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日本語の濁音について
二つの言葉が続くとき、あとの言葉のはじめが濁音になる場合(白ばかま)と 濁音にならない場合(白さぎ)があります。それらのあいだには、どんな法則が あるのですか?
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参考URLによりますと、 > ト関係(並立関係にある時):連濁を起こさない(複合語後項が清む) > ノ関係(修飾関係にある時):連濁を起こす(複合語後項が濁る) とあります。 「雨風(あめかぜ)」のように、「何とか『と』何とか」というように二つのものを並べるときには濁らない、 「何とか『の』何とか」と前の語が後の語の説明になっている場合は濁るということで、「白袴=白い袴」のときは「白ばかま」になるということだと思います。 じゃあ、「白い鷺(しらさぎ)」はどうなのかというと、 > 2.複合語後項の第2拍が濁音のときは連濁しにくい という例外事項があって、「さぎ」の「2音目」が「ぎ」で濁音なので、連濁しないということになりそうです。 ともかく、参考URLをご覧下さい。 なお、私のハンドルネームが気になるかも知れませんが、かちかち山のようなことにはなりませんので、安心して参考URLをご覧下さいませ。(^_^)
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ご質問の現象は、言語学では一般に「連濁」と呼ばれる現象です。 端的に言えば、連濁するかしないかは明確な法則性はありませんし、時代・地域・人によっても一定しません。 ただし、ある程度の傾向は認められます。例えば、 http://www.biwa.ne.jp/~ichhan-j/rendaku/rendaku2.htm また、字音語(漢語)については、上のURLでは説明されない法則として、 http://www.asahi-net.or.jp/~hi5k-stu/nihongo/rendaku.htm また、「和語+漢語・外来語」は連濁しにくいことで知られます。 ただし、和語化すると、例えば「白菊(しらぎく)」などです。
お礼
ここ何年来の疑問でしたので、教えていただいたHPをこれからしっかり読んでみよう思います。最初のあたりを読んだのですが、すこし、のどに刺さっていた骨が取れたような気がします。 やはり、いろいろな人に聞くことの大切さを実感してます。 ほんとうにありがとうございました。