補足でご質問いただきましたので,再レスです。
酸化チタンの酸素と水素結合した界面活性剤でミセルを形成し,外側の親油基を利用して分散させてます。
ところで,”酸化チタンの効果”のご質問は,光触媒効果(ホンダ・フジシマ効果)についてと解釈します。この効果は,紫外線の照射条件下が条件です。
水中では,紫外線が水に吸収されるため光触媒効果は強く発揮されないものの,酸化チタン表面を覆う界面活性剤は,当然,光触媒効果により分解されるので界面活性剤による分散効果は低減することになります。
最後に,この分散スラリーを水処理(?)に使う場合に,水で紫外線が吸収されるものの,それなりに,光触媒効果が発揮されると思います。ただし,その後の触媒分離プロセス(ろ過)が大変かもしれません。
お礼
ありがとうございました