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なぜ、小泉首相は理財局にメスを入れないのか?
民営化のそもそもの理由って財投にメスを入れるって事ですよね? だったらなんで、その運用を行う理財局の改革を行わないのですか? 民営化そのものが特殊法人へのお金の流れを変えるって目的に符合する手段なんでしょうか? 民営化に関係なく財務省が特殊法人にお金を貸す仕組みは変わらないと思いますが。 小泉さんも中川さんもこれについて明言することは出来ないという趣旨のことを発言なさっていたそうです。 サービスが良くなるとかつまらないことばかり宣伝していて、 特殊法人の改革と財政再建については、見事にゼロ回答に近いのではないですか? それとも金融機関としてのサービスの向上がそもそもの目的なんでしょうか(それならそれでそう言って欲しい)? そのあたりさえスッキリしていれば、郵政の問題に関しては自民案にも賛成できるんですが。
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- modoki666
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この問題に限らずですが、基本的に4つぐらいの立場と言うか見方というか、 一、情報公開も民営化も駄目 二、とにかく民営化 三、民営化すれば良くなるだろう。透明にもなるだろう 四、情報公開後民営化と公的な部分を分ける。 残念なことですが、権力を持つ人たちは、情報公開するという前提では動いていません。 つまり、自民党の権力争いは、一と二の争いです。 改革は、つまり本体の理財局や特殊法人などの情報公開の中で、公的な役割を持たすべきものと役割の終わったものとを分ける。 その中で郵貯、年金などの資金運用において責任ある運用が行われていたのかどうかなどの分析。 根拠のない運用で失敗しているなら、国民に損失を補填するべきなのです。 しかし、権力争いは一の立場を取る人間を際立たせる「抵抗勢力」と言うレッテルを貼る二の立場の小泉首相によって、三の立場の国民の支持を得ているのでしょう。 つまり「民営化」と言うフレーズが、あたかも改革のように思えるのでしょう。 理財局の情報公開を、行わないことは、一と二の立場の人間にとっては、共通の利益です。 権力の源泉が情報を自分たちだけで握り情報公開を行わない立場の人間同士の争いなのです。 ですが、国民の支持がないと選挙に勝てませんから、民営化の看板を担いで、妥協していただけのことです。 それが、看板を独り占めして権力を独占しようと言うのが小泉首相なのでしょう。 参議院森派には、財投の運用担当の理財局の局長経験者がいます。 その人間を、小泉首相が応援して自分の派閥に入れると言うことは、その人間が森派にとっての権力の源泉の一部であることは明らかです。 いわゆる特別会計と言われる部分での権力争いが、道路公団、政府系金融機関などの特殊法人などを舞台に行われているのを、公開と言う視点で見て応援するか民営化という視点だけでみて応援するか、役者が変わるべきと考えるのか? それが選挙の焦点だと思います。 つまり小泉首相は、アメリカ側からの民営化の要求に従いながら、権力闘争を行っているだけ。 民営化は行うが改革は行っていない以上、理財局などの改革を行うつもりなどないと言うのが答えでしょう。
- kumakuma1791
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「小泉総理の目的=旧郵政+旧田中派への恨み」で 「小泉総理=財務族議員」ですから一石二鳥なのだと 思います。 郵政改革の目的は財政改革にあるのであれば質問者の 方の言われるとおり、財務省を指導し、特殊法人をまず なんとかしなければ、民営化したところで意味がありま せん。 郵便局がなくなるだけです。 出口入口論の筋から言っても、現状では入口だけの改 革であり、本来の問題点である出口に対しての改革は放 置されています。 なんのための改革なのでしょうか、郵貯・かんぽの資 金を財務省の支配下に置くことが目的なのでしょうか? また、今回の選挙で財務官僚が立候補するようです が、本来この問題において裁かれる側の人間がまるで正 義の味方のような口を利くことが許せません。 まるっきり、国民は馬鹿にされています。 すでに完全民営化は他国で行われ、周回遅れの上にや る前から結果のわかっている愚案です。 法律で縛りのない口約束を法律の解釈すら捻じ曲げる 政府がしたところがすべてを物語っています。
- mutouharen
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NO3です。 >でもどうして自民党でなければならないんでしょうか? この点について他の質問で答えた内容をコピーしますね。 民主党が与党になれば、次の選挙までに自民党は選挙に勝てるように組織票を持ってる人を集めるでしょう。手っ取り早いのが新党との合併か協力です。そして民主党には人数で勝つので法案がなかなか可決できない可能性もあります。 郵政は氷山の一角でしかなく、もっと多くの改革が必要です。(最終的には使いきり予算と選挙制度に手を着けて欲しいのです。個々の改革をするより早いです) 他の党でも改革は出来るでしょうが、時間が掛かりすぎます。他の党と言っても今は民主党しかいませんが、民主党も一枚岩ではありませんから、反対のときは纏まりますが 改革案を詳しく出し始めると今回の自民党の様になるのではないでしょうか?もう同じ事の繰り返しは懲り懲りです。改革なんてやって見なければ判らないのです。やる前から、こうなるかも解らない、ああなったら大変だからと言う議論は無駄かもね。やってみて問題が出れば素早く修正する方が現実的だと思いますね。 いずれにせよ、今回だけはまず自民党で、選挙後自民党が国民を裏切ったら次は民主党に投票ですね。 党同士が改革内容で競い合いして欲しいのです。 今回自民党が勝つ事で、民主党は改革路線に本格的に力を入れやすくなり、これからの改革案は自民党よりも良い、解りやすい改革案を出さなければならなくなるでしょう。 あくまでも予想であり、希望でもあるのですが。
- maeken
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そもそも小泉さんの郵政嫌いは昔、特定郵便局長に裏切られたことからきていると思います。ただ、考えてみると仮に民営化されると、小泉さんは旧大蔵族、竹中さんは銀行派なので、財政改革をやらないまま放置すれば間違いなく郵貯の利権が彼らの懐に入ってくるのは間違いありません。どうも財政改革に積極的でないのはそれが原因かと勘くぐってしまうのは私だけか?
- mutouharen
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今までの自民党の支持者は企業団体が主でしたが、今回の選挙は国民が多く支持するでしょう。その支持が無ければ次の選挙は勝てません。今の支持を繋ぎとめておくには国民中心の政策を続けなければいけません。今回から自民党のバックに国民が付けば改革も進めやすくなるのではないですかね。改革の内容を国民側から提案して行けるように なると住み易い国が作れそうです。 これからですよ。
お礼
確かに今回の選挙は関心が高いですよね。 でもどうして自民党でなければならないんでしょうか? 自民党のバックにあるその他の要素を相当無視していると思います 改革の中身を選ぶのは国民であって、その権利を行使するのが今回の選挙なわけで、 それを初めから決め付けてしまうのはおかしいと思います。 「郵政民営化に賛成か反対か」って脅迫のように唱える戦術にはうんざりさせられます。 なぜ国民のものであるはずの改革を自民党に決め付けられなければいけないのでしょうか? 小泉総理や岡田代表ではなく、党という器の中の構成や、その改革の中身を見ていきたいと思います。 回答の内容は質問とはあまり関係無いと思いますが、回答者様が自民党を応援したい気持ちは取り敢えずひしひしと伝わってきました。 私としては、地方分権や住民自治を後押ししてくれる政党をすみ良い国を作ってくれる政党として応援したいと思います。そしてその政党が広く国民の皆さんの支持を集められるよう、期待したいと思います。 ありがとうございました。
- masao3
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皆、官僚が決めているのですよ。 官僚を攻める事が出来ないので、一般受けが良い道路公団・郵政民営化を騒いで居るのですよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに。財投の責任者である財政当局や、官僚の天下り先の特殊法人の責任が問われないことには私も疑問を感じます。 これではまるで「郵政憎し」であり、改革の中身はあまり関係ないのではないかと 改革を担う政党が老舗である限りは、このようなことを少しづつやって、変えていくしか方法が無いのかもしれないのかもしれませんね。 小泉さん個人の問題と言うより、自民党の宿命のようなものなのかもれません ありがとうございました。
- ipa222
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攻め方の問題ですよ 限りなく大きくて堅い相手を攻めるとき、たった一人で切り込んでも勝ち目はないでしょう。 大坂城を攻めるときも、堀を埋めて攻めたように、兵糧を断ったり、水を断ったりというやり方ではないと無理でしょう。 道路公団は、攻めるぞといって乗り込みました。 しかし、数人で乗り込んでも勝ち目がないのです。 だから、民営化で構造そのものを変えてしまおうとしているのです。 国鉄や電電公社の時も、国の関与をのこしたまま改革しようとしても、うまくいかなかったと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます 民営化すると、具体的にどのように構造が変わるのでしょうか? 公社が4分社化されて株式会社になって、日本郵政株式会社を新たに出来るということだけではないのですか? 政府本体の構造的な変化は殆ど伴わないのでは・・・ 強いて言うならば、監督官庁と、その比重が変わるということでは。 道路公団については、確かに勝ち目がありませんでしたね。天下りも禁止できないでいます。更なる改革を期待するばかりです。 国鉄や電電公社については、果たして民営化はうまくいったと言えるんでしょうか? 役員には天下り官僚も多く、より多くの利権を貪る者もいて、未だに半官半民的な要素も強いと思いますが。 民営化後の会社が例えば郵貯と簡保が財務省や金融庁などの天下りの受け皿になることはありませんか? また、郵政民営化は国鉄や電電公社、専売公社のときとやり方がだいぶ違うように思うのですが、例えば公社化したときに職員の身分転換を行いませんでしたが、それはなぜでしょう?通例なら行うはずですし、郵政官僚自身も、公社化するにも関わらず、国家公務員のままであることの矛盾点を指摘していましたが。何か選挙のネタになってませんか? ご回答いただいて大変ありがたく思っています。 ありがとうございました。
お礼
ほかの改革でも、民主党の内容の方が中身がしっかりしていると思います。 より重い約束を政権政党が背負い、改革に取り組むべきだということで、私は民主党のほうを支持します。 この質問は郵政改革の中身と建前についてですが、私は自民党の郵政改革の中身と建前が別々になっているようにしか見えません。あらゆる郵貯のマイナスイメージを節操なく宣伝に使っている感じです。 また申し訳ありませんが、 質問の内容とはあまり関係ない回答は止めていただけないでしょうか? ご回答いただいたことには非常に感謝しております。 ありがとうございました。