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地盤の浅層改良について
新築で家を建てようと思っているのですが、購入した土地の地盤がよくないので浅層改良をしようということになりました。施工計画書を拝見したところ、固化剤の配合量や改良深度などの数値の計算がありましたが、改良の範囲については不明なのです。建物の外周の基礎底板に囲まれた範囲を改良するのが一般的なのでしょうか。
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浅層改良の場合の改良範囲は、改良する深さとどの層までを改良するかによって違います。 支持地盤までを改良する場合、基礎底版の端部から垂直に降ろした線が支持地盤に達するまでを改良します。つまり、平面的には底版の形状とほぼ等しくなります(内側ではありません)。 支持地盤が深く、応力を分散させて釣り合う深さまでを改良する場合、基礎底版の端部から降ろした垂線に対し30度の角度で外側に仮線を設定し、その仮線と改良深さの設定ラインが交差するまでの範囲を改良します。従って、この場合支持底版の端部から改良範囲までの離れLは、改良厚さをHとすると、 L=H×tan30° となります。 おたずねのケースですと、基礎底版の範囲のみを改良するということであれば、おそらく前者だと思いますが、念のため確認された方がいいかと思います。
お礼
ありがとうございました! さっそく確認してみます。 構造に関することはやはり把握しておきたいので とても助かりました。