのって・・・。 笑いました。かなり! 辞書なんてものは、 ツッコミの余地も無いくらい守りにはいった、 無味乾燥なものだと思っていました。 なのに、なのに・・・。 >用語の解説や例文について 不思議な面白さに気が付いた女性が 著者に「○○の説明の~~は××でとっても△△なんです。」と 事細かに説明します。 なんてそそられる、すすめ方! 読んだ事があるのが残念なくらいです。 とっても△△でしたね。 回答ありがとうございました。
補足
我が家にある、新明解国語辞典で、 いくつかの言葉をひいてみました。 【恋愛】 特定の異性に特別の愛情をいだき、高揚した気分で、 二人だけで一緒にいたい、精神的な一体感を分かちあいたい、 できるなら肉体的な一体感も得たいと願いながら、 常にはかなえられないで、やるせない思いに駆られたり、 まれにかなえられて歓喜したりする状態に身を置く事。 ・・・「まれにかなえられて」のあたりに、 どのような恋路を歩んできたのか、 他人事ながら少々気になりました。 家族は、「できるなら~」の部分に反応していましたが(ぉぃ)。 【ロマン】 1、(省略) 2、厳しい現実(退屈な毎日の生活)に疲れがちな人々が 潤いや安らぎを与えてくれるものとして求めてやまない世界。 また、それを求める心。 ・・・手厳しい(笑)。 【せこい】 1、(省略) 2、狭量だ。規模が小さい。 (用例) 世界征服をたくらんでいるというわりには、 どうして幼稚園のバスをねらったり、子供をさらったりと、 ーことばかりをするのだろうか。 ・・・なかなか説得力のある用例です(笑)。 新解さんも、「特撮物」を見て、育ったのでしょうか。 なぜ幼稚園のバスをねらうと、世界征服につながるのか、 のはわからないのですが・・・。 久しぶりに読んでみて、 楽しむ事ができました。 「オススメ」の本に挙げて下さって、 本当にありがとうございました!
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お礼
>”わたしの”ノンフィクションからのお薦めを。 はい、質問者の事は棚にあげて下さい。棚にあがるほど、身軽ではございませんが(汗)。「私の」偏見のフィルターがかかればかかるほど、実は「本」に出会えないのではないだろうか、というジレンマがありまして。今回、itab様の回答を読んで、自分のリストのとりこぼしに気づいた時は、とても衝撃を受けました。 私は偏見で、本との出会いをなくしているんじゃないか、と身にしみました・・・。 自分が選んでいる本に、まだまだとりこぼしがある気がして、他の方が読んでいる本が気になって、気になって仕方がないのです。ですから、私が今まで覗こうとしなかった棚からのおすすめなら、なおさら大歓迎です。 本当は、この質問も、「小説」と「小説以外」というわけかたの方がふさわしかったような気がします。でも、「以外」という言葉を使った場合に、歓迎していない印象を与えるのではないか、という点がひっかかりました。できるだけ、間口を広くして、回答者様の「印象に残っている本」をお聞きしたかった、ただ本のURLを幾つも貼りつけただけ、の回答ではさびしい、というワガママな質問でして。 >アイザック・ディネーセンの「アフリカの日々」 ディネーセン以外、初めて聞く方ばかりなので、とても参考になりました。 書名を見て、まだ学生だった頃ある教授のお話を、ふと思い出しました。実務に長けた教授で、実務以外にも哲学、歴史、国のしくみ、人の流れと建物、などなど、いろいろな学問を礎とした法律の話をして下さった事があります。 実学も、実学とはいわないものをしっかり吸収した上でないと、組み上がらないものなのかもしれません。私は、そういった大事なものを疎かにしてきたのが、本当に悔やまれます。これからも参考になる本のヒントを教えてほしい、と思っているぐらいです。 回答ありがとうございました。
補足
こんにちは。そして、ようこそおいで下さいました。回答数も落ち着いた頃に、質問者がきちんと向き合わなかった定義に、しっかりとした考察を加えて下さった事に、とても感謝しております。 はじめに厳密な定義をしようとすると、回答者がおっかながって、回答がつかないんじゃないかという、質問者のツメの甘い部分を上手に軌道修正して下さり、ありがとうございます。 >1.「ノンフィクション」と聞いて、人は一般的にどんなものを連想するか。 この部分が非常に曖昧模糊 私の身の周りですと、本を読むとは・・・ 1、「役に立つ知識を入れる事」→「読む本は実用書」 2、「人の心の機微にふれる事」→「読む本は小説など」 のどちらかにあたる・・・ようでした。 ・・・ので、あまり深く考えず(←これが諸悪の根源)に質問をしてしまいました。太宰治「人間失格」の一場面、「これはコメ(喜劇)か、トラ(悲劇)か。」と、たわいなく分類する、に近い気持ちだったのかもしれません(汗)。 >2.ノンフィクションのユーウツ ひょっとして「実学?そんなの学問じゃないね」と鼻で嗤う二百年くらい前の オックスフォード学生の霊がとりついているのかもしれません。 お!とても優雅で、素敵ですね。 「実学」学部で学んできた私には、少々胸が痛むお言葉です。××年前は、「条文をこねくり回すだけで、実用性がない。」「地に足が着いてない理想だけで、現実味がない。」「人間を相手にする学問とは思えない。」と、実務からかけ離れた教授達の言葉に、本気で憤ったりもしたものです。嗚呼恥ずかしい。 「知識も人を救える」と本気で信じていましたし、今でも少しそうあって欲しい、という思いがあります。学問に「現世利益」を求めるあたりが、俗物的というか、あさましいというか、お恥ずかしい限りですが・・・。そのわりには、学んできた事は、役に立てるようなレベルでは決して無く、「okwave」の関心のあるカテゴリーにすらいれてない、体たらくです。結局、砂上の楼閣だったんですね。ううっ。泣いてなんかいませんとも。 >3.身の上話 素直に面白かったと思う確率はおおよそ15%です。 おお!「スタージョンの法則」ですね。 >現在、課題図書リストを作って未知なる小説に立ち向かっています。 ワードに、これから読む本をリストアップ 回答者様のように、「選択眼」のある方のリストでしたら、さぞかし見応えがありそうです!覗きたいぐらいです!私も、「本の雑誌」大好きです。さらにその記事を書いた方の書いたブックガイドも参考にして、リストを作っていますよ。勝手なジャンルわけをして、エクセルで管理しています。あと、図書館の蔵書を調べては、目印をつけていたり。「okwave」でも、作家の名前で検索した時に該当した回答から打ちのめされた事は、一度や二度ではありません。 >目下リストアップされたものが600冊 これまた、豪快ですね!私は200冊ぐらいです。でも、トヨザキ社長推薦の「234冊」も読みたいし、萩尾望都書店推薦のSF「77冊」も読みたいし・・・。私も泥沼です。 (T_T) >4.本題 この一年のフィクション:ノンフィクション比は73:27。 どちらもかなり厳選した本なのでしょうね! (続きます)