一般的になっちゃいますが、将来役に立つものは、やはり英語じゃないでしょうか。単なる聞き流しでも1日1時間で効果がありますし、もし可能なら毎日3時間、1か月半勉強したら、かなりの進歩が見こめます。
次に、就職では体力がある、健康的だとアピールできると有利かと思います。となると、スポーツですね。ランニングのトレーニングをはじめて、秋口のマラソン大会でフルマラソン完走、水泳で4泳法マスターなど、記録に残しやすいものを実行されてはいかがでしょうか。
最後に、時間をかけて何かのプロジェクトを計画から実行まで推進することは、将来絶対に役に立ちます。例えば、自転車や青春18切符を使って、北海道一周とか、日本縦断みたいなことでもかまわないんです(もっと面白い個性的な企画があれば、そのほうがいいですけど)。
それを実行するには、何が必要か。情報を集め、資料を読みこなし、人からアドバイスを受けて、成功させる。こういう体験を多く積み重ねていると、就職活動でも「まず情報を集めなければ」「足を使わなければ」という機転が利きますし、将来仕事についたときも、「この仕事に必要なのは何か」「どんなアイデアで切り抜けるか」工夫できるようになります。
企業が求めているのは、そういう応用力がある人材です。学校に通って教科書を丸暗記したり、旅行会社が万全の手配をしてくれた語学留学で得られるような体験や資格に比べて、自分で何から何までやって達成させたという経験は、自己アピールにつながると思いますよ。