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湾岸戦争について

湾岸戦争はどのような理由でおこったのか。その後イラクはどうなったのか。この戦争が中東諸国に与えたこととはなんだったのか。調べてもいまいちわからないので詳しい方どなたかおしえてください。

みんなの回答

noname#21649
noname#21649
回答No.3

たしか.クエートがアペックの決定に従わず.(米国向けに)勝手に増産したことで.イランが怒って.武力行使した。 アペックの行動が気に食わない米国が.クエヘトの援護と称して.イランを攻撃した 暗黙の了解として.産油施設の攻撃を行わないことがあったのに.アメリカかイランの産油基地に壊滅的打撃を与えて.いやがおうでも石油を売らなければ経済が破綻するようにした。 その結果アヘックの石油価格支配能力が弱まり.メジャーの支配が強くなった。 と記憶しています。

  • futukayoi
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回答No.2

クウェートのかたちを世界地図で見てください。油田のど真ん中で海に面して切り取られたようなかたち・・・ これはもともと中東の国々が独立する過程で石油資本が自分たちに近い政権を作るために一部の部族の長を王族としてまつり上げた傀儡政権から始まっている国です。 イラクにしてみれば自分たちの領土であってもおかしくない国に富が集中している事に対して不満が蓄積していたのでしょう。アメリカやイギリスの力で無理矢理自分たちの富を切り取られたという考えが底に流れています。侵攻した兵士達は暴行、強奪など陵辱の限りを尽くしたのもそういった考え方があるからです。ですからイラクにしてみれば湾岸戦争とは西側諸国が自分たちの権益を守るためになりふり構わず攻撃してきたと考え方でしょう。 確かにアメリカと言う国はイスラエル建国などを見てもわかるとおり平気で他人の国の真ん中に自分たちに都合のいいように国を作るよう画策してきた歴史があります。 例えばイランで親米派のパーレビ王朝が倒されたときアメリカはイラクを支援してイランをたたこうとしました。イラクは領有権問題をイランと抱えていましたがパーレビ王朝は軍事力が強かったためイラクは我慢していたわけです。逆にイラクがクウェートに侵攻するとイランと近づこうとしたり・・・ つまりアメリカは都合のいいようにあちらこちらを助けては自分たちが表にたつことなくひとの国の国民の血で自分たちに都合のいい状態に持っていきたいと言う姿勢が国策となっている国です。 また冷戦時代はCIAが要人暗殺なんか平気でやっていましたし建前と本音がこれほど違う国も珍しいと思います。 脱線しましたがイラクは湾岸戦争後経済封鎖をうけて国民は困窮しますがその憎悪は全てアメリカに向けられています。またフセイン自体もイスラエル建国を支援したアメリカと戦ったと宣伝したため一部で英雄視されています。 さらに他の中東諸国においてもアメリカは同胞を攻撃した国として民衆の反感を買っています。サウジアラビアなど多くの政府は現実主義路線で一応アメリカと同調する構えですが聖職者や民衆の反感は相当大きくこれが他の国々の政権基盤を揺るがしますます不安定な情勢を作り出しています。 アメリカの国益優先の政策が変わらなければ根本的な解決を得ることは無理なのですが国際社会の安定のためには犯罪的行為に対して厳しく対処していく姿勢も必要です。 ですから歴史的な問題とイラクのクウェート侵攻や今回のテロ行為は分けて論じる必要があるわけです。 とりとめのない文章になりましたがお許しください。

回答No.1

湾岸戦争が発生した直接の原因は、イラクのクエート侵攻です。 クエートはイラクと隣接し、ペルシャ湾岸にある立憲君主国です。国土は小さいですが、石油産出国で豊かな国です。 湾岸戦争以前、イラクは石油売買の利益の内の何割かをイラクによこせと、やくざが上納金を強要するようなことをクエートに対し要求していました。しかし、クエートはそれを拒絶しイラクがクエートを侵略したわけです。 クエートの石油産出量は多く、これがイラクの手に落ちると、経済の基盤を中東の石油に頼っているアメリカをはじめとする西側諸国(日本を含む)には相当な驚異になります。 また、クエートはペルシャ湾の要衝にあり、クエートの不安定は他のペルシャ湾に面する諸国の不安定に繋がります。 反米的な国が多い中東において、クエートは珍しく親米的な国です。 以上の理由より、アメリカを中心とする多国籍軍を編成し、クエートからイラクを追い出す目的で行われたのが湾岸戦争です。 湾岸戦争ではアメリカの圧倒的な軍事力によって、イラクはクエートから追い出され、イラク軍は壊滅的な打撃をうけました。また、クエート侵略に対して西側諸国はイラクを経済封鎖していますので(今でも)、イラクは相当貧困な国になってしまいました。 ただ、イギリスのサッチャー首相(当時)はフセインを殺すまで戦争をやめてはいけないと主張していましたが、アメリカのブッシュ大統領(今のブッシュ大統領の父親)はアメリカ国内の厭戦気分の世論に左右され、戦争を途中でやめてしまいました。 そのため、フセインはいまだにイラクの政権の座に残り、中東の不安定の原因になっています。 フセイン政権のイラクが再び危険な行動を取るのを防ぐため、アメリカはサウジアラビアにアメリカ軍を駐留させイラクに今でも軍事的に圧力を加えています。 サウジアラビアにアメリカ軍が駐留している事が、中東の人の目には、サウジアラビアがアメリカに占領されたように見えます。そのため反米感情の強いイスラム過激派は、アメリカにサウジアラビアから出ていくことを要求してテロを続けています。それが今回のアメリカの同時多発テロに繋がります。

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