原文を少し引用(一番下(1)-(8))してアドバイスさせていただきます。
>なぜ最後に『はく息が震えた。』のでしょうか?
それまで、にな川の心はどこにありましたか? (6)でも、にな川の心は、まだ向こうにありますよね。でも、(7)のところでは、にな川の目が初めてハツの足に注がれている。そのことを痛いように丹念に書いていますね。そして(8)です。どういう気持ちかわかりませんか?
>あと、学校の先生が喜んでくれるようにするにはどのような終わり方が良いと思いますか?
”終わりかた”という意味がちょっとわかりませんが、感想文であれば、ハツがクラスの皆をどう感じ、自分の気持ちはどうだったのか((1))? その中で、にな川だけは違った位置にいますね((2))。ハツにとって絹代はどういう人なのか((5))?そんな中で、ハツは、にな川にどんな感じを持っていたのか((3)、(4)、(6))?このような人の心が感じ取っていることについて自分なりの感想を述べればよいのではないでしょうか?
(1)<P3>さびしさは鳴る。.......... うずたかく積もった紙屑の山、私の孤独な時間が凝縮された山。
(2)<P5>この挙手で、クラスで友達がまだ出来ていないのは私とそのもう一人の男子、にな川だけだということが明白になった。
(3)<P126>そして私にはそんな彼が、たまらないのだった。もっと叱られればいい、もっとみじめになればいい。
(4)<P134>「にな川がオリチャンのところに走っていった時のハツ、ものすごく哀しそうだったよ。」「そんなことない。」
(5)<P135>絹代にとっての世界は、私やにな川ではなく、彼女のグループの”みんな”なんだ。
(6)<P140>いためつけたい。蹴りたい。愛しさよりも、もっと強い気持ちで。
(7)<P140>....それから、その段の上に置かれている私の足を、少し見た。親指から小指へとなだらかに短くなっていく足指の、小さな爪を見ている。
(8)<P140>気づいていないふりをして何食わぬ顔でそっぽを向いたら、はく息が震えた。
お礼
ありがとうございました!