- ベストアンサー
個人年金か終身か…
主人の保険の事で相談させて下さい。 主人35歳・会社員、私34歳・専業主婦、子供二人(4歳・2歳共に女の子)です。 現在、メインの保険(定期特約付終身+医療保障)の他に個人年金保険に入っています。払込期間60歳まで、基本年金額約39万円、年金支払期間10年、月額保険料1万円です。 この度とある保険会社のFPの方にライフプランを相談する機会があり、現在入っている個人年金保険を終身保険にしてはどうかという提案を受けました。 この保険は… 払込期間65歳まで、保険金額500万、月額保険料9000円ちょっとです。 65歳までの保険料総額は約330万。仮に払込満了時に解約しても返戻金は約390万です。 現在加入しているメインの保険の終身部分は100万ほどしかなく 少し不安に思っていたし、個人年金よりも運用がいいので加入を考えているのですが、ぜひここでご意見を伺いたく、投稿させて頂きました。 よろしくお願いします。 ちなみに加入していた個人年金と加入を勧められている終身はたまたまですが、同じ保険会社でした。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
NO2です。 教育資金・住宅資金ともにメドが立っており、 さらに今後奥様も働くということでしたら、 個人年金よりも終身保険をおススメします。 ただし、まだ35歳。 老後のお金が必要になるのは30年以上先のことです。 NO3様が指摘されているように、 インフレが起こってしまうと、 今の低い予定利率の終身保険は全く役に立たないものになってしまいます。 インフレに対応できない、これが生命保険の弱点でもあります。 終身保険の中でも変額であれば、インフレに対応できる可能性もありますが、 最悪の場合、解約返戻金が元金割れしますので、 投資の知識に自信がないのでしたらやめといたほうがいいです。 もし今から変額を始めるのに不安があるなら、 子供が手が離れてからの10年間で一気に貯蓄するほうがいいと思います。
その他の回答 (3)
- tooma37
- ベストアンサー率25% (96/374)
保険料を受け取り、保険金を支払うという保険の基本的な構造を考えると後者が前者を上回るという事は保険会社は余計なお金を払っているという事なので基本的に保険は損である可能性の方が高い、と考えるのが自然です(厳密に言えば運用や税制といった要素が関わってきますが、概ね損と考えた方が無難です)。 逆に言えば損をしてでも入っておかなければならない保険こそ入る価値のある保険と言えるでしょう。“入っておかなければならない”かどうかは実際にそのリスクが起こったとして家庭がその負担に耐えられるのかどうか、というのが大切な基準になります。 この考えに則ると終身保険は(医療保険も)殆どの場合無駄です。本来的に損な金融商品である保険に一生涯依存する事を前提としたライフプランは非合理的かつ不健全です。 >個人年金よりも運用がいいので加入を考えているのですが これは予定利率がいいという意味でしょうか(運用の良し悪しが解る方であればまずこのような金融商品に手は出しません)?終身保険の予定利率に関して言うと質問者様が払い込んだ保険料全てがその利率で運用されているわけではない、という事に留意すべきです。 保険料はまず売り手側の取り分である付加保険料が差し引かれ、その残りである純保険料が保険金を払いながら予定利率で増えていく事になります。問題は日本の保険会社は付加保険料をどの程度とっているのかを秘匿している事でこれでは予定利率がどれ程高かろうがその採算性を測る事は不可能です。 個人年金保険の場合ここまで悪質ではないのですが、この保険の予定利率も定期預金などの利率とは全く意味合いが違う事に留意しなければなりません。列挙してみると ・1000万円+利子までが保証されている預金と違い、保険会社が倒産した場合資産は90%までしか保証されない。 ・途中換金のペナルティが預金よりも大きい場合が大きい。保険を取り崩せない為に借金をする、というような馬鹿馬鹿しい事態すら起きかねない。 ・金利が上がったときも安い予定利率に甘んじなければ行けなくなる、インフレの場合大損もありえる。 ・保険会社は必要と判断すれば予定利率を下げられる。 これだけのリスクを負うのだから低金利の現在、預金より率が良いというのは当たり前の事です。 長々と書きましたが、要するに終身保険も個人年金保険もお勧めできません、貯蓄は貯蓄で行うべきであり税制優遇などのメリットが見込めない場合は貯蓄性の高い保険には近寄らないのが賢明です。とはいえ現在の個人年金保険の解約ペナルティが大きいのであれば必ずしも解約をお勧めするものではありません。
お礼
丁寧なご回答、ありがとうございました。 まずお伝えしなければならないのは、私が『個人年金よりも運用がいい』といったのは『保険金が払込保険料よりも多い』という意味で使っていた事です。多分こういう使い方は間違っているんだと思います。 そしてご意見を拝見して思ったのは、保険に関しての相談でこんな単語の意味を間違って使っているようでは、まだまだ知識が浅く、入るならもっと知識を深めてからでないといけないな…という事です。 頂いたご意見をもっと深く理解できるように自分なりに勉強しないといけないなと思いました。 貴重なご意見、ありがとうございました。
- number73
- ベストアンサー率38% (97/249)
「ライフプランを相談した」ということですが、 他の資金ついてのアドバイスはありませんでしたか? 生きていく上で、人生を左右する3つの資金があります。 「教育資金」「住宅資金」「老後資金」です。 住宅ローンがあるのかどうかは分からないので、 なんともアドバイスが難しいところですが、 ご家族の年齢から考えると、今、老後の資金を準備するより もっと先にすべきことがあるのではないでしょうか? お子様の教育資金はメドが立っていますか? 住宅ローンは計画的に返せそうですか? 老後は、教育資金・住宅資金が終わった後にやってきます。 もし、教育資金・住宅資金のメドが立っていないのに、 その先の老後資金を今から準備するのは、順番が違うように思います。 もし、教育・住宅のメドが立っていないのであれば、 今の月々1万円は、個人年金や終身保険ではなく、 教育資金や住宅ローン返済に回すべきです。 ちなみに下の女の子が大学卒業の時には、ご主人55歳、奥様54歳。 65歳時に390万円必要なのであれば、 下の女の子が大学卒業してからの10年間で貯められませんか? 10年で390万貯めるとすれば、1ヶ月で3万ちょっとです。 それまでのお子様にかかる費用に比べたら、相当軽いものでしょ? 子供が大学卒業すれば、もっと貯蓄額を増やすこともできます。 これらのことはライフプランを作成してもらえば分かります。
補足
早速のご意見、ありがとうございます。 でもご意見を頂くにはこちらの状況の説明不足だったようなので、補足させて頂きます。よろしければ引き続きご意見お願い致します。 住宅ローンは残額約1800万円、主人が58歳で完済予定です。 購入後3年の間に約500万円の繰上げ返済をしました。おそらく予定通り返せると思います。 教育資金ですが、二人とも18歳満期・200万円の学資保険に加入+児童手当を貯蓄しています。それだけでは足りないと思いますが、下の子が小学校に入るのをめどに一応働くつもりでいます。 個人年金か終身か…と保険ばかりに重きを置き、教育資金、住宅ローンに回すというのは頭に入ってなかったので、貴重なご意見を頂き、とても感謝しています。引き続き何かあれば、ぜひご意見をお願いします。
- mama4615
- ベストアンサー率18% (987/5267)
初めまして 二児の母です。 年令が 私達夫婦共に1歳違いですね~勝手に親近感です(笑 損だと思います。 60歳完払い の保険と 65歳の完払い では5年の差が生じます。 それと、俗にいう 年末調整では 今迄 生保と個人年金で10万円の控除が有ったものが、個人年金を解約するのですから、 半額の5万が控除になります。 ですので 個人年金はそのまま維持された方が良いですよ。 終身ですが 100万では ちょっと足りないですよね。 どこまで突っ込んでいいのか分かりませんが(汗 、最低でも300万は必要かな と思います。 もし 預貯金があるのなら 別の保険会社(簡保等)に200万の終身加入して 一括で納める方法も有りますしね。 お子さんにはまださほど掛からないでしょうけど、10年後確実に掛かります。 我が家は 結婚が早かったので、既に中学生の娘達ですが、毎月5万は確実に教育資金です。 今 ここで生活の枠を広げてしまうと 維持も出来なくなるのでは?? ですので 今は触らない方が良いですよ。 私も 子供達が その年令の時 専業主婦でした。 保険にどっぷりとつかりました。 人に聞く事も一つの方法ですが 自分が納得して加入しないとですものね。
お礼
ご意見ありがとうございます。 払込期間が個人年金→60歳、終身→65歳という大事な事を見逃していたように思います。 主人の定年は60歳ですが、終身に加入してしまうと定年後5年も保険料を払う事になりますもんね。よく考えないといけないと思いました。 年末調整時の控除については、今は住宅ローン控除で多額の還付が受けられるので、あまり深く考えていませんでした(笑) 同年代としての貴重なご意見、ありがとうございました。ぜひ参考にさせて頂きます。
お礼
2回目のご意見、ありがとうございました。 『個人年金か終身か…』と、もう入る気満々でご相談をしましたが、number73様はじめ、皆さんからのご意見を拝見し、『保険はあくまでも保険、貯蓄ではない』という事がよくわかりました。 まだ子供も小さく、住宅ローンも残っているのに、老後の事ばかりを気にし過ぎていました。あまり遠い未来の事ばかりを心配するよりも、もっと現実に目を向けないといけないと痛感しました。 今回は貴重なご意見、ありがとうございました。