こんにちわ(/は)。
>何故、中国語が記入されているのですか?
日本を離れて外国に行くと、中国語やその他の各国語で書かれている食品や食材や薬剤がたくさん発見されると思います。これは外国企業の多くが自国に限らず世界の消費者を相手にして販売しているからでしょう。日本の多くの企業が豊かな日本人向けだけで十分に商売として成り立っているのとは大きく異なる点です。
なかでもオーストレリアは外国製の食品食材が豊富に有る国のひとつだと実感します。
輸出国別に外箱を印刷していると効率が悪いし詰め間違いも出てくる可能性もあります。(外国の企業が)生産した国からいろんな商売人の手を経て世界に向けて輸出されているのも重要な要因です。そのターゲットのなかに中国系の人民いわゆる華僑とその多くの子孫も含まれているということです。日本製の調味料などにも中国語を含めて数ヶ国語で印刷して輸出しているものもありますよね。世界に散らばっている中華系人口は無視するにはあまりにも"多過ぎる人口"です。大雑把に推定一億くらいでしょうか。少なく見積もってもその半数以上の華人が母国語の中国語を読めるはずです。そして中国語しか読めない華人も大勢います。
前述のように"商品"はいろんな人の手を経て世界中に流れていきますよね。販売企画やとくに売ったり買ったりは中国系の人(華人)の土壇場で、神業に近い天才的能力を発揮します。もしそうなら中国語を印刷したくなる気持ちも個人的にはよ~く理解できます。
逆にいうと、書いてある国の言葉からこのお菓子を私とともに賞味している子供たちがこんな国にもいるんだなーという思いが巡って楽しくなります。
たとえば、バタークッキーがここにあります。外箱を見ると、Manufacturing by ARABICO United Arab Emirates;Distributed by Fat Choi Co.,Ltd. Hong Kong;Imported by Nesley Trading Swiss.などと印刷されています。そしてArabic:Danish:Dutch:German:Great Britain:French:Italy:Japanese:Norwegian:Portuguese:Spanish:Swedish・・・と続いてそれぞれに材料名やカロリーのことなどが明記されています。賞味期限も数ヶ国語で書いてあるものがあります。
その他のいろいろな輸入加工食品や薬品でも似たような感じです。書ききれなくて箱の両サイドや縦サイドまでびっしりと書いてあるのもあります(笑)。日本語の表示までしてあるものは少ないほうだと思います。
P.S.大陸中国製の"加工"食品・薬品類はその危険性と品質合格基準以下で多くの国で輸入制限をしています。中国国外でお目にかかる機会は少ないと思います。極端に言うとせいぜい豚ハムの缶詰か調味料か酒類かピータンか外国企業が製造したビールや食品くらいです。加工する前の原材料としてなら輸入している国はたくさんあると思います。