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ハングオフの姿勢が有効となる条件は……(初心者です)
興味本位でお聞きいたします。 きっと皆さまと同じだと思うのですが……私もあのハングオフの姿勢をカッコイイと思っております。 「ストレートエンドを立ち姿勢でブレーキ、ずり落ちそうなほど重心を落とし、地面とスレスレになりながら旋回--」 一度はやってみたいですよね~。 しかし、ものの本に寄りますと、あれは重量と速度のある物体を無理矢理に曲げるためのテクニックであって、 よほどのことじゃないと有効にならないのだとか。 その辺の山道にてこっそり実践しようとしても、かえって害があり旋回力を失うだけだそうで。 そこで逆の発想で考えるのですが、 (1) どのような車格以上のバイクが (2) どの程度の足回りの時に (3) どのくらいの速度以上で進入・旋回する際に ハングオフの姿勢は有効となるのでしょうか。 また同値の質問として、ハングオフの姿勢を取ることが最速のコーナリングとなる際には、どのようなコースとバイクが入用なのでしょうか? どうぞどなたかお教え下さい。 タイアの太さやバイクの重心等の複合問題となるので、「これが答えです」というのはないかもしれませんが、 私一人ではまるで計算も想像もつかないため、こちらを頼らせて頂きました。 それと4st250ccネイキッドのようなバイクでも、ハングオフが有効になるシーンはあるのでしょうか?
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私は、数年前まで、ハングオフはサーキットのレーシングスピードでなければ意味がないという感じで、かなり厳格に考えていました。 公道でハングオフをやる人を白い目で見ていた位です。 ところが、数年前に元GPレーサーの根本健氏が編集する雑誌を読んでから考えは大きく変わりました。 記事というか雑誌の趣旨は、「バイクに乗る人の大半は楽しむために乗っているんでしょ。趣味なんだからハングオフの真似事をして楽しんだっていいじゃないですか。レーシングスピードじゃなければハングオフしちゃいけないなんてもったいない。楽しむためのハングオフがあってもいいんじゃないか?安全な範囲でどんどん楽しく乗りましょうよ。」といったところでしょうか。 あー、そうだったんだぁ。という感じで目が覚める思いでした。それからは根本氏の本を買ってハングオフの練習を開始。 もちろん、(1)コントロール可能な速度で(2)早朝の安全な場所でという条件付ですが。 40過ぎての目覚めですが、結構楽しいんですよ、これが。 バイクの種類はあんまり関係ないんじゃないでしょうか。ポジション的にアメリカンは厳しいかもしれないけど、バリオスあたりなら全然OK! 安全に遊ぶためには、基本に忠実なことが一番 (1)限界に挑戦しようなどバカなことは考えない。 (2)ブレーキング・シフトダウン前の直線段階でハングオフの姿勢を作っておく。この時点でヒザは閉じたまま。バンクしながらハングオフの姿勢に移行するのは姿勢を崩しやすく危険。 (3)このとき、尻は真横にずらすのではなく、斜め前方にずらす。 (4)ヒザを開く動作をバンクのキッカケとする。 (5)ヒザは、あくまで真横ではなくフロントフォークに近づけるような気持ちで。(3)のときも同じ。 といった感じでしょうか。 今は通常走行時はリーンウィズ、状況が許せばハングオフと使い分けて楽しんでいます。
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- bandini
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No.8再送です。 2st80ってカワサキのやつですか? それなら秩父でハングオフして遊んでいた人を知っていますよ。 結構速くて、道の駅で休憩中のところ話かけたら、私(40ン才)より年上、50過ぎのおじさんでした。 おじさんからは「速いがエライではないことを知っている、たまにしか乗れないからこそ真剣、転倒・事故のリスクは負えない、日曜の午後は家族サービスに徹する」とのセリフ。 そのセリフは、根本先生率いるライダースクラブの信条そのままではないですか!
お礼
回答ありがとうございます。^^ そうです。カワサキのちびっこいのです~。 そうですね。”ごっこ遊び”としてなら大歓迎です。 私も、そんなえらいことはできないんですけど、誰も居ないところでちょっと中腰になってみたりちょっとお尻をずらしてみては、 「おぉ~、なんかいいんじゃなーい?」と一人悦に入ってることはあります。 その割にタイアの端っこはいつまで経っても綺麗なままなんですけど。w 秩父ですか~。 道の駅というと、あの甲府行きトンネルの手前のとこでしょうか? いいですねぇ~。中津川の方から下ってきはったのでしょうか。
- wpo
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繰り返しになってしまいますが、、 (^ ^ ; 下の書込みの「リーン・イン」と「ハング・オフ(オン)」を再読してください。 要は、バランスが取れているということだと思います。バイクは地面との接触は前輪と後輪の2点ですから、上手くバランスが取れていないと倒れてしまいます。 例えば、カーブを走っていてバイクが傾いた状態で、いわゆるハング・オフというスタイルになっていても、減速時と加速時ではライダー自身とバイクに掛ける加重の方向(ベクトル)は違います。 バイクのディメンションやジャンルによってもその程度は違いますが、レーサー等は加速時などはヘッド・ステアリングよりも前に頭部があるほど前方へ荷重しています。極端な例を挙げれば、モトクロス・ライダーの(直立時での)アクションが分かりやすい荷重・抜重の見本です。 より乗り込んでハードな走行をしていけば、身体をイン側に落としたり膝を地面に摺るコトよりも、傾きとは逆側の外足の踏ん張りが重要だということも理解してもらえると思います。 初心者の方に分かるような答えになっているか自信はありませんが、基礎的な考え方として間違っていないと思います。 余談ですが、上手くなりたいのであれば、試験所や警察署が主催しているようなライディング・スクールなどをオススメします。けっこうジム・カーナ的な走りを学べます。絶対的なスピード(車速)は低いですが、そのライディング・スタイル(テクニック)はサーキットを高速で走るのと変わらないスキルが求められていると思います。
お礼
回答ありがとうございます。^^ >いわゆるハング・オフというスタイルになっていても、減速時と加速時ではライダー自身とバイクに掛ける加重の方向(ベクトル)は違います。 おぉ、そういうものでしたか。 同じに見えてました。 講習には行ってみたいです~。 二俣川は回数少ないですけど…。砧と府中のある東京の方が羨ましい~。(和光も近いし~)
- wpo
- ベストアンサー率32% (26/79)
情報・見解が錯綜しているので、少し整理するつもりで書き込んでみます。 (^ ^ ; まず、(公道で)基本的なカーブを走行する際のスタイルが「リーん・ウィズ」です。これは、バイクの傾きと身体の傾きが同じになります。 次に、オフ・ロードなどで視界の確保と積極的なバイクの姿勢コントロールに有効とされるのが「リーン・アウト」です。オン・ロード走行でも低速走行時に有効な場合もあります。 上記の1つ目のリーン・ウィズより更に積極的に重心を内側にすることにより、スピードを上げても旋回時に発生する遠心力とバランスを保てるのが「リーン・イン」です。 そして言い方はそれぞれあるようですが「ハング・オフ(オン)」は、リーン・インの意図を更に積極的にしたものといえるでしょう。 「アクセルを...」の時に書いた事にも繋がりますが、所謂‘レーサー’的なライディング・スタイルにはそれ相応の意味があります。その本質を理解しないと「音だけ200km!(笑)」みたいに「格好だけロッシ!」と馬鹿にされかねません。まぁ、バカにされるされないは個人で許容量があるでしょうが、‘レーサー’的なライディングはそれなりの準備や条件が満たされていないとたいへん危険です。 「ウゼぇオヤジだなぁ、、」と思われるのは十二分に承知してますが、1人の先輩ライダーとして、、過去の自分自身の苦い経験(痛い経験)があってのことです。一人でも多くのライダーが、よりずぅっとバイクを楽しめる為にと思って書かせてもらってます。 長文になり失礼!m(_ _)m
お礼
回答ありがとうございます。^^ 格好……と受け止められても仕方のない質問なんですけど、(w しかし「格好ではなく、実際にそのような乗り方を必要とするシーンには最低限どのようなものが入用か」 というのを知りたくて投稿させていただきました。 例を挙げますと、私の持つ2st80ccミニモタ車ではとてもそれが有効となるシーンはありそうにありません。×です。 また聞く所によると、山道でこっそり膝擦りの練習をしている4st400ccの方々のほとんどは無意味なのだそうで、それも×です。 しかし想像するに、きちんとしたサーキットをいいタイアを履いたCBRなどが走れば有効となり、○だと思います。 ところで、これは某バイク漫画の話なのですが、こちらでは750ccで一般道でさも有効そうにハングオフをやってたりするのです。 なので、”一体どこからが有効になるんだー!わかんなーい!”と思ったわけです~。 格好ではなく機能美としてそれを達成するための最低条件を知りたいのです~。
- hkun
- ベストアンサー率17% (10/58)
基本的に、バイクによると思います。私は、今ブラックバードとマジェスティの二台を所有していますが、ブラックバードの場合は、サーキット以外では、バンクセンサーを擦った事はありません(グリップが良いのと、低速コーナーは切り返しが、重い為、基本的に、リーンインです)、が、マジェスティは、倒し易いので、一般道でも、車体を擦ります。ですから、ある程度のスピードの場合、車体を擦らない様に、リーンアウトの状態で回るようになります(要は、バイクの倒し易さと、グリップ力、必要性等に拠ります)。4st250ccネイキッドのようなバイクは、車種によると思います。
お礼
回答ありがとうございます。^^ まさに、車種によるんでしょうね~。 うーん。
- nourider
- ベストアンサー率19% (396/2083)
力学的な理由ももちろんありますが、バンキング(倒しこみ)に対する恐怖感を和らげるという理由もあるんです。お尻をずらさずに倒しこむよりも、脊髄が立つ(路面に対して)姿勢のほうが倒しこんでも怖くないという効果もあるんです、最初はそういう理由のほうが多いかもしれません。 ライン取りなどは排気量車種によっていろいろ変わります。アメリカンなどのホイールベースの長いバイクはいくら倒しこんでも曲がりません、 4スト250でもホイールベース長いのも短いのもあるので一概にはいえませんね。ホーネットのようなタイヤの太いのは見かけのバンク角と実際のバンク角との乖離があるのでお尻を落とし込むほうがいいでしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。^^ おぉ、初めのうちは心理的な効果もあるのですね~。 すごく参考になります。 ホイールベースの問題もあるのですね~。 タイアの太さが重要なのは多少想像がつくのですか、ホイールベースも重要な要素でしたか~。
- shinkun0114
- ベストアンサー率44% (1553/3474)
力学的に考えてみます。 バイクが安定してコーナーを曲がるためには、以下の 2つの条件が必要です。 (1)転倒しないこと (2)滑動しないこと ・転倒しないための条件 転倒しないためには、タイヤを支点と捉えたときの 転倒モーメントが抵抗モーメント以下に収まっている ことが条件となります。 転倒モーメント<抵抗モーメント 転倒モーメント=遠心力×重心の高さ であり、 抵抗モーメント=バイク自重×重心の偏心水平距離 となります。 バイクを傾けることは、転倒モーメントを小さくし、 抵抗モーメントを大きくする効果があります。 ハングオフは、重心を下げることで、転倒モーメントを 小さくするものです。抵抗モーメントは増えません。 ・滑動しないための条件 滑動とはタイヤがグリップを失い、滑り出す状態です。 つまり、以下の式が成り立つことが、滑動しない条件です。 遠心力<路面とタイヤの摩擦 ハングオフは重心を下げることで、遠心力によるモーメントを 減らすことはできますが、遠心力そのものを小さくする ことはできません。 したがって、滑動しないための条件には 一切寄与しないのです。 ・結局 ハングオフは「転倒」に対しては有効ですが、 「滑動」に対しては有効ではありません。 #2の方のおっしゃるとおりで、高いグリップ力が 維持できるタイヤやサーキットでないとハングオフは 効果が薄いということになります。
お礼
回答ありがとうございます。^^ 強い遠心力に対抗するための低い重心と、その遠心力を発生させることのできるハイグリップなタイアと機体と地面。 それらが必要条件になってのテクニックなんですね~。
- aa257
- ベストアンサー率31% (7/22)
力学的にはどのような大きさ・排気量のバイクでも同じ効果があります。 例えば右側に倒したバイクを左に傾けるのにはある程度時間がかかりますが、それよりも短時間で次のコーナーに差し掛かった時にハングオフです。 しかし、これが使えるのは充分に手入れ・管理されたサーキットだけですね。 細かい小石があっただけで、ハングオフではバイクの挙動が乱れ、転倒の危険があります。
お礼
回答ありがとうございます。^^ そうですね。そもそもその辺の道では不確定要素が多すぎて、そういった限界走行は出来ないのですよね。 力学的な問題じゃなく、そういう問題でもハングオフはサーキットでのみということでしょうか……。
- wpo
- ベストアンサー率32% (26/79)
走行時バイクの挙動変化に対するバランスを取る、、その延長だと理解しています。 ですから、 (1) どのような車格以上のバイクが (2) どの程度の足回りの時に (3) どのくらいの速度以上で進入・旋回する際に .....という観点から語るのは、事の本質からズレてしまうように思います。
お礼
回答ありがとうございます。^^ 質問が少々無謀だということは承知しているのですが、何かヒントがあればよろしくお願いします。
お礼
(No9の方の補足になります) や、かつてレース活動をやってらした方と、自分とを比べてはいけなかったですね~。 すいませ~ん。