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数IIIの本質について
数IIIを教えることになった者です。 私自身は文科系で数IIBまでが受験科目で、現に教えてもいますが 数IIIは、これまで基礎的なレベルまでしか教えた経験が ありません。 そこでこれまで数IIIを教えてこられたベテランあるいは 数IIIを、独自の工夫で受験クリアされた方に質問です。 今回教えることになって改めて、三角関数の微分のための極限値を 求める工夫や、自然対数の設定、陰関数、逆関数、関数の連続性、 関数の対称性、などがどっと盛り込まれている理由を考えました。 これらは、一言で言って 「(微分積分を含めて)扱う関数の種類が、これまでの関数の幅から、 どっと増えるため 、 処理手法を増やしておくことが必要だから」 と説明していいのじゃないでしょうか? そうすればすべてがつながるように思うのですが?
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お礼
いや、激励のことばありがとうございます。 調子に乗ってこれまでの分野(数学IIBまで)で生徒の大局観にもとづく 質問に答えてきたものをあげますと、 Q 「ベクトルの内積は何のためですか?」 A 「角度の計算です。特に90度の時に便利です」 Q 「自然対数は何の必要であるのですか?」 A 「対数を微分するためです」 Q 「線形計画法は何のためにあるのですか?」 A 「最小コストで最大利益をあげるという経営上使う(とされている) 経営管理の考え方です。実際にはさほど有効ではありません」 などがあります。ご指摘の孤度法(ラジアン)は、おっしゃるとおりに 「三角関数の微分のために、極限値を算定するために便利だ。 そもそも角度は360度が100度であっても、100バナナと言っても 何でもいい便宜的なものだ。」と説明してきました。 ありがとうございました。