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在宅医療のニーズに関して

国の医療政策は医療費削減の目的から病院での長期入院を避け、なるべく在宅の方向に持っていこうとしています。しかしながら、現実には在宅で介護することができないため、特に老人では病院に長期入院させたり、老人保健施設などに入所させたりしています。ただ、今後の方向として、国民の医療負担の増加や長期入院は病院にとって赤字経営になるなどの要因から、在宅医療が進む方向にやはり行くのでしょうか?老老介護という点ではなかなか在宅は困難なように思いますが、不景気と医療負担(例えば病院では入院していれば少なくとも入院費はかかるとか施設も入所料金が高いなど)のことを考えれば、「そこに居るだけでかかる費用」を支払うことも困難な家庭では、在宅にせざるを得ないのでしょうか?御専門の方の御意見をお聞きしたく存じます。

みんなの回答

  • 10312480
  • ベストアンサー率34% (30/86)
回答No.2

実際、経済的理由で在宅介護をせざる得ない状況は今のところ多くなってきている印象はないですし、実際これからも多くなるかは分かりません。 ただ、現在でも生活保護の方は介護扶助とうで賄えるのに入院や入所しずらい状況にはなっています。 理由として、介護保険であれば負担限度額の制度がありますが、利用者の負担が減るのは良いと思いますが、その分行政で全部持ってくれるのではなく一部しか持ってくれないので収入になりません。 よって、金にならない人は入所人数を制限します。 このような状況ですので、もしかしたら私の知らないところで経済的に在宅生活をせざる得ない方は増えているかも知れません。 不確実な回答でスイマセン。

K-no
質問者

お礼

御丁寧に御回答頂きありがとうございました。噂で聞いた話なので、信憑性は不明ですが、最近、在宅往診専門の開業をなされた先生が、現在、かなり多くの患者さんを往診されており、それでも現在のさらに倍の往診希望が殺到しているとのことでした。今はこういう時代になったのかと思いましたので、質問させて頂いた次第です。

  • 10312480
  • ベストアンサー率34% (30/86)
回答No.1

まず、在宅医療に関しては、進むと言うより、元々の形に戻そうとしているだけだし、進むべき道だと思います。 これだけ社会的入院や入所が多いですからね。 老々介護に関しては、みんな2世代3世代で生活すればと思いますよ。 現在の要介護者の人数は核家族の世帯数に比例していると思います。 病気発症から治療に入るまでの時間が核家族世帯の増加によって長くなっています。その分後遺症が残り、その後の介護費がかかるんです。 あと、費用の支払いが困難な方は在宅にならざる得ないか? ならないです。 もちろん色々な制度は使えます。 それらを駆使しても入院や入所が難しければ、出来ないので在宅しかないです。 経済力に見合った商品しか買えないように、経済力に見合った医療しか受けれません。 これは当たり前のことです。 僕も、社会的使命の元、困っているかたを救いたく入所させましたが、相手は感謝するどころか当たり前のように・・・ んで、経済力ないのでうちが大変な思いをし、出来ない医療を提供したり・・・ 金なければおとなしく在宅を勧めます。

K-no
質問者

お礼

「在宅医療に関しては、進むと言うより、元々の形に戻そうとしているだけだし、進むべき道だと思います。これだけ社会的入院や入所が多いですからね。」 誠にごもっともな御意見と存じます。しかし核家族世帯が急に2世代3世代世帯にはならないだろうし、何よりも「介護」ということに時間と労力をとられることを嫌い、金で解決できるものなら金で解決するだろうと、つまり病院や施設に「預けっぱなし」が現実だろうと思います。ただし、今後、経済的な困窮などから、場合によってはネガティブセレクションとしてかもしれませんが、在宅医療が増えてくるのかどうか、「そうあるべき」という理想は別として現実面としては10312480さんはどのようにお考えですか?