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生命について
生命についての考えをお聞かせください。 生命とは何なのでしょうか、例えば分子数100個の(話を簡単にする為)バクテリアが生きているとしてこれを100個に分割すれば生命活動は停止すると思います。 分割すれば命は消える、しかし又100個集めれば命が芽生える、つまり命を持たない分子が集まると命が芽生える。 これはどう説明できますか?実際現代科学でもまだ分っていないのかも知れませんが仮説を聞かせていただければ有りがたいと思います。
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No.1です。 もう少し考えてみました。 生命体を構成する分子と、それ以外の物質の分子には違いはないでしょう。 分子に生命を構成する何かがあるのではなく、分子が生命となるような形にあることで生命となる、と思います。更に原子にまで分ければ、生命を構成する原子とその辺の石にある原子も同じでしょう。 分子が生命となる形に集まることで生命となる。もし、分子を精密に位置を決めて配置するようなことができるとして、微小生命体のコピーを作ったなら、それが生命を持って増殖するか? なんとも言えないかな、と思います。 では、”死”とは? 生きているときと死んだ直後とでは、分子の構成にほとんど変わりないわけですね。とすると、生と死の境目は・・・? やはり、分子よりは、その配置になるのかもしれませんね。 命令を並べることでプログラムが作られるように・・・。
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- kaitaradou
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No2kaitaradouですが、続きのような話を少し書かせていただきます。電子の重要性については物理学の専門家の方に伺うべきだと思いますし実際脳の働きを電子を中心になされている研究があるようです。私は素人ですが、やはり一番分からないのは人間で特に発達している自我意識の起源だと思います。根底にこの問題がある以上、あまり簡単にますます分からなくなりましたと言わないほうが良いのではないでしょうか。分からなくなっただけ分かったと考えたほうが良いと思います。つまりあせって答えを求めようとすると誤ったものを正しい答えとしてしまう恐れがあると思います。水が氷になることなど身近に類似の現象がたくさんあると思いますが、まずはそういう現象のコレクションを作って考えてみるのも良いかもしれません。
お礼
補足説明有難うございます、人間の自我意識と電子の関係はあまりにも高度で複雑で理解の範囲を超えます。 せめて分子数100個のバクテリアを対象にした生命とは?位のレベルで無いと難しすぎます。しかしそれでも本当は分らないんですけどね。 又分子数100個のバクテリアが生命活動を停止した場合の前後ではあの分子の中ではどういう現象が起こっているかも大変興味があるところです。 でも皆さんのおかげで質問以前より考え方に厚みが増したような気がします。
- 8942
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命って渦のようなものではないでしょうか? 渦は水の中で水が回転しながら、水の中へ引き込まれて行きますが、 その間、渦を構成している水自体はどんどん入れ替わって行きます。 どんどん水が入れ替わってもその渦は渦のままです。 人間も数年でその体を構成している物質が全て入れ替わってしまうと言います。でも体を構成している物質が全て入れ替わっても、その人はその人のまま・・ だから傍目にはあまり変化していない様でも実は、 その形状を維持しつつ常に物質が入れ替わっている状態。 そのような状態をさして生命と呼ぶ事が出来るのかも知れない。 と思う時もあり。
お礼
回答有難うございます、渦ですか、ウ~ン‥ 人間とか大きな生き物では皆目分らず糸口すら掴めず、簡単の為に分子数100個のバクテリアと言ったのですが。 思い切って10個にします、分子が10個なら生命活動が始まる。でも一個では生物とは言えないと云う事なのですが‥ 入れ替わるって? #1の方がおっしゃるように分子が複数集まると相手に何らかの影響を与えて「命」が芽生えるのですかね?丁度化学変化が起こるように。
- kaitaradou
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私も大切な疑問だと思います。古くは物理学者の寺田寅彦が随筆の中で言い方もそっくり同じのようなことを書いています。また動物行動学のコンラート・ロレンツが突然出現するという意味の言葉で表現しているものも同じだと思います。これも言い古されていますが水素と酸素から水ができているとして、水の持っている性質のなかに水素を見ても酸素を見ても決して分からないものがあるということもあります。又相転移という現象もあります。自然科学にも弁証法の考え方に基づいて量から質の転化を探そうとしている人もいると思います。心理学の用語でゲシュタルトという概念も関係があると思います。ローマ字でつづられた言葉の意味についてもいろいろな人が書いています。漢字の熟語でも同じことが起こっています。
お礼
貴重な回答有難うございます。 水素と酸素と水の件、なるほどと思いました。 それに当てはめると分子が複数集まる事で個々の分子には無い何かが発生しそれが生命の根源と言う事ですか? 水素と酸素の件は電子が重要な役割を果たしていますね。では分子同士の件もやはり電子が直接何らかの作用をしているのでしょうか? 考えるほどに分らなくなります。
- Kon1701
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非常に面白い考えだと思います。 ですが、これはさまざまなものに当てはまることだと思います。 コンピュータのプログラム。100命令もあればちょっとした意味のある動作をさせられます。ですが、命令一つ一つに分けてしまえば、プログラムとしては機能しなくなります。 トランジスタなどの部品が数十個あれば、ラジオを作れます。でも、一つ一つの部品に分けてしまえばら字として機能しなくなります。 機械も同じ、建物も似たところがありますね。 要素がいくつか集まって、お互いに制約しあって作用することで意味のある動作をする。 集まることと制約しあうこと。ここに本質があるのかもしれませんね。
お礼
>>要素がいくつか集まって、お互いに制約しあって作用することで意味のある動作をする なるほど言われてみればそうですね、目からウロコが落ちる思いです。人間社会でも同じように感じますね。 形態はその通りかと思いますが具体的に何がどうなって生命活動が始まるのでしょうか? 個々の分子の中に「命の元」のような物が潜んでいて数が集まるとそれらの相互作用で芽生えるのでしょうか? もしもそうならでは原子の中にも潜んでいるのでしょうか。分らない事だらけです。
お礼
再度のユニークな解説有難うございます。大変勉強になります。 >>分子が生命となるような形にあることで‥ 確かに生命となるべきある配列と言うものがあれば う~ん、でもバクテリアの生と死では分子の配列がどこか変わるのですかねえ。 確かにコンピュータプログラムでは一つ狂っても生きてはいけませんけど。 将棋でも配列が変われば本来の機能ではなくなるし、あ!もしかするとこれが突然変異なのかな? >>分子を精密に位置を決め‥凄い発想ですね、もしかすると人間の力で生命を作れるかも知れないと言う事ですよね。 幸い現代科学は原子の配列をも操作することが出来ると聞いた事が有ります。もしかすると凄い事が近い将来起こるかもしれませんね。