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薬価基準とは何ですか?
薬価基準って何ですか? よく、病院が製薬会社からダンピングした 薬をつかい、国で定められた薬価基準の差額を 裏金に回してると聞くのですが。 実際そんなことってあるのでしょうか? 強制入院のこととかもしりたいです。医療問題って いまどんなのがあるのでしょうか? 老人病棟はタコ部屋で、精神病棟は動物のおりだとかって 週刊誌で読んだのですが・・。
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- kumanoyu
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精神科病棟で、患者を人間扱いしていないような話しはときどき耳にしますが、こういう病院もあるようです。 「海の病棟」体験記 http://member.nifty.ne.jp/nozue/umitop.htm 参考までに
え~と… 強制入院… 任意入院、医療保護入院、措置入院…入院には種類がありますが、『強制入院』という言葉はありません。ニュアンスはわかります。たぶん『措置入院』のことだと思うのですが、法令によって厳密に規定されています(→精神保健福祉法)。 老人病棟はタコ部屋… 一部の病院にそういった事実があったことは否めません。しかし、保険適応され、都道府県の厳密な監督下にある病院であればそういった問題はないと思います。 実際、問題化した病院でも「家族は承知」(老人病院を補助なく運営しようとすればコスト面から手抜きをせざるをえない、かといって患者の家族はお金を捻出できない…両者の思惑が一致して…)という事が多くありました。家族が目を光らせていれば悪徳にかかることもないでしょう。ただ福祉予算の削減で十分に病院が確保できずこういった病院の根付く余地があることは悲しいですね。 精神病棟は動物のおり… 「開放病棟」という言葉を聞いたことはありませんか? たしかに自傷行為のおそれなどから拘束を行うこともありますが、人権に配慮した治療がなされています。 最後に… 内服薬は病院からすると商品です。商品に仕入れ値と売値があるのは当たり前です。差額がないのであれば病院は管理をする意味がないでしょう?(品質保持期間を過ぎれば破棄するわけですしね)「薬価差益を悪」というのもわかる気がしますが、ではこういった部分は誰が負担するんでしょうか?(ちなみに薬局に移ったって薬価差益は出ます。病院の商品が薬局の商品になっただけです。)多分に医療費増加を押さえ込むための官僚主導と言わざるを得ません。儲けが欲しくて山ほどの薬を出す医者のところに患者はいくのですか?そんな病院は自然に淘汰されるでしょう…医薬分業というと聞えがいいですが、病院から薬局への移動手段すら確保できずに悩んでいるお年寄りだっています。それはいったい誰のせいなんでしょうか。作られた情報によって苦労をするのは真面目な医療関係者と弱者である患者です。
- kumanoyu
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薬価基準に関しては、先にご回答の方の説明で十分だと思いますので、薬価差益とその対策について少し。 私は病院関係者ではありませんし、病院を弁護するつもりはありませんが、薬価差益を上げている病院がすべて悪徳と決め付けるのはどうかと思います。薬価基準は薬剤の保健申請に対して、いくらを支払うかを定めているだけで、病医院が薬剤メーカー(問屋)からいくらで仕入れるかは全く自由なはずです。むしろ病院としては薬価よりも安く仕入れようとするのは当然の経済行為だと思います。問題なのは薬価差益を上げる目的で、不必要な薬剤を患者に処方すること、にあります。 これは「医師が薬剤を患者に直接投薬できる」とする日本の法律に問題があります。つまり患者に対して使用する薬剤の種類と量を決定(処方)する者(医師)と、医師の作成した処方箋に従って薬剤を調合(調剤)し、使用する量と安全な量の確認などを行う者(薬剤師)が別々の経営であれば起こりえない現象です。ヨーロッパでは古くから医薬分業があたり前であったようですが、日本でもようやく医薬分業が進み始めた理由の一つはここにあるようです。ただ、病医院とそのまん前にある調剤薬局が実質的に同一経営、ということはあるかもしれませんが。 もっとも、医師は医学、生理学のプロではあっても薬剤に関してはプロではないので、クスリのことはプロである薬剤師に任せるべきというのが医薬分業の第一の理由だと思います。 話がそれましたが、もう一つの薬価差益対策として「定額診療報酬」という制度が検討されています。これは「その病気に対しては診療方法、使用した薬剤の量にかかわらず、一定額の診療報酬とする」制度で、不必要な薬剤が出される心配は減りますが、逆に必要な薬剤が削られる恐れが出てくるかもしれません。 最後に、多くの(特に個人経営の)病院では、非常に高額な診療機器の支払いに追われて経営状態が良くないところが多いようです。(経営状態が良くないからムリして儲けようとする、とも考えられますが。)悪徳病院も存在するのは事実かもしれませんが、週刊誌などはセンセーショナルな記事であるほど売れ行きが良くなる、ということもあるようで、全く根拠の無いことは書かないにしても、100%信用しない方が良いかと思います。
薬価基準とは。 健康保険などの医療保険制度においては、医師が使った医薬品について、医療保険制度から医療機関に支払われる際の価格は、厚生労働省が決定しています。 この厚生労働省が決めた公定価格を薬価基準価格といい、略して薬価といいます。 従って、保険で請求できる薬の値段は決まっていますから、医療機関が薬品メーカーや問屋と交渉して安く仕入れれば、差益が発生するわけで、これが薬価差額です。 悪質な医療機関では、この薬価差額を裏金にする場合も有り得ると思います。 強制入院の問題点は、参考URLをご覧ください。
- hanbo
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薬価基準について回答します。厚生労働省では、全国均一に薬の保険適用価格を決めています。例えばAという薬は、保険適用で**円と言う具合です。 病院で患者さんに薬を処方した場合は、この決められた価格で本人負担分(2・3割)と残りを保険者に請求しますが、病院が製薬業者から仕入れる値段のほうが安い場合があり、差額が生じることになります。