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個人年金の選び方
某生保会社の個人年金の終身年金への加入を考えいるのですが、セールスの方が「市場金利の冷え込んでいる時期に終身定額でのご契約はおすすめしません。 加入するとしたら確定年金での契約をおすすめします」と教えて下さいました。年金受取時に終身に変更ができるので、そのほうが将来受け取れる額が増える可能性が高いという事なのですが、いまいち理解できません。逆に受け取れる額が低くなる可能性もあるという事なのでしょうか。また、生保会社ではなくねんきん共済とかんぽも考えに入れておりますが(国民年金基金には満額入っていてこれ以上は無理なので)、先行き経営破綻の可能性が少ない、リスクの低いものはどれなのでしょうか。私は預金ができないタイプなので銀行の定期などは全く考えておらず、年金で、自分で掛けた分だけでも戻ってくればいいと思っております。そうでもしなければ貯められないので。どなたか年金に詳しい方がいらっしゃいましたらよろしくお願いします。
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- nikuq_goo
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確定年金とは?確定拠出年金と確定給付年金があります。 御質問の内容を総合的に見て確定拠出年金のことととらえ、回答します。 最近は確定給付型年金の商品自体が少なく、殆どが確定拠出方となっています。理由には国の政策や運営会社の諸事情もあります。(適格退職年金の廃止なんてのは最たる物ですね) 年金保険等を考える際には、リスク許容度と老後のリタイアメントプランが重要です。 御質問者様が定める”老後”が何歳からなのか・・・ 老後に住居所有をしているか? 老後の居住地は? 世帯人数は? 等を平均寿命迄、積み重ね、必要な額をはじき出します。 例えば65歳夫婦世帯で、夫85歳、妻90歳、生活必要資金夫婦37万/月→妻23万/月で計算すると生涯必要なお金は1億1532万になります。サラリーマンの公的年金を考えた際の平均は世帯で27万(年額324万)です。 不足額は4000万弱となります。企業年金他を含め足りない分を個人年金で補うことになります。勿論サラリーマン世帯でなければ・・・など色々あります。 御希望の商品は貯蓄性のある元本保証型であると考えて宜しいでしょうか? 確定拠出年金にも元本保証型はあります。しかし殆どの保険会社では個人貸付の担保に出来ます。元本保証型で掛け金として預け入れても個人の意思で解約や借り入れが出来てしまいます。そういう意味では定期預金となんらかわりはないでしょう。 また、物価スライドという言葉を御存知ですか?公的年金の価値を物価に併せて変動させ、貨幣の実質的価値を変動させない仕組みです。 例えば5年前にガソリン代(リッター100円)として1万円=100リットルを年金保険として拠出しても、数十年後リッター200円になっていては実質的価値が半分になっています。ガソリンは極端な例ですが、缶ジュースをはじめ色々あります。 少なくとも現在の銀行の定期預金の利率よりはインフレの速度のほうが早い為、今拠出した額に受け取り時の貨幣価値を乗じた商品でないと設計は成り立ちません。 その辺りを加味してリスク許容度を見直してもよいと思います。増えなくていいとしても、今の貨幣価値相当の給付金を受けるためには、元本保証で定期預金中心、国債、外貨預金等を加味した商品になるかと思います。専門のFPに御相談するべきかと思われます。 東京三菱とUFJが統合する御時世ですから経営破たんの可能性が少ない企業=株価の高い(伸び率のある)企業ではないかと思われます。こればかりは素人には読めませんのでポータビリティーの高いものにして随時見直しをかけるしかないでしょう。
- investor_x
- ベストアンサー率37% (118/315)
生保会社の個人年金は、終身年金であれ確定年金であれ予定利率が悪すぎるので一般的にはお薦めしません。 しかしご本人が「預金ができないタイプ」と言っておられるので、この希望からすれば、生保に限らず個人年金商品はいい選択かも知れません。 個人年金商品の線でもう少し調べて見てはいかがでしょうか?
お礼
お礼が遅くなりましてすみませんでした。 損をしなければ得はなくても全く構わないのですが、「このご時世に、何も終身定額の個人年金を始めなくても」的な感じがどうしてもふんぎりをつかせなくしております。 もうちょっと勉強をしていきたいと思います(できれば早めに始めたいのですが)。 どうもありがとうございました。
お礼
お礼が遅くなりましてすみませんでした。 毎月3万円ずつ年金に積んでも同額を定期預金にしても結局同じで、物価スライドに対応していなければ設計は成り立たないという事ですよね。 いろいろと勉強になりました。どうもありがとうございました。