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ccとリットルの使い分け

体積や容積を計る単位のccとリットルってどのように使い分けてるのでしょうか?? 自動車のエンジンの大きさは  カタログなどではcc  車検証ではリットル 料理では  計量スプーンはmlとリットルの両方  容器に入っている食用油はml 注射器もmlとリットルの両方 ついでに、「リットル」って「L」を使うのでしょうか? (小学生のとき習ったのは「l」だった記憶が…)

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  • puni2
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回答No.1

特に根拠があって使い分けているわけではないと思います。 計量法という法律で,取引・証明に用いることのできる単位を定めていますが,そこでは体積の単位は「立方メートル」と「リットル」だけが認められています。 「立方センチメートル」「ミリリットル」など,立方メートルやリットルに10の整数倍を表す単語を付けたものはOKですが,それ以外のもの,たとえば「cc」「升」「合」「勺」「ガロン」などは使用できません。 (あくまでも,日本での「取引」「証明」には使えないというだけであって,日常会話などで使う分には一向に構いません。) 最近はカタログなどでも,計量法(さらに話を進めればSI単位系という国際的な基準)に従った単位が使われるようになっていますが,多少古いものですと,法定外の単位が使われていることがあります。 また,エンジンの大きさも,昔から3000ccのような言い方をしていたものですから,一般のユーザに分かりやすいようにという配慮や,あるいは書いた人の昔からの習慣などで,もしかしたらcc表記が残っているのかもしれません。 なお,リットルの表記ですが,以前は小文字でした。 単位に大文字を使うのは,人名に由来する単位に限られます。(ワット=W,ボルタ=V(単位はボルト),ヘルツ=Hz,パスカル=Paなど) しかし,小文字のエルは数字のイチと紛らわしいため(特に印刷された場合),1979年の国際度量衡委員会の総会で,大文字の使用も認められました。 http://www.bipm.org/jsp/en/ViewCGPMResolution.jsp?CGPM=16&RES=6 (英文) 余談ですが,小学校で習った書き方は筆記体のエルなので,活字などで印刷するときにも筆記体を使わないといけないと思っている人がありますが,そうではありません。 あれは単に,数字のイチと区別するために,手書きの時は筆記体を使っているだけです。 塩素の記号(Cl)とか塩化ナトリウム(NaCl)なども,手書きの時はたいてい筆記体にしますが,印刷では普通の字体ですよね。それと同じです。

参考URL:
http://www.bipm.org/jsp/en/ViewCGPMResolution.jsp?CGPM=16&RES=6

その他の回答 (1)

  • hkhkhk
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回答No.2

こんにちは まずは、SI単位系について。 SIとは、フランス語の 【Le Systeme International d'Unites(国際単位系)】の略称です。 国際的に単位を統一しようという動きの中で、1960年国際度量衡総会において採択された世界共 通の単位系、原則「一量一単位」であるSI単位系です。 リットルについて 1875年にフランスで締結されたメートル条約(メートル法)で1,000cm3の体積に1リットルという 名前が与えられたものです。正式なSI単位ではありませんが、リットルはSI単位との併用が認め られています。 正式なSI単位系では1dm3(立方デシメートル)と表記しますが、一般的にリットルと表記した方 がわかりやすく利用されています。リットルに1/1,000をあらわす接頭語、ミリをつけたのがミリ リットル(ml)です。 シーシーについて ccは、英語でのcm3(cubic centimeter)の頭文字から作られた呼び名です。 SI単位系では正式には認められていませんが、公的資料と関係ない、生活の中では、SI単位以外 の単位も問題なく使うことが出来ます。 つまり、公的なものでは、ccが使用できないため、リットル表記とし、公的でないものは、作成者に 依存していると考えられます。

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